「サッカーマガジンZONE」と「リアル」の13巻。

最近買った雑誌。「サッカーマガジンZONE」
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月刊化の第1号ということと、天野部長と大久保選手の特集記事があるということもあり、買ってみました。
 宮本恒靖さんが特別編集長なわけですが、ページを開いてみると、対談に登場していた人物が廣山望さんでビックリ。Wowow絡みの取材記事だったみたいですね。ただ新創刊のサッカー雑誌の対談に廣山さんとは、すごいチョイスですな。
 廣山さんは、他のサッカー選手とは違うものを見てきている人だな、と感じるタイプでした。プレイヤーとしては、Jリーグだけではなく、南米のパラグアイから始まり、ブラジル、フランス、ポルトガル・・・そしてJリーグを経て、最後はアメリカでプレーしていましたから。取材していても「この人、頭良いな」と何度も思わされましたし、人間としても魅力を感じる人物です。廣山さん、今はバルセロナで生活しているみたいです。相変わらず、独自の道を歩いてますね。
 天野さんの特集記事は、どちらかといえば、フロンターレの企画をあまり知らない人向けの内容でした。
サッカーマガジンZONE 2014年 01月号 [雑誌]/ベースボール・マガジン社

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リアルの13巻も買いました。
毎年リアルの発売時期になると秋を感じるのですが、最近は冬を感じるようになってるのは気のせいでしょうか。小さいクリアファイルが付録でついてきていました。
今回は車いすバスケ漫画というよりは、プロレス漫画ですね。もちろん、井上先生が伝えたいことは、もっとその奥にあるのでしょうけど。白鳥の生き様を通じての部分ね。
REAL 13 (ヤングジャンプコミックス)/集英社

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埼スタ取材〜答えは選手の中にある。

 浦和戦は3-1で勝利。
浦和サポーターの作るコレオが、実に鮮やかでした。
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 天皇杯・山形戦の反省点を踏まえて、「相手を見てサッカーをやる」ということができていた試合だったと思います。
 例えば前半。
フロンターレが先制したことに加えて、優勝争いの重圧なのか、浦和は後ろからのビルドアップにいつもよりどこか余裕がなくなっていました。そんな最終ラインとGKのぎこちない動きを見て、大久保選手は自分の判断で前からボールを奪いにいきます。そこに憲剛選手と山本選手も連動。高い位置からプレッシングをかけにいきました。
 こちらは中二日の試合でしたし、風間監督からも「前から積極的に奪いにいけ」という指示は出ていなかったとのこと。ただ「相手を見てサッカーをする」とはそういうこと。監督の指示に縛られるのではなく、ピッチ上でやっている選手がいけると思ったら、それを実行してしまえば良い。実際、風間監督はそういう柔軟性を選手に求めてますし、この判断は正解だったと思います。
 もちろん、やや前がかりの陣形になったことで、アンカーの稲本選手の両脇のスペースを2シャドーに使われる局面があったことも事実ですが、憲剛選手と稲本選手が話し合って「前半はこれを続けよう」と意思統一したとのこと。高い位置から圧力をかけたことでミスを誘ってチャンスを掴むことができましたし、この試合の前半は「相手を見てサッカーをする」ということができていたと思います。
 一方、後半は風間監督の指示により、山本選手と稲本選手のダブルボランチにし、ブロックを作って低く構えるカウンターに切り替えました。ボールを保持すれば、狭いところでつないでポゼッションからシュートまでいけるし、相手が前に出てくれば、前線のアタッカーを生かしてカウンターに切り替える戦い方もできる。面白いスタイルになりつつありますよね。
この浦和戦の後半も、カウンターも面白いようにハマリましたが、大久保選手が笑っちゃうぐらいフィニッシュを外してしまいました・笑。それでも最後の最後で決めちゃうあたりはさすがでしたな。
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試合後、ヨシメーターは114Gになっておりました。
 実は浦和戦の前、風間監督に「相手を見てサッカーをやること」について、少し突っ込んで聞いてみました。
 新しい戦い方にトライしてそれがうまくいくと、そのパターンにこだわってしまいがちです。フロンターレで言えば、最近見せていた、CBがサイドに広がり、ボランチが降りてきてビルドアップする形がそれです。だがそれだけに捉われてしまうと、今度は対策を練ってきている相手を見て判断することができなくなってしまう現象につながりました。それが山形戦の苦戦だったと思います。
 そういった現象に関して風間監督はどう考えているのかを聞いてみたかったのです。風間監督の答えはシンプルなものでした。
「なぜうまくいったのかを考えたときに、本当は選手自身のなかに理由があるのに、やり方とかパターンでうまくいった気になってしまうときがある」と指摘していました。つまり、「答えは選手自身の中にある」というわけです。
 ただ「ひとつ何かを覚えると、そこに固執する時間もあるのは仕方ない」とも許容していました。「そこをいったり来たりしながら、本当の意味で自由な発想のプレーになることをチームは目指している。もちろん拠りどころは必要ですが、本当の拠りどころは彼ら自身、選手1人ひとりだと思ってる」と。
 
