何かを変えようと、○○を変えてみた。

J1リーグは、2週間の中断期間を経て再開です。
今年は震災の影響で、夏の中断期間というのがなかったですからね。そのへんの難しさについて田坂選手にきくと、「試合をやりながら修正していくという感じで、チューニングする時間がなかったですね。今回2週間休めたので、神戸戦は問題ないですよ」とのこと。
「チューニング」というフレーズを出すあたりが田坂選手らしいですが、フロンターレのように少し歯車が噛み合わなくなっていたチームにとっては、週末に公式戦のないウィークが1回はさんだだけでも、選手にとっては切り替えのいいポイントになったようです。
 さて再開に向けて、僕も少し装備を整えてきました。
装備と言っても、別に鋼の剣とか旅人の服を買いにいったわけではなく、文房具コーナーに寄っただけですけどね。
 願掛けではないですけど、何かを変えようかと思い、取材ノートを買い換えてみました。
これを選ぶ作業は毎回難しく、コンパクトさ、頑丈さ、持ち運びやすさ、手に持ったときのフィット感、そして見た目・・・・理想といえる取材ノートを見つけるために、毎回いろんなタイプのノートを試しています。
練習取材用のノートなら、コンパクトサイズにほうがいいんですが、試合取材も兼ねるノートなので、そううなるとピッチ上のフォーメーションとかゴールシーンの図とかのメモをいっぱい書くので、A4サイズのほうがよかったりするんですよ。だったら2種類持ち歩けばいいんですけど、練習取材中のふとしたときに試合観戦のメモも見返せて便利だったりするので(逆もしかり)、一冊にまとめたい・・・といろいろあるんですわ。このへんの葛藤は、サッカーライターにしかわからないと思いますけど(笑)。
 ちなみに前回はiphoneで撮影すれば書面を保存できる「SHOT NOTE」のA4サイズを取材ノートとして抜擢してみたのですが、書き殴るメモが多いし、紙の質も含めて残念ながら取材ノート向きじゃないじゃないんですよね。おまけに8月は連敗が止まなかったので、印象も最悪です(←やつあたり)。
 んで・・・いろいろ物色してみたのですが、むしろ「こんなときだからこそ原点に戻ろう」と定番中の定番である「キャンパスノート」にしたっていうね(笑)。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 ベタ過ぎですね。
分厚い100枚サイズです。これだとだいたい2ヶ月ぐらいは持ちますね。そして連敗止まるノートにもなりますように。
そしてロフトの手帳コーナーには、来年度版のほぼ日手帳が並んでいました。もう手帳を買い換える時期なのですね・・・・はやっ。
ほぼ日手帳公式ガイドブック2012 どの日も、どの日も、大切な日。/著者不明

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戦術リストランテ購入。

昨日は取材帰りに本屋に寄って、コラソンの最新刊6巻とこの日発売されたばかりの西部さんの「戦術リストランテ」を購入。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
「戦術リストランテ」はフットボリスタで連載されていた戦術コーナーを単行本化したものです。レストランのように戦術メニューを料理し、提供してくれています。「戦術と料理ってどういうこと?」と思うかもしれませんが、まえがきにはこんな文章が書いてありました。
「10-11シーズンで圧倒的に強かったバルセロナの攻撃陣は、小さい選手ばかりになっていました。バルセロナは自らの勝ちパターンを突き詰めていった結果、FWとMFが軒並み小型化したのです。自分たちの特徴、武器を先鋭化させていくと、チームがひとつの人格のようになっていきます。人の長所と短所が表裏一体の関係にあるように、チームはまとまればまとまるほど長所短所がはっきりしてきます。
 
 辛い料理が好きな人には、万人向けのカラさでは満足できません。辛いなら、とことん辛いほうがいい。もちろん、辛いだけではなく美味しくなければダメですが、中途半端な辛さでは良くない。しかし、そうすると辛い料理が苦手な人にはまったく食べられない代物になってしまいます。つまり、ウチは本格的に辛い料理で勝負したいと決めた時点で、辛いのが苦手なお客さんを切り捨てる覚悟が必要になってきます。戦術もそれにちょっと似ています。 」

 もともとはフットボリスタの人気連載コーナ-ですし、西部さんの本なのでわかりやすくて読みやすいです。今読んでいる「バルセロナが最強なのは必然である」(←これが読み応えあるんだな!!)が読み終わったら、こちらを読み始めようと思っております。
戦術リストランテ/西部謙司

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バルセロナが最強なのは必然である グアルディオラが受け継いだ戦術フィロソフィー/オスカル・P・カノ・モレノ

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