川崎フロンターレ初練習取材、あれこれ。

 今日は朝から麻生グラウンドに行ってきました。
川崎フロンターレの練習取材です。練習の詳細については、明日金曜号のエルゴラにたっぷり書きましたんで、興味ある方は150円出して読んでください。相馬監督の囲み取材でのインタビュー、中村選手と山瀬選手のコメント、予想フォーメーションとその解説、そしてトレーニングレポートと、かなり盛りだくさんですので。なお締め切りの関係で、これらは全部練習取材後に一気に書きあげたので、かなりハードでしたね。いやー、仕事したわ。もうくたくたっす。
 これだけのボリュームの原稿を抱えていたので、練習後はメディアルームにこもってフガフガとひたすらキーボードを叩くしかないのですが、そんなとき、たまたまその横を通りかかった人物から「・・・あっ、おひさしぶりです!」と声をかけられました。
 声の主は、東京ヴェルディから移籍してきた柴崎晃誠選手でした。ひさびさに会ったので、しばしたわいのない雑談をさせてもらいました。クラブの青いトレーニングウェアを身にまとっていたわけですけど、やはりグリーンのイメージが強いので、「まだ違和感あるよー」と伝えておきました(笑)。強化スタッフからの評価は非常に高いですからね。フロンターレで彼がどう成長していくのか、すごく楽しみにしたいと思います。
 あと練習後のこぼれ話をひとつ。
今日の練習では、最後に2チームに分かれてハーフコートのミニゲームを実施したのですが、負けたチームには超短距離ダッシュが課せられていました。さらにそのダッシュでビリになった選手は、チームメイトの前で今年の抱負を発表するという罰ゲーム(?)のおまけつきだったんです。結局、小宮山選手が最下位となり、今年の抱負を発表することになったのですが、その最後の一言を発するときになると、突然サポーター席のほうを向き、すっげぇ大きな声で、「みなさん、ツイッターには気をつけてくださいね!」と言って、その場を締めたんですよ。
・・・あまりにタイムリー過ぎるネタに、選手、サポーター、みな大爆笑でした。ちゃんちゃん。... 記事を読む

余は満足じゃ。

 2011年、始まっております。今年もよろしくお願いしますね。
 このブログでは「年末に読むスラムダンク。」のエントリーを最後のまま、年を越してしまいました。そこで年明け一発目のブログはいうと・・・まさかのスラムダンクネタでいきますわ(笑)。
 というのも、先日「桜木花道フィギュア」なるものが発売されたのですが、その出来があまりにもすばらしいので、買うか否かをずーっと迷っていたんですよ。ただもともとフィギュアを買うタイプじゃないし、飾る場所もないしなぁ・・・などと思っていたんだけど、結局、買っちゃいましたー!
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 値段は7000円也。飾る場所も部屋にしっかりコーナーを作ってディスプレイしましたぜ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 井上雄彦先生本人公認だけあって、さすがに完成度高いっす。余は満足じゃ。
 さて今年も蹴球執筆活動、略して「蹴活」をガンガン頑張っていきますよー。
明日はフロンターレの練習始動を取材してきます。原稿は、早速金曜発売のエルゴラに掲載される予定です。... 記事を読む