 つまり、トライアンドエラーを繰り返しながらも、ピッチ上にいる選手個人の発想力や対応力を鍛えるチーム作り、と言ってもいいかもしれません。もちろん、このチーム作りはものすごく我慢が必要だと思うですが、風間監督はそれをやろうとしてますよね、確実に。試合中の風間監督があまり積極的に選手交替をしないのも、きっとこのへんの理由があるのかもしれません。システムや采配で改善しては、それによってもっと大事なものが見えにくくなってしまいかねないからです・・・って、さすがにそれは深読みし過ぎかな・笑。
風間監督の著書は沢山出ているので、興味ある方はどうぞ。
「 1対21 」 のサッカー原論 「 個人力 」 を引き出す発想と技術/二見書房

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等々力取材〜サッカーは相手を見てやりましょう。

 等々力での天皇杯4回戦。
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 相手はJ2のモンテディオ山形でした。
試合は大久保選手の2ゴールで2-0の勝利し、ベスト8に進出。ただ辛勝でしたね。チームとしての課題が多く出た内容となりました。
 苦戦の要因のひとつは、ビルドアップに柔軟性を欠いたことにあったと思ってます。
 最近のフロンターレは、CBが両サイドに広く開いて、ボランチが降りてくる形のビルドアップをしています。GKがボールを持つと、CBがサイドバックのような位置取りをしていくわけですが、山形の守備は、中のコースを切りながらサイドにボールを出させて、そこに人数をかけてボールを奪うという狙いでした。
 相手がサイドに人数をかけているならば、それを逆手に取って中央から組み立てていくように機転を利かせればよかったのですが、この日のフロンターレは、愚直にも相手がサイドで構えている場所から組み立てていこうとしてしまいました。例えば右サイドに出た場合、小宮山選手と小林選手の2人だけでは、ボールサイドに人数をかけて守る相手の守備に窮屈になり、簡単にははがし切れません。これでは悪循環です。
 風間監督は「こうしろ」とは言いません。パターンで当てはめてしまうと即効性がある反面、相手に対策されたら手詰まりになってしまうのを知っているからです。それは試合後の監督会見で「全てパターンをやってしまった。一人ひとりが相手を見てしっかり戦うという判断材料を、もっともっと自分の頭の中に作っていって欲しいと思います」と話していることからもわかると思います。「相手を見てサッカーをしろ」と言い続けているのは、そういう理由なのでしょう。
 さらにこの試合は、ビルドアップの段階で「してはいけないボールの取られ方」をするミスも重なっていました。このサッカーは「ボールを失わない」という前提で選手間の距離をあれだけ広げてビルドアップをしているのですから、あんなに軽卒なパスミスしていては、正直、話になりません。
 それでも失点をしなかったのは、正直、山形のゴール前のフィニッシュ精度が低かったからでしょう。もちろん、守備陣が身体を張ってシュートブロックしたことなどによるものでもあります。
 とはいえ、山形のサッカーにも隙はありました。
最終ラインを高くしてコンパクトな陣形を保つ、ボールサイドに人数をかける。相馬コーチがいるからなのか、山形のこういったスタイルは、どこか相馬監督時代のフロンターレを思い出す守り方でしたね。そしてこのスタイルは、ハマると強いですが、弱みもあるわけで、人数をかけたプレッシャーをかいくぐれば、一気にチャンスになるわけです。
 フロンターレの先制点は、相手の高い最終ラインにできている広大な裏のスペースを突いたものでした。矢島選手のポストプレーを受けたレナトが大久保選手にスルーパス。走り込んだ大久保選手が、GKを交わして冷静に流し込みました。相手の一瞬の隙を見逃さずに仕留められるストライカーがいるのは、フロンターレの強みですな。
 後半途中からは憲剛選手が入ったことで中盤でのパスワークが円滑になりました。高い位置からのボール奪取で大久保選手の追加点をお膳立て。さすがの仕事ぶりでした。
 負けたら終わりのトーナメントですから、J2の相手にしっかりと勝ち切ったことはよしとすべきですが、それでも多く選手から試合内容に関する反省点が述べられていたのは、よい傾向かと思います。「まだ試合があるので、そこは挽回できるチャンスでもあると思う」と井川選手。この試合ではビルドアップが思うように前に進まない状況に、最終ラインから自ら持ち運んで攻め上がったりと、必死にアクセントをつけようとしていました。彼のトライする姿勢は買いたいと思いますが、残念ながら、ボールの取られ方が悪すぎましたし、チームメートからも「上がり過ぎだ」と言われたそうです・笑。
次はさいスタでの浦和戦。ナビスコでは悔しい思いをした相手と場所・・・楽しみです。
フットボールチャンネルに川崎フロンターレのプロモーション部の天野春果部長の独占インタビューを掲載してもらってます。奈良クラブと提携を結んだいきさつや、狙いについていろいろ語ってもらってます。
奈良クラブとも電光石火で提携。仕掛け人に聞く、川崎フロンターレはなぜピッチ外でも熱狂を生み出しているのか?
よろしくどうぞ。
詳しく知りたい方はこの本をどうぞ。
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ダブルボランチで機能した山口螢選手の意味。

