昨日購入した本を紹介します。
「不器用なドリブラー」
JFLのFC琉球で現役を続けている40歳・永井秀樹選手のノンフィクション。グイグイと読み進めてしまいました。
Jリーグ開幕の頃、永井秀樹が40歳まで現役を続けていると思った人はいなかったんじゃなかろうか。Jリーグ元年の93年からJクラブに所属していた選手で、今も現役プロサッカー選手としてプレーしているのは、カズ(三浦知良選手)と永井選手だけ(ゴンこと中山雅史選手が所属していたジュビロ磐田は、J初年度はJFL1部のクラブだった)。実際本人も、まわりから「永井さん、まだやれるのになんで?」と言われながら引退するつもりだったそうだ。
そんな彼がいまだ現役にこだわる理由とは・・・カズともゴンとも藤田俊哉とも違う生き様が詰まっている、非常に濃い一冊だった。
06年~07年の2シーズンは、J2の東京ヴェルディでプレーしている。
ピッチ内外でかもし出す雰囲気は、やはり他の選手とは違う存在感がありますね。プロフッショナルでありながら、どこかミステリアスな人だったな、という印象。ピッチ内では、ジョーカーとしてきっちり仕事を果たす職人として、J1復帰に多大な貢献していました。ラモス監督は事あるごとに「ボクは永井秀樹のファンなんだよ」と言っていましたね。本の帯の推薦文もラモスさんが書いてます。
・・とまぁ、止まらなくなるので書評は後日しっかり書きますね。
不器用なドリブラー/会津 泰成
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