年末に読むスラムダンク。

 ELTのモッチーこと持田香織が、「毎年元旦に『スラムダンク』を全巻を読んで1年のパワーを注入する」って何かの番組って言ってたんですけど、その気持ち、俺もすげぇわかるんですよ。だってスラムダンクって、年に一度ぐらいは、どうしても読みたくなる衝撃に駆られますからね(そして読み出すと止まらない)。
 あー、スラムダンク読みてぇーー。
じゃあ、読めばいいじゃんってことで、押し入れに完備している全巻をひっぱりだして、読みふけっておりましたわ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 そのスラムダンク熱が覚めず、あれから「10日後」の黒板ポストカードも引っ張り出して読む込む。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
それでも、勢いが止まらなくてこんなものを買ってしまいました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 スラムダンクのオープニングとエンディング全6曲が収録された「スラムダンク テーマソング集」ですわ。アニメなんて名曲ぞろいですからね。こんなん、要チェックじゃないですか。曲目リストはこんな感じでした。
1. 君が好きだと叫びたい / BAAD
2. あなただけ見つめてる / 大黒摩季
3. 世界が終るまでは… / WANDS
4. 煌めく瞬間 (とき) に捕らわれて / MANISH
5. ぜったいに 誰も / ZYYG
6. マイ・フレンド / ZARD
7. ENDLESS CHAIN (Cinema Version) / BAAD (Bonus Track)
8. 煌めく瞬間 (とき) に捕らわれて (Cinema Version) / MANISH (Bonus Track)
 懐かしいですねー。懐かしさに胸がキュンキュンしちゃいますね。ボーナストラック2曲とDVDもついています。DVDではアニメのオープニングとエンディング映像が見れます。エンディングは全部4バージョンあるんですけど、何気に海南の牧が全部に登場していました。湘北メンバーでもないのにすごいなー。特に「あなただけ見つめてる」に登場していたというのは、ある意味で奇跡です。神奈川ナンバーワンプレイヤーの座は伊達じゃねぇな。
 DVDには、音楽番組「NO.」で放映されたビデオクリップとTVCMが収録されてるんですが、いろいろと時代を感じますねぇ・・・そもそも、呼び方が「ビデオクリップ」ですからね(笑)。
 エンディングを担当しているアーティストに思い出が多かったので、そこを中心に振り返ってみますけど、まずは大黒摩季。当時のビデオクリップは、やたらミステリアスな雰囲気を醸し出してますね。実際、カリスマ・ミュージシャンでありながら、TVの音楽番組に出ないし、ライブもやらないから、「大黒摩季は存在しない。ビデオクリップに映っているのは別人」とかいう、今で言う「都市伝説」まであったぐらいでした。
 WANDSは、中学時代によく曲を聞いていたグループ。だけどメンバーの顔を思い出せと言われても、ボーカルの人以外、記憶になかったというね。このビデオクリップみて、「そうそう、キーボードの人がめっちゃ普通だったな」とか思い出しましたわ。
 MANISHの2人は、やっぱりどっちも美人だなー。ルックスも話題になっていたというのもよくわかる。というか、もともとセーラームーンの主題歌を歌っていたグループだったとは・・・それは知らんかった。このシングルのカップリングで収録されれた「眩しいくらいに・・・」もなかなかいいんですよ。
 ZARDは、ヒット曲あり過ぎるから、そのなかのひとつみたいな感じですかね・・・坂井泉水さんが亡くなってしまったのは、つくづく残念。ルックスも含めて大人気なので、CDTVの「恋人にしたいアーティスト」の常連でしたもんね。
 いやぁ、年末に向けてのパワーが沸いてきました。もうひと頑張りします。
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進撃の巨人を読んだぞ。