 オランダ代表に2-2、ベルギー代表に3-2。
1勝1分という結果もそうですが、内容が良かったですね。10月の欧州遠征での停滞感を払拭するぐらいの見応えがありました。
 大迫選手と柿谷選手による1トップのポジション争いも興味深かったですが、個人的に収穫だと思ったのは山口螢選手がダブルボランチで機能したことですね。ザックは2試合とも長谷部選手と山口選手のダブルボランチを先発で送り出し、そしてこの組み合わせがとてもハマりました。
 正直、オランダ戦の前は、「長谷部選手と山口選手のダブルボランチの組み合わせはどうなんだろう?」と思ってました。言うまでもなく、遠藤選手を外したからです。
 ザックジャパンの心臓として、ゲームコントロール、後ろからのビルドアップ、そしてフィニッシュまでの組み立ての下ごしらえなどなど、遠藤選手がいなければスムーズには機能しないのでは?ぐらいの仕事を任されている選手ですから。ザックの任期は2014年。「あぁ、ザックは長谷部選手と遠藤選手のユニットと心中するんだろうな」ぐらいに決めつけていました。
 だから、ここで2試合続けて長谷部選手と山口選手のダブルボランチを起用したことには驚きました。そしてオランダ戦とベルギー戦を見る限り、これはこれでアリですね。
 本大会を見据えた場合、アジア予選とは違い、真っ向勝負を挑んでも中盤で主導権を握る展開にはなかなか持ち込めません。それは、このオランダやベルギー戦を見ればわかると思います。 
 そこでどうするのか。中盤の底に機動力があり、守備力の高い長谷部選手と山口選手の2枚が居れば、押し込まれる時間帯が長く続いても、それほど極端にラインを下げて守らずとも我慢できる展開に持ち込めるんですよね。
 さらに今度は高い位置から奪いにいく局面でも、前とうまく連動してボールを取り切ってしまう奪取力と、さらにそこから攻撃に出て行ける推進力があります。機を見て高い位置からのシュートカウンターも繰り出せるようになります。
 さらに遠藤選手をベンチに置いたことで、後半から中盤のパスワークを潤滑にする、という戦い方を試せたのも大きいですね。ベルギー戦で本田選手が決めた2点目のように、ボールを保持できる時間帯になると、遠藤選手は違いを生み出せますから。
 岡田武史前監督は、本大会直前で4バックの前にアンカーを配置してブロックを引いて守る[4-1-4-1]という、後ろに重心を置いた守備的な戦い方に方向転換しました。ザックがこの2試合で選択した長谷部選手と山口選手のダブルボランチのユニットだと、岡田監督時代ほど守備的にならずとも本大会で戦える術なのかもしれません。そんな印象を受けました。
 12月の組み合わせ抽選会でどのグループに入るのか、注目です。
 それにしても、この2試合で見せた5ゴールの崩し方は、どれも美しかったですね。
そしてあれだけ地上戦のパスワークにこだわる攻撃でいくならば、大久保選手と憲剛選手も十分チャンスがあると思いますね。あのリズムに順応できるサッカーをフロンターレでやってますから。
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スフィーダ世田谷、入れ替え戦取材。

