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「M-1グランプリ2007」のDVDと「敗者復活」の本。
見終わっていま、目の前にあります。ほとんど見返したりするわけじゃないけど、なぜか一年に一回は見たくなるんですよね。
2007年のM-1と言われても、ピンと来る方はいないかもしれませんが、この年は敗者復活戦から勝ちあがっていったサンドウィッチマンが優勝した年です。
M-1のDVDは2枚組になっていて、2枚目には特典映像として舞台裏密着ドキュメントが収録されているんですが、これが非常にいい作りになっている。準決勝から決勝進出者8名が発表されたときの緊迫感とその反応、大井競馬場での敗者復活戦、M-1当日の舞台裏の様子を余すところなく伝えています。レンタルだとこの特典映像が入ってないですから、このドキュメントは購入しないと見れないんですよ。
有力候補コンビには予選からカメラが密着しているのですが、2007年のDVDが面白いところは、敗者復活で勝ち上がったサンドウィッチマンが、まったくのノーマークだったためか、まるで登場していないこと。そのため、大会当日までのドキュメント自体は、10年目のためラストのチャレンジになるトータルテンボスや、ゴールデンでレギュラーを持っていながら参戦したキングコングのM-1進出までのドラマを描いた構成で進んでいきます。
ちなみにM-1決勝に進出したのはこの8組。
・笑い飯
・ポイズンガールズバンド
・サブングル
・千鳥
・トータルテンボス
・キングコング
・ハリセンボン
・ダイアン
ドキュメントのハイライトは、やはり敗者復活コンビが発表されてから舞台裏の急展開ぶり。
サンドウィッチマンは舞台で名前が敗者復活で呼ばれてから、馬連車に乗り込み、大井競馬場からテレビ朝日までに移動するのですが、興奮を押さえ切れず、「マジかー」、「すげー」とつぶやく2人。車内でもしばらく現実を把握できていない感じなんですよ。
そして背後に流れていく周りの景色・・・・無名だったサンドウィッチにとっては、それこそ人生が変わっていく瞬間。このときの映像は何度見ても、ゾクゾクするものがありますね。
当日の2人の心境は「敗者復活」に詳しいです。
敗者復活コンビが発表されたときの決勝進出コンビの反応も興味深い。
控え室で見ていた千鳥は「うわー、エライやつがくるでー」と苦笑いし、トータルテンボスはサンドウイッチマンだとわかると、顔色を変えてすぐに舞台袖で一度練習を開始する。実はトータルテンボスの藤田は、敗者復活戦で勝ち上がってきたら嫌だなと思っていたコンビとして、「サンドウィッチマンとパンクブーブー」を挙げていたりする。
ファイナルはトータルテンボス、キングコング、サンドウィッチマンの3組で優勝を争い、結局、敗者復活からサンドウィッチマンがそのまま優勝をかっさらっていきます。
終了後、「悔いはないっす」とトータルテンボスの藤田や、舞台袖で泣き崩れるキングコング西野は「自分が面白くないのが悪いんです」と搾り出す様子は、正直、胸を打ちます。
他の年のDVDにもドキュメントは収録されてますが、07年がダントツにオススメですね。このドキュメントを見るためだけにDVDを買ってもいいぐらいの出来ですから。
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