 あのー。
ライターたるもの、やはり流行ってやつを敏感に感じ取らねばならないじゃないですか。
いや、むしろ常に敏感でありたいじゃないですか。
そんなわけで、流行を肌でビンビン感じるべく、最近、話題になっているあの本を読んだんですよ。
そう、「この漫画がすごい!」で1位になった漫画『進撃の巨人』です。
・・「おい、そこは水嶋ヒロの小説だろ!」というツッコミをビシビシ感じるけど、ごめん、おれ中年の話とかあんま興味ないんですわ。
んで、『進撃の巨人』なんですけど、持ち前の財力を生かして、一気に全巻を大人買いしましたわ。まぁ、全部で3巻までしか出てないのだけど。そしてビシっと読み倒しましたわ。
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 感想としては・・うーん、確かに面白い。うん、面白いのだけど、あまりにも大絶賛されてるもんだったら、もっと衝撃的な面白さなのかと思ってた。そこまでではなかったかなー。読む前にハードルを上げすぎましたね。
 ただね、巨人の描写は怖いわー。夢に出てくるぐらい怖かったわー。なんであんなにグロテスキーなのよ?自分が小学2年生だったら、家の塀を壊して巨人が襲ってるんじゃないと思ったら、夜も眠れなくなってたよ、確実に。50m級が襲ってきたときを思うと、大人になった今でもちょっと怖いもん。15m級とか、2~3m級とかバラバラなのも、何気に怖い。
・・・・よかった、巨人のいない世界に生きてて。
 そういえば、自分が初めて「この漫画がすごい!」を見たのが高校生ぐらいのときで、そのとき紹介されていたのが、「カイジ」でした。まだ初期の「限定ジャンケン」シリーズを連載していた時ね。それで興味を持って3巻まで買って読んだら、一気にハマったんですよ。そして友達に薦めまくった覚えがある(そして、みんな「面白すぎる」って口にする)。カイジの「限定ジャンケン」を読んだ時の衝撃は凄かったなー。あれはしびれたわ。
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最近欲しいもの。

今日のエルゴラです。
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予告通り、解散式のレポートを掲載してもらいました。寺田選手と佐原選手の写真もビシッと掲載されています。寺田選手の胴上げ姿も、笑顔で宙に舞っている瞬間をバッチリと撮っております。これは我ながら、ナイス写真ですね。あのしょぼいデジカメでよく頑張りましたよ。えぇ、自画自賛ですわ。
 今年のエルゴラの発行も、残り少なくなってきたのでちょっと振り返ってみますけど、朝に届いたエルゴラ掲載号を写メで撮り、よくせっせとブログに掲載し続けたものだなぁと感心します。ときには「エルゴラの記者じゃなくて、エルゴラの広報のほうが適職なんじゃないの?」なーんて言われることもありましたが、いいんですよ。えぇ、自己満足も兼ねてましたから。
 最近欲しいもの。
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そろそろ部屋を大掃除する時期なのですが、職業柄もあって、雑誌とか紙類が部屋にどんどんたまっていくので、毎年分類や処分に悩んでいるんですわ。
 だから簡単にスキャンできて、どんどんデータに保存していける機器を探していたのですけど、値段的にも機能的にもこのあたりが手軽なのかなーと現在検討中です。コンパクトサイズですし、オンラインでドキュメントを管理・共有もできますしね。ポイント使ってでかなり安く買えそうなのがいいね。
それでは、また。... 記事を読む