 昨日は西が丘でスフィーダ世田谷を取材。
なでしこリーグとチャレンジリーグの入れ替え戦の第1戦でした。わりとサラっと書いてますが、Jリーグでいえば、J1とJ2の入れ替え戦に相当するビッグマッチですからね。
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 試合の告知ポスターも気合いが入っております。
 最寄り駅に向かう途中、ダイドーの自販機で缶コーヒーを購入しました。
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 当たりが出ればもう1本。年に一回ぐらいのペースで当たるんですが・笑、この日は「1111」がそろって大当たり。ついてますねー。なんか良いことがありそうな予感です。
 西が丘、よい天気でした。
メインスタンドはぎっしり。有料試合にもかかわらず、1200人以上が入っておりました。
 西が丘にはザックも来ていましたよ。
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日本代表のザッケローニ監督じゃなくて、J:COMのマスコットゆるキャラのZAQ(ざっくぅ)のほうですが。しかし頭、でかいな。
 試合については東京偉蹴というサイトでマッチレポートを書かせてもらったのでそちらをどうぞ。“プレッシャーとの戦い”でしたね。
 マッチレポで触れられなかったところで、少し気になったところは、社納選手のボランチ起用でしょうか。これは驚きました。
 川邊監督は「彼女は運動量が豊富。中盤からの飛び出しを期待していた」と狙いを明かしていており、14分には、中盤からの飛び出しで前線を追い越すなど、攻撃にアクセントをつける動きがありましたからね。狙いはよくわかります。ただいかんせん、この日は中盤の主導権を相手に握られる展開が長過ぎました。「中盤でボールを回せなかったので、飛び出しも何も出来なかった。守備に奔走させられてしまった」と川邊監督も悔やんでおり、このへんは想定外だったみたいです。
 内容的には、納得の敗戦です。
でも、ほんの1点差ですからね。監督も、選手も第2戦に向けて、冷静かつ前向きでした。スフィーダはチャレンジャーですし、アウェイでの第2戦は思い切って向かって行って欲しいと思いますね。
もし昇格したら、ベレーザに次いで2番目となる東京の女子サッカーチームが、なでしこリーグに参戦することになるのか・・・それはそれで、楽しみでもあります。
 試合会場に取材に来ていた松原渓さん。
少しだけ雑談させてもらいました。彼女が出した女子サッカーの本には、スフィーダのこともちゃんと書いているんですよ。
日本女子サッカーが世界と互角に戦える本当の理由/東邦出版

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千原ジュニアのサイン会に行ってきました。

 本日は渋谷で千原ジュニアのサイン会に。
先日発売された「千原Bros」のサイン会です。Jリーグがない週末なので行けました。
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 女性ファンが多かったですけど、男性ファンもわりと多かったです。チハラトークでよく見ている生ジュニアですけど、目の前でサインしてくれるとやはり緊張しますねー。「チハラトーク、よく行ってます」とだけ伝えました。
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ジュニアの生サインです。せいじのサイン会も四して欲しいですね。
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千原Bros/三栄書房

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 ちなみにサイン会まで時間があったので、千駄ヶ谷で降りて将棋連盟に寄りました。
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新しい将棋の駒が前から欲しかったので、売店で購入することに。駒を買い替えるなんて何年ぶりだろうか・・・今まで使っていたものより、ちょっと高価なものにしました。なかなか良い感触です。これで将棋の勉強をよりいっそう頑張ります。
千原兄弟コントライブ「15弱」 [DVD]/R and C Ltd.

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チハラトーク #8 [DVD]/よしもとアール・アンド・シー

