2011.9.11はK難越えの日だ。

 今日はいろいろな意味で節目となる日ですね。
 「2001年9月11日」からちょうど10年ですか。
 10年前の今日、何をしていたのか。
それを思い出せない人人はいないんじゃないかっていうぐらい、衝撃的な事件が起こりました。当時、僕は大学生でした。大学はまだ夏休みで、場所は忘れましたが、サークルみんなでキャンプしにいく予定だったんですよ。でも関東地方はその日、物凄い台風だったとかで当日にキャンプは中止。ただキャンプ地でバーべキューをやる予定だったので、買い込んでいた冷凍の肉とか野菜とかが大量にあるので、とりあえずそれを焼いて食べようぜってことになり、友達の家でバーバキューパーティーを開催していたのかな。
 そんな感じで夜もウィニングイレブン大会をしたりしてワイワイと盛り上がったりいたら、みんなのケータイにその第一報を伝える緊急メールが届く。そこで慌ててチャンネルを変えてテレビ中継をつけたら・・・・という感じでした。本当にあの光景は、テレビ画面を通じて見ていたというのも差し引いても、映画としか思えないような衝撃的な映像だった。10年たっても鮮明に覚えています・・・あれから10年ですか。
そして今年の3月11日から、ちょうど半年がたちました。
半年前の今日、僕はフロンターレの練習場で取材していました(そのときの様子はこちらで)。たぶんこの日のことも、「2001.9.11」と同じように、10年たっても昨日のことのように覚えているのだと思います。
 今日は等々力でヴィッセル神戸戦です。
フロンターレにとって2005年9月11日は「K点越え」の日だったそうです。7連敗と言う苦難を乗り越えることができるか。今年の9月11日は、そんなK難越えとなる日にもしたいですね。
いや、K難越えって・・・よく考えたら何もかかってないし!自分のネーミングセンスのなさにビックリだぜ。
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何かを変えようと、○○を変えてみた。

J1リーグは、2週間の中断期間を経て再開です。
今年は震災の影響で、夏の中断期間というのがなかったですからね。そのへんの難しさについて田坂選手にきくと、「試合をやりながら修正していくという感じで、チューニングする時間がなかったですね。今回2週間休めたので、神戸戦は問題ないですよ」とのこと。
「チューニング」というフレーズを出すあたりが田坂選手らしいですが、フロンターレのように少し歯車が噛み合わなくなっていたチームにとっては、週末に公式戦のないウィークが1回はさんだだけでも、選手にとっては切り替えのいいポイントになったようです。
 さて再開に向けて、僕も少し装備を整えてきました。
装備と言っても、別に鋼の剣とか旅人の服を買いにいったわけではなく、文房具コーナーに寄っただけですけどね。
 願掛けではないですけど、何かを変えようかと思い、取材ノートを買い換えてみました。
これを選ぶ作業は毎回難しく、コンパクトさ、頑丈さ、持ち運びやすさ、手に持ったときのフィット感、そして見た目・・・・理想といえる取材ノートを見つけるために、毎回いろんなタイプのノートを試しています。
練習取材用のノートなら、コンパクトサイズにほうがいいんですが、試合取材も兼ねるノートなので、そううなるとピッチ上のフォーメーションとかゴールシーンの図とかのメモをいっぱい書くので、A4サイズのほうがよかったりするんですよ。だったら2種類持ち歩けばいいんですけど、練習取材中のふとしたときに試合観戦のメモも見返せて便利だったりするので(逆もしかり)、一冊にまとめたい・・・といろいろあるんですわ。このへんの葛藤は、サッカーライターにしかわからないと思いますけど(笑)。
 ちなみに前回はiphoneで撮影すれば書面を保存できる「SHOT NOTE」のA4サイズを取材ノートとして抜擢してみたのですが、書き殴るメモが多いし、紙の質も含めて残念ながら取材ノート向きじゃないじゃないんですよね。おまけに8月は連敗が止まなかったので、印象も最悪です(←やつあたり)。
 んで・・・いろいろ物色してみたのですが、むしろ「こんなときだからこそ原点に戻ろう」と定番中の定番である「キャンパスノート」にしたっていうね(笑)。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 ベタ過ぎですね。
分厚い100枚サイズです。これだとだいたい2ヶ月ぐらいは持ちますね。そして連敗止まるノートにもなりますように。
そしてロフトの手帳コーナーには、来年度版のほぼ日手帳が並んでいました。もう手帳を買い換える時期なのですね・・・・はやっ。
ほぼ日手帳公式ガイドブック2012 どの日も、どの日も、大切な日。/著者不明