一人一言。

 どうも。
シーズン終盤になって、中村憲剛選手からの呼ばれ方が「いしかわさん」から「ごう・いしかわ」に変わった僕です。
 さて昨日は、今年最後となる麻生取材。チーム解散式がありました。
解散式の様子は金曜号のエルゴラ本紙に掲載される予定で、それ以外のこぼれ話はブロゴラに更新しておきました。だから、このブログに書くネタがないっていうね(笑)。寺田周平と佐原秀樹選手は引退、森勇介選手と木村祐志選手の2人が契約満了選手とのことなので、その4人についての思い出を軽く書きましょうか。
・寺田周平選手。
去年の途中にフロンターレ担当になって練習取材に行って、一番最初に挨拶してお話をうかがわせてもらったのが寺田選手でした。緊張したのですが、とても紳士な方で、丁寧に受け答えをしてくれました。フロンターレの選手は、普段のメディア対応がみなしっかりしているのですが、それはきっとチーム最年長・寺田選手の背中を見て育ったおかげなのかもしれませんね。それこそETUの村越みたいな存在なのでしょう。33歳での日本代表に初選出されるには、日ごろのプロフエッショナルな姿勢も含めて、納得でしたわ。
・佐原秀樹選手。
去年まではFC東京に期限付き移籍でプレーしていたので、取材させてもらったのは今年だけでした。ホント裏表のない人だなー、という感想。練習取材で話を聞くと、だいたい最後に下ネタを交えてくるので、書けないっていうね(笑)。高校時代、中村俊輔選手とともにプレーしていたのに、プロになってピッチでの対戦がずっとなく、引退する年に実現したといのも、不思議な縁ですね。なお佐原選手と同じ高校だった大学の先輩が、同じ補習仲間だったと言ってましたわ。あはは。
・森勇介選手
世間では甚だしくイメージが悪いですが(苦笑)、ピッチを離れた普段の性格は、すごく丁寧なんですよね。去年、挨拶するときなんか、こちらの名刺なんか「ふんっ!」と破り捨てられるんじゃないか?ぐらいの覚悟はしていたのですが、逆に、「あっ・・森と言います。よろしくお願いします」と、どの選手よりも腰の低い対応をしてくれてビックリしました。練習中もチームで一番声を出すし、味方も遠慮なくいじるし、ムードメーカーでもありました。現役は続けるみたいなので、またどこかで会えるでしょう。
・木村祐志選手
今年はセットプレーでの得点が本当に少なかったですからね。そのたびに、何度木村選手のFKが見たい!と思ったことか。天皇杯などカップ戦では、常に高いパフォーマンスを見せるのですが、中盤の層が厚いフロンターレではなかなか先発までは定着し切れませんでしたね。ただすごく真面目な性格ですし、どんな状況でも練習に前向きに取り組む選手なので、どこでプレーしても活躍できると思います。
 さて、今日はまだまだ原稿の仕事がある・・・頑張らねば。... 記事を読む

エルゴラの本が出た。

今日のエルゴラ。
 フロンターレネタは掲載されていないかと思いきや・・・・先週行った井川選手のインタビューが、今日発売のエルゴラの「週刊スカパー!」のコーナーに掲載されています。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 オフシーズンに放送される「30分でわかるフロンターレ講座」の見どころを語ってもらいつつ、日ごろのスカパー!ライフやチームメイトの稲本選手の裏話なども盛り込んだ内容となってます。会話中にしっかりとオチを盛り込んでくれるイガちゃんですから、実に楽しくインタビューをさせていただきました。紙面に紹介できない爆笑ネタも多数あったんですけど、文字数の都合上、泣く泣くカットに。稲本選手のこぼれ話とか、小宮山選手のくだりとか面白かったんですけどね。機会があれば、どこかで紹介できればと思ってます。
 実は本日、エル・ゴラッソの本も発売となっております。
タイトルは 「最後」の新聞 サッカー専門紙 「エル・ゴラッソ」の成功 
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 新書本です。ピンク色じゃありません。真面目なビジネス書です。
エルゴラッソがどういう思いから生まれて、どういうシステムで作られているのか・・・エルゴラ記者の自分が読んでも知らなかった歴史も多々あります。そしてどこに向かおうとしているのかの未来図などなど。本屋さんに普通に置いてあると思いますので、興味のある方は、手にとってみてください(そして、そのままレジへGO!)。
「最後」の新聞 ~サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」の成功~ (ワニブックスPLUS新書)/山田 泰

