将棋観戦とJリーグ観戦の話。


今週の雑誌「AERA」の表紙に森内俊之名人が登場していました。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 そして特集記事は
・ 「将棋女子の華麗なる日常」
・ 「実力派イケメン 女子心つかむ」
・ 「3強が語る将棋界の未来 羽生善治 森内俊之 渡辺明」


の3本です(←なんかサザエさんの予告みたいですが)。
 まだ発売中の雑誌なので、詳しくは紹介しませんが、なかなか興味深い内容でした。こういう一般雑誌に、これだけ大きな将棋の特集が組まれるのは良いことですね。
 
 特に都内に増えているという将棋女子に関しては、女子がどういうきっかけで将棋にのめり込んでいくのか。将棋の漫画から入る人もいれば、ヨガや英会話などの習い事のひとつとして始める人もいたり・・・入り口となるきっかけがいろいろ紹介されていて、勉強になります。
 先週のNHK将棋フォーカスの特集に、芥川賞作家の朝吹真理子さんが登場してたのだけど、彼女も熱心な将棋ファンだそうです。将棋のルールは駒の動かし方を知ってる程度だけど、二年前の王座戦の観戦記を書いいて、将棋を哲学的に捉えたり、対局の様子を小説のように描写してました。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 羽生さん、森内さん、渡辺さんの3強インタビューは、ライトな内容なのかなと思いきや、三者三様の哲学が出ていて予想以上に読み応えあり。
 羽生三冠の決断のときのギリギリの話とか、観る将棋ファンが増えていることに関して森内名人のコメントが「野球ファンだってテレビで観戦しても、プレーはしないという人はいますし、相撲ファンは、まず自分では相撲を取らない(笑)」と言っていたり・・・あと渡辺竜王の見出しが「休日はサッカーの審判」だったのにもウケましたが。
 将棋観戦が敷居の高そうに見えるこの感覚は、Jリーグ観戦とも少し似てるかな、とも思いました。
 例えばJリーグって「立って応援したり、ユニフォーム着て見に行かないとダメなんでしょ?」って思われてるところがあるじゃないですか。
 もちろんそういうコアなエリアもあるけど、実際には気楽に観て楽しんでる人もたくさんいるわけです。ただプロ野球ならスタジアムでもビール片手に観ていいけど、それに比べたら、Jリーグってスタジアムでは応援しなきゃいけない、みたいな偏見がちょっとあるじゃないですか。
 その壁をどう突破するのか。Jリーグファンを増やす為にはそれが大事なんですよね。一度、行ってみれば、「意外とJリーグって楽しいじゃん」になることもあると思うんですけど、その「行ってみれば」がポイントなんだよなー。
 将棋観戦もわりと似てるんですよ。
別に正座しながら、プロの対局の様子を観なくてもいいわけで、気楽に観てもらっても良い。でもなんか「将棋が強くないと、将棋を観てはいけない」みたいな空気がある。
最近は観る将棋ファンが増えてきたことで、その空気も変わってきましたが、この将棋女子の出現で、さらにそれが良くなればいいな、と思いますね。
将棋に興味がある人にオススメしたい本をあげておきます。
観る将棋ファンにオススメの一冊。
羽生善治と現代 – だれにも見えない未来をつくる (中公文庫)/中央公論新社

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将棋の小説。僕は4冊とも読みました。将棋がわからない人が読んでも感動します。
将棋の子 (講談社文庫)/講談社

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聖の青春 (講談社文庫)/講談社

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盤上のアルファ/塩田 武士

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サラの柔らかな香車/橋本 長道

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