今日は朝から麻生へ。
この時期は、服装選びに困りますね。朝は肌寒いと思いきや、お昼になると天気が良くて、ちょっと上着が邪魔だったり・・・・まぁ、秋になっているのを感じますわ。
明日のナビスコカップ2ndレグ・横浜FM戦に向けた取材をしてきました。1stレグを0-4で負けたので、等々力で巻き返すためには、フロンターレは無失点が前提で、90分以内に5点以上、あるいは4点取って延長戦に持ち込むしかありません。非常に困難なミッションです。
選手が口にしていた合言葉は「1点ずつ」。
サッカーの場合、野球のような満塁ホームランがあるわけでも、バスケットの3ポイントシュートがあるわけでもないですからね。90分の中で、地道に1点ずつ返していく作業を我慢強くしていくしかありません。そんな中、田中裕介選手は「20分で1点ずつ返していけば、残り10分で追いつける計算になりますよね」と言っていました・・・確か、キャプテン翼の東邦学園対武蔵中学戦で三杉くんもそんなことを言ってたな・笑。もし前半終わって2-0だったりしたら、等々力を包む「もしかしたら」の雰囲気、すごいでしょうね・・・。
あとゴールキーパー杉山選手に取材が終わってから、雑談がてらこんな質問をしてみました。
「もし3-0で勝っていて、ロスタイムにCkのチャンスのシチュエーションが来たら、杉山さんはゴール前に上がっていくタイプ?」
杉山選手の答えは「行きたいですねー・笑」でした。よかった、よかった。
これは個人的な意見ですけど、味方が負けているときのラストチャンスで巡ってきたコーナーキックで、攻めあがっていくゴールキーパーの姿って、すげぇ好きなんすよ。リーグ戦の場合は、最終的には得失点差も関係するから、なかなか難しいかもしれませんが、勝つか負けるかのトーナメントだと、そんなん関係ないじゃないですか。だったら、ダメ元でもいいから、ワンチャンスにかけて欲しいんですよ。「もう・・・いけよ!あがれよ!」とか普通に言ってますからね、おれ・笑。杉山選手のシュートシーンにもほんのちょっとだけ期待です。
エルゴラのプレビューの扱いが思いのほか大きかったこともあって、取材後すぐにプレスルームで原稿を2本書き上げて入稿。けっこうタイトでしたわ。
帰りは、取材を頑張ったご褒美に、川島永嗣選手の著書「準備する力 夢を実現する逆算のマネジメント」をどや顔で購入。
まだ途中までしか読んでないのですが、長谷部選手の「心を整える」テイストな作りなのかなと思ったら、予想以上に硬派な作りと内容だったのはちょっと意外でした。川島選手が行っている自己管理について詳しく書いてますね。
ただ硬い内容ばかりではなく、本書の中では「どや顔」についても触れるページもあったりしますので、ご安心を・笑。
準備する力 夢を実現する逆算のマネジメント/川島 永嗣
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Posts from 9月 27, 2011
不器用なドリブラー
昨日購入した本を紹介します。
「不器用なドリブラー」
JFLのFC琉球で現役を続けている40歳・永井秀樹選手のノンフィクション。グイグイと読み進めてしまいました。
Jリーグ開幕の頃、永井秀樹が40歳まで現役を続けていると思った人はいなかったんじゃなかろうか。Jリーグ元年の93年からJクラブに所属していた選手で、今も現役プロサッカー選手としてプレーしているのは、カズ(三浦知良選手)と永井選手だけ(ゴンこと中山雅史選手が所属していたジュビロ磐田は、J初年度はJFL1部のクラブだった)。実際本人も、まわりから「永井さん、まだやれるのになんで?」と言われながら引退するつもりだったそうだ。
そんな彼がいまだ現役にこだわる理由とは・・・カズともゴンとも藤田俊哉とも違う生き様が詰まっている、非常に濃い一冊だった。
06年~07年の2シーズンは、J2の東京ヴェルディでプレーしている。
ピッチ内外でかもし出す雰囲気は、やはり他の選手とは違う存在感がありますね。プロフッショナルでありながら、どこかミステリアスな人だったな、という印象。ピッチ内では、ジョーカーとしてきっちり仕事を果たす職人として、J1復帰に多大な貢献していました。ラモス監督は事あるごとに「ボクは永井秀樹のファンなんだよ」と言っていましたね。本の帯の推薦文もラモスさんが書いてます。
・・とまぁ、止まらなくなるので書評は後日しっかり書きますね。
不器用なドリブラー/会津 泰成
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