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2010J最終節:仙台×川崎F。

Jリーグ最終節は、仙台×川崎Fを取材。試合は1-1のドロー。
終わってみれば、仙台の残留も無事決まり、Jリーグ的にはさほど注目されていないカードだったのでしょうけど、いやはや、現場を取材した記者としてはなんともタフな最終節でしたわ。
 というのも、東北新幹線の3時間遅れで、ゲームのキックオフに間に合わなかったんですよ。
試合のときは、2時間前にスタジアム入りするように行動しています。この日は15:30キックオフでした。計画としては、10:56分発のはやてに乗って、12:40ぐらいに仙台駅到着。そっから地下鉄で30分ぐらいでユアテック到着なので、まぁ、13:30には確実にスタジアムに着く予定だったんですよ。
・・・ところが、強風の影響で宇都宮駅で新幹線が休止。
風が弱くなるまで運転が再開できないとのことで、急きょ車内で待機することになりました。15分間隔ぐらいで経過アナウンスが入るのですが、まったく動き出す気配がなし。焦っても仕方がないので、同じ車内にいたJ`s GOALのライター・江藤さんとツイッターしたり、読書して過ごしていたのですが、気づいたら2時間前になりスタメンが発表され、14:30にJ2の試合が終わり・・・さすがに疲れてきました。少しずつ運転は再開したり、また次の駅で止まり・・・と、まさかここまで足止めを食らうとはねぇ。
 結局、15:00少し前ぐらいにしっかり動き出したのかな。
もうこの時点でキックオフには間に合わないことが判明。結局、仙台駅についたのが、3時間遅れとなる15:30過ぎ。ちょうど試合は始まったばかりなのですが、ここから仙台駅から地下鉄に乗って、ユアテックスタジアムまで30分ぐらいはかかりますからね。とにかく急がねばなりません。改札口のところで、遅延証明のハンコを押す列が気の遠くなるようなほど長蛇になっていて、「それに並んでいたら前半が終わっちまう!」ってことで、江藤さんとダッシュで地下鉄へ。
 ちょうど地下鉄が来たので、それに乗り込み、ユアスタへ。途中でケータイサイトでチェックしていたら、ジュニーニョのゴールで先制したとしる。ぜー、ぜー言いながらスタジアムにたどり着き、記者席に座ったら、ちょうど矢島選手と黒津選手が交代するところでした。
・・・え?だっていま、前半だよね?
しかも、よくよくピッチを見ていると、スタメンで出ていたはずの稲本選手ではなく、谷口選手が出ている。「前半で2人も交代?一体何が起きたんだ?」と状況が飲み込めず、頭の中に巨大な「?」マークのままハーフタイムを迎えていました。
 ハーフタイムになって、東京から向かった他媒体の記者さん、カメラマンさんたちも続々と到着。今回はエルゴラの原稿依頼を抱えていたわけではなかったのでまだよかったのですが、それでもやはりあせりましたからね。Jリーグ最終節の後半45分は、いつも以上に集中して試合を見ましたよ。
 試合のことは詳しく書き出すときりがないので、サクっと。しっかりカウンターに持ち込む戦い方ができたいたものの、またも追加点が取れず、後半ロスタイムにCKから失点。ドローで終えました。ただ4位の清水がガンバに0-3で負けたため、6位の川崎Fは順位を一つ上げ、5位でフイニッシュとなりました。
 試合後、すでに退任の決まっている高畠監督の監督会見。
会見でのツトさんは、いつも表情をあまり出さず、淡々と言葉を並べるタイプです。厳しい質問に対しても、感情的に反論したりつすこともありません。このときも話すトーンとしては同じでしたが、最後に感謝のコメントを切り出す部分では、ところどころで声につまっていたのが印象的でした。あれだけ富士通一筋でやってきた方ですからね。込み上げてくる思いがたくさんあったのだろうと思います。それにサポーターや選手、スタッフだけではなく、我々メディアに対しても、会見で感謝の言葉を触れてくれたのはうれしかったです。お疲れ様でした。
 モロモロの取材を終えて、江藤さんと仙台駅に戻ると時刻はすでに9時。牛タンと食べてると間に合わないということで、急いで帰ることに。案の定、帰りの新幹線も上下線に乱れが出ていて、2時間遅れ。それでもなんとか無事、日付が変わる前に東京に戻ってくることができました。あー、疲れた。
 まぁ、思わぬタフな最終節となってしまいましたが、数年後には「あのときの最終節は大変だったなー」とネタにして話せるのかな・・・そんな2010年Jリーグ最終節でした。... 記事を読む