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戦術リストランテ購入。

昨日は取材帰りに本屋に寄って、コラソンの最新刊6巻とこの日発売されたばかりの西部さんの「戦術リストランテ」を購入。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
「戦術リストランテ」はフットボリスタで連載されていた戦術コーナーを単行本化したものです。レストランのように戦術メニューを料理し、提供してくれています。「戦術と料理ってどういうこと?」と思うかもしれませんが、まえがきにはこんな文章が書いてありました。
「10-11シーズンで圧倒的に強かったバルセロナの攻撃陣は、小さい選手ばかりになっていました。バルセロナは自らの勝ちパターンを突き詰めていった結果、FWとMFが軒並み小型化したのです。自分たちの特徴、武器を先鋭化させていくと、チームがひとつの人格のようになっていきます。人の長所と短所が表裏一体の関係にあるように、チームはまとまればまとまるほど長所短所がはっきりしてきます。
 
 辛い料理が好きな人には、万人向けのカラさでは満足できません。辛いなら、とことん辛いほうがいい。もちろん、辛いだけではなく美味しくなければダメですが、中途半端な辛さでは良くない。しかし、そうすると辛い料理が苦手な人にはまったく食べられない代物になってしまいます。つまり、ウチは本格的に辛い料理で勝負したいと決めた時点で、辛いのが苦手なお客さんを切り捨てる覚悟が必要になってきます。戦術もそれにちょっと似ています。 」

 もともとはフットボリスタの人気連載コーナ-ですし、西部さんの本なのでわかりやすくて読みやすいです。今読んでいる「バルセロナが最強なのは必然である」(←これが読み応えあるんだな!!)が読み終わったら、こちらを読み始めようと思っております。
戦術リストランテ/西部謙司

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バルセロナが最強なのは必然である グアルディオラが受け継いだ戦術フィロソフィー/オスカル・P・カノ・モレノ

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祝!なでしこジャパン、ロンドン五輪出場決定!

昨日は麻生取材後、夕方から打ち合わせがあったので目黒へ移動。
だから、試合はリアルタイムで見れず。帰りの電車内でツイッターのタイムラインを眺めながら、やっきもっきしていました。iphoneって、基本的にワンセグ機能がないので、こういうとき地味に不便。
 地元駅に着いたときに、日本が先制した(後半37分)と盛り上がっていたので、よし、勝利の瞬間を見届けようと思い、駅前ビッグカメラのテレビコーナーに駆け込みました。同じようなことを考えている人も多かったのか、なでしこの試合の前のカメラには人だかりができていましたね。
テレビを見ているおっさんの1人が、ビックカメラの店員に向かって熱心に試合の解説していて、店員さんがお客からテレビの前で説明を受けているっていう逆の光景にちょっとウケました。同点にされた瞬間は、「あーーっ」とガッカリ。出場決定は持ち越しとなりました。残念。
 夜8時からの中国対オーストラリア戦を急遽NHKがBS1で生中継するとのことで、自宅に帰って観る事に。いやー、すごい試合でした。序盤は大声援に後押しされた中国がオーストラリアをスピードで圧倒し、立て続けにビッグチャンスを掴む展開に。Gkウィリアムズの好セーブで事なきを得ましたが、「こりゃ、厳しいな」というのが正直な感想でしたね。
解説の大竹さんも「(失点は)時間の問題ですね・・・」とめっちゃトーンが暗かったです(笑)。
 ただ試合が進むにつれてオーストラリアも応戦。
体格を生かし1対1の強さを見せて局面でのせめぎあいで優位に立つと、徐々に攻撃にもリズムが出て、試合は五分の戦いに。すると後半、CKからの混戦を見事なボレーシュートで押し込み、ついにオーストラリアが先制。その後、中国はロングボールを中心に押し込もうとするが、安定した強さを誇るオーストラリア守備陣が力強く跳ね返していく。さらに前がかりになって攻めてきたところでできたスペースを、オーストラリアは途中交代で入ったFWデバナがスピードを生かして突いていく。
最後まで逃げ切り1-0でオーストラリアが勝利。
これにより、なでしこのロンドン五輪出場が決まりました!よかった、よかった!・・・実は中国戦の試合時間が等々力でのフロンターレ対神戸戦と丸かぶりでもあったので・笑。
 なでしこジャパン、きっとものすごいプレッシャーだったと思います。
ワールドカップ優勝を成し遂げたことでメディアからも引っ張りだこで、トレーニング不足によるフィジカル的な部分だけではなく、メンタル的な疲労もあった中で迎えたオリンピック予選・・・彼女らが浮かれているという意味ではなくて、まわりの作る空気とか騒音も含めて、こういうときの戦いには得てして「落とし穴」が潜んでいるものです。
 実際、予選の4試合、なでしこは決していい内容のサッカーをしていたとは思いません。録画しておいた北朝鮮戦を見ましたが、予想以上に防戦一方で驚きました。韓国戦も劣勢でしたし、「らしい戦い」ができたのは、オーストラリア戦ぐらいではないでしょうか。それでもしっかり結果を出したことがすばらしいし、彼女たちの底力を見た気がします。
おめでとう、なでしこジャパン。
・・・・なでしこ本、また売れるんでしょうな(笑)。
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関塚ジャパンもこれに続かなければならないですね。... 記事を読む

