どうも、いしかわごうだ。
水曜日は新潟に。
デンカビッグスワンスタジアムでの天皇杯・アルビレックス新潟戦はPK戦の末に勝利。死闘の末の結末でした。
守り切るということは悪いことではないですし、選手間での意思統一もできていました。しかし残り10秒を守り切れずに被弾。精神的なダメージが大きすぎました。
普通ならば負けパターンです。でも、それでも勝つ。しっかりと切り替えてPK戦に勝つ。それをやり切りました。
さすがだと思ったのは、PKの一番手として見事に決めた小林悠。そして、ソンリョンを強く鼓舞するなどチームを勝たせてきたストライカーはやはり勝つために必要な振る舞いをよくわかっています。
「信頼は厚いですし、ソンリョンならやってくれるなと思った」
試合後の小林はそう信頼を寄せます。
思えば、「小林悠が決めて、ソンリョンが守る」。これはかつての勝利の方程式でした。
フロンターレの初タイトルは小林悠が決めて、ソンリョンが守って手繰り寄せた、と言っても過言ではありませんでした。
なので、タイトルを知るベテランたちが、こうやって勝っていくんだよと経験値を示したようなPK戦にも見えましたよ。
・・・・僕だけでしょうか。
これで、ベスト4進出です。あと二つ勝って、タイトルを掴みたいですね。
試合のレビューも書きました。
中二日なので、新潟からの移動の新幹線で試合を見直し、夕方にはオンラインの
囲み取材も入ったりで、バタバタしていましたが、なんとか書き上げてます。
中二日なのでレビューの賞味期限が短いのが辛いところですが、ぜひ読んでみてください。
ラインナップはこちらです。
■170cmの早川史哉に頭で決められた痛恨の同点弾。あの2分間は何が起きていたのか。
■「カウンターが怖いというよりも、暑さのなかでボールを失いたくないという心理があったと思います(鬼木監督)。前半のブロック崩しをどう見るのか。指揮官の見解は?
■「アキくんにも後半に入る時に『クロスください』って言ってました。クロスに関しては、正直チャンスはかなりあると思っていたので」(小林悠)。注文通りのクロスから生まれた、瀬古樹の同点弾。後半の攻撃の狙いとは?
■難しいメンタル状態。チョン・ソンリョンは、いかにして気持ちを立て直してPK戦に臨んだのか。
■「(ゴール裏の)新潟のサポーターがすごかったので、蹴る前に『おおーっ』と思いましたけど、すぐ落ち着いて」(小林悠)。PK戦勝利の布石を打つ。プレッシャーのかかる1番手を成功させた小林悠の矜持。
■「僕も止めたとき、『入ったかな』と思うぐらい良いコースだった」(ソンリョン)。思えば、ルヴァンカップは2年連続、土壇場の失点で敗退。しかし天皇杯はPK戦があるということ。
久しぶりの勝ちレビュー、
ぜひ読んでやってください!!
「たとえあの場でぶっ倒れても」 天皇杯準々決勝・アルビレックス新潟戦:2-2(PK:4-3)
週末はすぐにアウェイでセレッソ大阪戦。過酷すぎますわ。