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あながち、便所は宇宙である/扶桑社

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すなわち、便所は宇宙である/扶桑社

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とはいえ、便所は宇宙である/扶桑社

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大久保嘉人選手にあの選手のことを聞きました。

フットボールチャンネルで、先日の「川崎の車窓から」の原稿を掲載させてもらいました。当日のイベントレポートです。
“川崎の車窓から”。またも行われたフロンターレの珍イベントに鉄ちゃんが熱狂!
 そして今日は麻生に。
とある原稿企画で新井章太選手にインタビュー取材でした。今年、フロンターレに加入したGKです。キャリアとしては2年間、ヴェルディに所属していて、今年でプロ3年目です。しかし、いまだに公式戦出場はありません。ゴールキーパーというポジションのつらいところですね。
 ただ彼は、試合に出ていなくても、ピッチ外で愛されキャラです。チームの中でも相当いじられているらしく、チームメートも「困ったらショータに振ればいい」という暗黙の了解ができているとのこと。その空気は取材中にも伝わっていて、「なんでショータが取材受けてるの?」、「おかしいでしょ!」と、まわりの選手からツッコまれていて面白かったです。インタビューというよりは、雑談のような感じで、ざっくばらんにたくさん話を聞かせてもらいました。
 ちなみに新井選手は、今をときめく(?)大久保嘉人選手とめっちゃ仲がいいんですよ。同僚曰く、「ショータは嘉人さんのマネージャー」とのことで、二日前も一緒に温泉に行ったそうです。
 なので、大久保選手に「新井くんの取材で・・・」と切り出して新井選手のことを聞き出そうとしたら、「・・・・えっ、マジっすか。どうしたんすか。なんでショータなんすかー」と、本気でウケてました・笑。
 大久保選手だけが知っている新井選手の魅力についてきいたら、「魅力?ないっすね」と即答・笑。さらに食い下がると「魅力は・・・あのbB(愛車)です!」とのこと・・・えっ、そっちすっか。新井選手・・・愛されてますねー。
・・・・大久保選手も新井選手について語ったのは、初めてだろうな・笑。... 記事を読む

将棋観戦とJリーグ観戦の話。

今週の雑誌「AERA」の表紙に森内俊之名人が登場していました。
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 そして特集記事は
・ 「将棋女子の華麗なる日常」
・ 「実力派イケメン 女子心つかむ」
・ 「3強が語る将棋界の未来 羽生善治 森内俊之 渡辺明」


の3本です(←なんかサザエさんの予告みたいですが)。
 まだ発売中の雑誌なので、詳しくは紹介しませんが、なかなか興味深い内容でした。こういう一般雑誌に、これだけ大きな将棋の特集が組まれるのは良いことですね。
 
 特に都内に増えているという将棋女子に関しては、女子がどういうきっかけで将棋にのめり込んでいくのか。将棋の漫画から入る人もいれば、ヨガや英会話などの習い事のひとつとして始める人もいたり・・・入り口となるきっかけがいろいろ紹介されていて、勉強になります。
 先週のNHK将棋フォーカスの特集に、芥川賞作家の朝吹真理子さんが登場してたのだけど、彼女も熱心な将棋ファンだそうです。将棋のルールは駒の動かし方を知ってる程度だけど、二年前の王座戦の観戦記を書いいて、将棋を哲学的に捉えたり、対局の様子を小説のように描写してました。
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 羽生さん、森内さん、渡辺さんの3強インタビューは、ライトな内容なのかなと思いきや、三者三様の哲学が出ていて予想以上に読み応えあり。
 羽生三冠の決断のときのギリギリの話とか、観る将棋ファンが増えていることに関して森内名人のコメントが「野球ファンだってテレビで観戦しても、プレーはしないという人はいますし、相撲ファンは、まず自分では相撲を取らない(笑)」と言っていたり・・・あと渡辺竜王の見出しが「休日はサッカーの審判」だったのにもウケましたが。
 将棋観戦が敷居の高そうに見えるこの感覚は、Jリーグ観戦とも少し似てるかな、とも思いました。
 例えばJリーグって「立って応援したり、ユニフォーム着て見に行かないとダメなんでしょ?」って思われてるところがあるじゃないですか。
 もちろんそういうコアなエリアもあるけど、実際には気楽に観て楽しんでる人もたくさんいるわけです。ただプロ野球ならスタジアムでもビール片手に観ていいけど、それに比べたら、Jリーグってスタジアムでは応援しなきゃいけない、みたいな偏見がちょっとあるじゃないですか。
 その壁をどう突破するのか。Jリーグファンを増やす為にはそれが大事なんですよね。一度、行ってみれば、「意外とJリーグって楽しいじゃん」になることもあると思うんですけど、その「行ってみれば」がポイントなんだよなー。
 将棋観戦もわりと似てるんですよ。
別に正座しながら、プロの対局の様子を観なくてもいいわけで、気楽に観てもらっても良い。でもなんか「将棋が強くないと、将棋を観てはいけない」みたいな空気がある。
最近は観る将棋ファンが増えてきたことで、その空気も変わってきましたが、この将棋女子の出現で、さらにそれが良くなればいいな、と思いますね。
将棋に興味がある人にオススメしたい本をあげておきます。
観る将棋ファンにオススメの一冊。
羽生善治と現代 – だれにも見えない未来をつくる (中公文庫)/中央公論新社

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将棋の小説。僕は4冊とも読みました。将棋がわからない人が読んでも感動します。
将棋の子 (講談社文庫)/講談社

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聖の青春 (講談社文庫)/講談社

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サラの柔らかな香車/橋本 長道

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