フロンターレ・ハンマープライス

 今日は朝から麻生へ。
神戸戦に向けた取材を行ってきました。明日のエルゴラプレビューに原稿を書いております。
右足親指付け根のひびと診断されていた中村憲剛選手が、今日からジョギングも開始していました。復帰はかなり早そうですね。本人も「エルゴラに『神戸戦出場もある』って書いていいよ」とニヤリとしていました。うーん、どうなんでしょうねぇ!?・笑。
 なお日本代表に合流する前の柏戦で負傷したと報道されてますが、実際には福岡戦のときに痛めたのではないかと本人は話していました。ただ他にも痛めていた箇所があったので、あまり気にせず(というと語弊があるかもしれませんが)8月中はプレーしていたそうです。
 うーむ、見ている分には、そんなことを感じさせないプレーぶりでしたが、シーズンも半分を折り返すと、やはりレギュラー陣の身体には相当な負担がかかっているんだなぁ、とあらためて気づかされました。そういえば柱谷監督(現・水戸)が、以前「シーズン中に選手が万全の状態でできる試合なんて、年に1試合か2試合じゃないかな。みんなどこかしら痛みを抱えているもんだよ」とサラッと言っていたっけ・・・。
 さて。
いま、フロンターレのサポーターのみならず、選手やスタッフ、そして記者の中でも話題になっているのが、東日本大震災の復興支援の一環として行っているフロンターレ・ハンマープライスです。第1弾はすでに先日のファン感で行い、これはその第2弾です。
http://www.frontale.info/2011auction2/
・中村憲剛選手に餃子を作ってもらえる権利
・結婚式で選手からおめでとうコメント(VTR出演)がもらえる権利
・フロンターレトレーナーに選手がしてもらっているマッサージをしてもらえる権利
・クラブスタッフに結婚式(2次会)を企画・運営してもらえる権利
・選手紹介VTRの12番にあなたの顔写真が入る権利
・(ご家族限定プラン)「イナのいないいないばあっ!」稲本潤一選手と遊園地で遊べる権利
・井川祐輔選手オフィシャルブログに載れる権利

・・・・などなど、サポーターにとっては、まさに夢のようなラインナップ。このへんの企画力と「やっちゃえ!」となる選手とスタッフの実行力(というかノリ?)は、まさにフロンターレのカラーですよね。憲剛選手も餃子作りにかなりの気合が入っているようです・笑。
ちなみに僕が出品するんだったらなんだろう・・・「エルゴラッソの川崎フロンターレ担当記者・いしかわごうが、トップチーム同様に、お子様の試合のマッチレポートと採点寸評を書いてくれる権利」とか?
9月10日の20時まで入札できるので、まずはページをチェックしてみてください。
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何度も宣伝してますが、フロンターレの企画力について知りたい人はこの本をぜひ。
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それでは。... 記事を読む

日本対ウズベキスタン戦雑感。

 いまさらですが、ウズベキスタン戦について少し。
まずね・・・国際試合映像が、すげぇ見難かった(苦笑)。だからあんまり試合を詳細に分析する気にもならず、今回は感想程度に述べますわ。
北朝鮮戦からの先発変更は、柏木→阿部。阿部選手と遠藤選手のダブルボランチ、そして長谷部選手をトップ下に配置した中盤の3角形でしたが、残念ながら、前半はこの狙いがまるで機能しませんでした。3人の距離感が悪く、中盤にスペースが生まれてしまい、立ち上がりから相手にうまく使われて、防戦一方。大声援をバックに攻め込んでくる相手にも押され、失点してしまうという苦しい立ち上がりになってしまいました。
 
