レベルファイブ取材〜追撃の1点は、鬼気迫る表情でプレーしていた小林悠の絶妙ループ。4試合無得点だった彼が、試合前に風間監督から言われたアドバイスとは?







 どうも、いしかわごうです。

 先週末は、アビスパ福岡戦の取材でレベルファイブスタジアムへ。
移動中に抱えている原稿を集中して書きたかったので、飛行機ではなく新幹線で博多に。ただ新幹線で原稿を執筆していると、気を抜くと酔って・・・やっぱり吐きそうになります・笑。

 結局、途中で切り上げて、持ち込んでいた本を読むことことにしました。だって、ゲロを吐くわけにはいかないですからね。優勝がかかっている試合前に、ゲロ吐いちゃったライターとか笑えない。吐いたゲロは拭えても、ゲロを吐いてしまった僕のイメージは拭えないじゃないすか。

「いしかわごうって知っている?」
「ああ、あの優勝がかかった試合に向かう新幹線でゲロ吐いたライターでしょ?」

・・・やめてケロッ!そんなイメージになりだぐねっ!

九州に向かっているのに、なんで東北弁になってるかがわからないですけど、東京から博多まで新幹線でも約5時間の旅ですからね。さすがに長かったです。

 スキフロチームも新幹線移動だったようで、博多のホームでバッタリ。スタジアムまではレンタカーで移動するとのことで、同乗させてくれました。ちなみに帰りはタクシー乗り場でファイフロチームがいたので、ファイフロチームのタクシーに乗せてもらうという・・・両応援番組にお世話になりっぱなしです・笑。ありがとうございます。

 博多の森に足を運ぶのは何年ぶりでしょうか。ものすごく、久しぶりですね。
キックオフ3時間前に受付を済まして記者控え室に。フロンターレの1stステージ初優勝がかかっている試合ということもあり、すでに報道陣は多め。フリーランスの記者席は少ないので、早めに行って確保する必要があるんすよ(早い者勝ちです)。

フロンターレのサポーター、ゴール裏をギッシリと埋めていました。
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・・・だって、ここ福岡ですよ?すごいよ、君たち。

 試合は2-2のドロー。

「いつも通りやること」が一番のポイントだと思ってましたが、立ちあがりに、まさかの2失点。2点のリードを許す展開は今シーズン初めてです。2失点直後に守備の要であるエドゥアルドが負傷交代。その展開で、平常心を保てというほうが難しいですね。

 それでも簡単に屈せず、選手たちは意地を見せて、しぶとく同点に追いつきました。あのままチームとして瓦解せず、立て直したと思います。しかしひっくり返すまでには至らず。悔しいドローとなりました。

 試合のポイントに関する見解は、ごうnoteで昨日、公開しました。

 印象的だったのが、この優勝がかかった試合で風間監督が交代カードとしてピッチに送り込んだ選手です。序盤の2失点は、最終ラインと中盤の「若さ」が出てしまった失点だと僕は思っています(詳しくは「ごうnote」を読んでください)。そんな若い彼らに対する強いメッセージを送るかのように、風間監督は井川祐輔、武岡優斗、田坂祐介というベンチにいたベテラン3人を投入しました。

 特に井川祐輔と田坂祐介ですよね。2009年の準優勝の悔しさを知る彼ら二人が、この優勝がかかって試合で同時にピッチに立って奮闘している姿に、なんだか不思議な感覚を覚えてしまいましたよ。ごうnoteには、そんな彼ら二人のことも書いております。

ラインナップはこちらです。

1.想定外だったエドゥアルドの「競り負け」。今シーズン初めての2点ビハインドで、露呈してしまった若い守備陣の対応力。

2.追撃の1点は、鬼気迫る表情でプレーしていた小林悠の絶妙ループ。4試合無得点だった彼が、試合前に風間監督から言われたアドバイスとは?

3.「逆にこれをひっくり返したいと強く思いました。自分たちがどれだけできるかを試されていると思った」。強烈な意思を発し、2得点に絡んだ大島僚太。試合中に芽生えた、そのメンタリティーの変化に迫る。

4.得点源にしたかった攻撃のセットプレー。中村憲剛の離脱、ターゲット・エドゥアルドの途中交代の影響はあったのか?キッカー・大塚翔平に聞く。

5.ベテラン3人を送り込んだ風間監督の交代策を読み解く。「そういう状況にいることを、もっと楽しまないといけないと思ってます」。中村憲剛とも井川祐輔とも異なる、「違うもの」を見てきた田坂祐介の経験値。

足りなかったのは「経験」なのか?今シーズン初めての2点ビハインドに、鬼気迫る表情でプレーした小林悠と、攻守に強烈な意思を発し続けていた大島僚太の存在感。ワンポイントレビュー:(リーグ1st第16節アビスパ福岡戦:2-2)。

全部で8000文字近くありますけど、無料記事部分だけでも1500文字ぐらいあるので、そこだけでも、ぜひ読んでみてくださいね。

ではでは。





One comment:

  1. 仕事の都合でアビスパ戦を生で応援することができず、100分過ぎても後半が続いていたwebでの結果を時々見ながらの応援でした。そして、結果はドローでアントラーズが勝ってと。録画していた試合は昨日の月曜に見る機会はあったけど、やはり悔しくてまだ見ていません。
    でも、noteのレビューを読んで、もう一度ワクワク感が戻ってきました。これから急いで帰って録画を見て週末の等々力劇場でのドキドキ感につなげます!!
    思えば、その昔はやっとJ1に上がってアントラーズと試合をしたときに圧倒的な試合運びに絶望的になりJ1に上がらないでJ2で暴れまわってた方が幸せだと思っていた時もありました。だけどいつの間にかK点越えなんて言えるようになってアントラーズに追いつけそうだと思って勝てなくてもワクワクしたり勝つことができたりしても、それでもアントラーズの上手さを感じていました。でも、今年はそのアントラーズと互角(?)に近いプレーができるようになったのかなと。結局1st最終節を前に首位は明け渡してしまいましたが、可能性は残っているし、勝ち点が並べばそれ以外ではアントラーズを超えているし。
    まだ、タイトルは何も手にしていないし、アントラーズだけが相手ではないけれどJ1に上がってから勝つことができても強すぎると思えるチームはアントラーズなので(アウェーで勝てなかったオレンジチームなどもあったけど)、そのアントラーズの最接近している今年のチームを応援できる幸せ!!あきらめないでよかった。
    そんな気持ちを呼び起こさせてもらえた今回のnote最高です。

    1st最終節、逆転優勝なのか残念でした…なのかどっちにしても等々力劇場、ワクワク・ドキドキで待ち遠しい!!!!

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