今日から8月ですね。
これから等々力でフロンターレ対仙台の試合取材です。
仙台の試合は、直近の広島戦、新潟戦と2試合ほどじっくり見ました。守備組織に関しては、去年と大きく変わっていない印象。渡辺広大選手ではなく、鎌田選手がレギュラーCBを務めているのがやや意外でした。攻撃に関しては、フェルナンジーニョがいいアクセントをつけているなぁ、と。中盤に下がって組みたてたり、ドリブルで仕掛けたりして、相手に最終ラインのギャップを生みだしている。その動きにパク・ソンホのポストプレー、リャン・ヨンギの二列目からの飛び出しなど、まわりとうまく連動した形での崩しも何度か見られました。そこに復帰してきて、早速得点を記録した関口選手がどう攻撃の幅を広げるか、といったところかな。
昨日の夜はいろいろ考えごとしていたらなんか眠れなくなって、結局DVDに保存しておいた、去年の天皇杯の仙台×フロンターレをひっぱり出して朝方まで見直してました。
このときの仙台は、ユアスタ無敗でJ2を制して最も自信を持ってサッカーをしていた時期。試合をしている時期が夏と冬の違いはあるのだけど、10試合勝ちのない今の状態と比べると、最終ラインが高く、全体がコンパクト。あとは中盤のスペースでのボールホルダーに対するアプローチがとにかく厳しい。
そして奪ってからのカウンターが鋭い。フロンターレがボールを奪って攻撃に出たことで全体が間延びした瞬間を狙って、クロスカウンターを打ち込んでくる感じ。あとは中村選手と谷口選手の攻撃的なダブルボランチの背後にできやすい、最終ラインの前のスペースを攻撃の起点にして仕掛けていた。今回は中盤の底に稲本選手がいるので、そこはしっかり潰してくれるでしょう。
さてボチボチ出発。
今日も暑そうだなぁ・・・日曜ナイターなので、試合原稿は即上げ。頑張ろう。