 イングランド2部に所属している阿部選手のプレーはなかなか見る機会がないので、楽しみにしていたのですが、なかなかよさを出せませんでしたね。個人的には、もうちょっと臨機応変にプレーできる選手だと思っていたのですが・・・・残念。
 あとは守備陣も予想以上に崩されましたね。
ザックは片方のサイドに相手のボールホルダーを追い込んだとき、相手にサイドチェンジをさせないような守り方を徹底させていると思うのですが、その追い込む前にうまくウズベキスタンに逆サイドへと振られる場面が目立ち、どうしてもスライドも後手後手になっていました。
 中央を崩される場面も散見しました。例えば今野選手は、前に出てアプローチする場面に奪取力を見せるセンターバックですが、この試合では逆にその背後を突かれる場面も目立ちました。川島選手が飛び出して相手の1対1を2度防ぎましたが、ザックジャパンはあまりああいう崩され方はしないですからね。ひさびさに大苦戦した試合でした。
 なので、試合展開を考えたら、負けなかったことを評価したいと思います。あれだけのアウェイでしたし、ひっくり返すことこそできませんでしたが、追いついての勝ち点1ならば上々でしょう。
 理想を言えば全勝での突破が一番ですが、ノルマはあくまで上位2各国に入ってこの3次予選を突破すること。ここ2戦までの星取り表を見てみれば、予想通り、タジキスタンはこのグループで力が落ち、日本、北朝鮮、ウズベキスタンの3カ国で2つの枠を争う流れになっています。日本はその北朝鮮に対してホームで勝ち、ウズベキスタンにアウェイで引き分けたのだから、無問題です。
 これでザックジャパン、13試合負けなしですか。
本田選手、長友選手がいない中でもこの成績ですからね・・・ちょっとした無敵艦隊じゃないですか。
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オーストラリア戦、澤選手を巡る前半の攻防。

 なでしこ、韓国、オーストラリアという山場を連勝で飾りました。
オーストラリアにはアジアカップ(ワールドカップの予選)で負けているということで、もっと苦戦するかと思ってました。もちろん簡単ではない試合だったのですが、ワールドカップでのドイツやアメリカに比べたら・・・という感じもありましたね。後半に永里選手のポストワークから抜け出した川澄選手がしっかり決めてゴール。そして、この1点をしたたかに守り切りました。見事な勝ちっぷりでした。すばらしい。
 さて試合内容のことも少し触れると、駆け引きとして面白かったのが、澤選手を巡る前半の攻防ですね。
まずオーストラリアは、日本がビルドアップするときにさほど前からボールを奪いに来ず、いったん下がってブロックを作って守ってきました。ボランチの阪口選手が持ったときもそれほどアプローチにこないのですが、澤選手だけにはかなり素早く囲みにきます。澤選手がわりと低い位置でボ-ルタッチするときも、ダブルボランチのどちらかが出て行き、ほぼマンマーク気味でケアしようとしていきました。
 この対応に関して、試合後のインタビューで澤選手はこう話していました。
「オーストラリアと試合するときは、マンツーマンにつかれることが多いのですが、逆に自分にマンツーがつくことによって、空いたスペースに宮間だったり、大野だったり、阪口だったり真ん中の中盤がうまく使えるので、そこをうまく前半は使えました。よかったと思います」
 つまり、相手が自分にマンツーマンについてくるならば、それを逆手に取ってやれということ。実際、この試合の前半、宮間選手が左サイドから中に入って中央で攻撃の起点を多く作っていたのは、そういう狙いがうまくいったからです。
 例えば8分、永里選手の決定機はそれがはまった形です。
この場面、相手のボランチは果敢に前に出て澤選手にアプローチにいっていたので、当然その出て行ったエリアにはスペースができていました。そのスペースに宮間選手が左から中に入り込むと、DFが澤選手を飛ばした縦パスを、中央の宮間選手に通す。澤選手のケアをしている相手のボランチは、宮間選手に背後を使われる形になり対応できない。そのため、相手のCBが慌ててボールを持った宮間選手のチェックに出て行き、最終ラインが乱れる。そのギャップを狙って抜け出した永里選手に、宮間選手が絶妙なスルーパス。永里選手は決め切れませんでしたが、狙いを持って崩した完璧な決定機でした。
 さらに、宮間選手が中央に入って攻撃に絡んだことで、攻撃面でよさを出していた選手がもう1人いました。
左サイドバック・鮫島選手です。左MFの宮間選手が中に入ったことで目の前に広大なスペースが生まれ、前半25分前後からはタイミングよいオーバーラップから攻撃参加していく姿がグッと増えました。34分には、フロンターレの小宮山ゾーンを髣髴させるような、カットインからのミドルシュートもありましたね。
 澤選手が厳しいマークをつかれるのなら、それを逆手に取ってできた攻撃ができる。このへんのなでしこの臨機応変さは見事だったと思います。
 後半、1点を追いかけるオーストラリアが前線に4枚並べてパワープレーをしかけてきたのは、なんか日豪戦らしい光景でしたな。
 これで日本は3連勝。
勝ち点9ですでにかなり有利ですが、次の北朝鮮戦か、中国戦のいずれかに勝てば文句なしで出場権獲得ですね。
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フロンターレのファン感謝デー。

川崎フロンターレのファン感謝デー。
 今年は等々力競技場ではなく、川崎競馬場での開催でした。
競馬場には縁がないので、迷わずたどり着けるかなドキドキしていたのですが、川崎駅からたくさんのフロンターレサポーターが向かっていたので無問題でした。フロンターレサポーターって、本当に家族連れが多いですよね。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 台風も心配されましたが、無事開催。というか、天気良すぎでした。
MCは、毎年恒例の中西哲生さん。そしてスタジアムアナウンサーのこもりすみえさんのコンビでした。そしてステージの審査委員長として、足のケガによりステージダンスを断念したという楠神選手が登場。「サッカーは関係なくできるんですけど、ダンスはちょっとしんどいんで」と話してました(どんなケガだよ・笑)
・オジフロのステージでは、まず伊藤選手と松本選手のピンクレディ。
伊藤宏樹選手は(ファン感)ベテランって感じの貫禄すら漂うパフォーマンスでしたな。夏に湘南から加入したGK松本選手も「ファン感のために緊急補強したんじゃないか?」と言いたくなるぐらい、すばらしいステージを披露・笑。さらにそこに・レディガガ田中裕介も加わっていました。
・ヤンフロからは小林悠を中心としたアンパンマンステージ。
バイキンマンを實藤選手がドキンちゃんを田中雄大選手が演じてました。わりとグダグダ・笑。でも田中雄大選手「練習から本番のつもりで・・・練習からドキンちゃんの気持ちでやってましたよ!!」と本気アピールしてました。
そして、ゆうたろう(石原裕次郎のマネする芸人)も交えたコントステージ&ダンスもありました。まぁ、ステージを様子を見たい人は、たぶん1週間後ぐらいにyoutubeにアップされるかと思います(いや、知らないですけど・笑)。
 ステージ以外の選手は、各ブースでお仕事に勤しんでいましたね。
どのブースも一工夫してあって飽きない印象で、ネーミングひとつにしても相変わらず細部にまでこだわってますね。「相馬灯アロマキャンドル」とか「黒津de危機一髪」とか・・あと武田社長の即席サイン会もあったなぁ。 あと稲本選手と憲剛選手のサイン会は、いつ見ても長蛇の列でしたなぁ。そういえば、去年はワールドカップ期間中だったのでお休みでしたもんね。
 僕は取材の合間を見て、コウジ(山瀬選手)の味噌ラーメンを食しました。まれに「いしかわごうさんですか?」と声をかけられてビックリしましたけどね。あはは。
 ステージ後半では、ハンマープライスとして「オジフロと釣りにいける権利」とか「ヤンフロが選手寮でもてなしてくれる権利(←違ったかもしれない)」、「やべっちFCのハーイ!やべっちに選手と一緒に出演できる権利」なんかのオークションもありました。あと「選手がステージで胴上げしてくれる権利」では、落札者の胴上げの後、なぜかどさくさにまぎれて吉田選手もまわりに胴上げされてました・・・なんでやねん。
 そして最後はジュニーニョが日本語で「神戸から勝つ!みんなでがんばろう!」と巻き返し挨拶をして終了となりました。
 7連敗中という状況でのファン感開催にはいろいろな意見があったと聞いています。
でもこの日、参加した人ならはきっとみんな「行ってよかった」と思ったんじゃないでしょうか。それぐらい、フロンターレカラーをまとって行きかっている人にはたくさんの笑顔がありました。きっと選手にも、いいリフレッシュにもなったんじゃないかなと思います。
 それに、どのクラブにもきっと「なくしちゃいけないもの」ってあると思うんですよ。クラブが成長するためには「変えていかなくてはならない部分」がもちろんあるけど、それと同じぐらい「なくしてはいけないもの」もあると思っています。
天野さんの「僕バナドリつく」を読んだときも思いましたが、フロンターレの「なくしちゃいけないもの」って、きっとここらへんにあるんじゃないかなー、なんてことを感じましたね。
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ではでは。今週からまたリーグ戦モードに切り替えて頑張りましょう。... 記事を読む