どうも、いしかわごうです。
10月になりましたね・・・一年、本当に早いです。
先週末は等々力取材。
新潟戦は2-3で敗戦となりました。
スコアこそ僅差ですが、正直、狙いがうまくいかない試合でした。
一番は守備。ボールを奪いたくても、守りがハマりません。新潟のポゼッションに対して奪いどころが定められず、守るばかり。
うまくいかないながらも、セットプレーで先制したのですが、それでも改善されることなく追いつかれてしまいました。
後手を踏む展開に、鬼木監督は前半の終わりから4-3-2-1システムから4-4-2システムに変更、さらに後半開始からは選手交代をすることで人も入れ替えて変化を打ち出していきます。後半途中にはさらに4-3-3システム、3-5-2システムと目まぐるしく変わりました。
試合後、山村和也にシステムをどんどん動かしたことの手応えはどうだったのかを聞きました。
「(プレスは)上手くはまる時もはまらないときもあったんですが、どのフォーメーションでも、もうちょっと連動して、目的を持って相手を追い込む作業ができれば、いい状態でプレーできると思います」
彼はそう反省の弁を述べます。
言い換えると、フォーメーションを変えた時の「連動性と目的」がややぼやけてしまったと感じていたととも言えます。それではやはり難しいです。
何より、システムを変えたことで、持ち味があまり出せなくなった選手もいます。
例えば脇坂泰斗がそうです。
4-4-2システムになったことで、彼はインサイドハーフやトップ下ではなく、普段よりも一列下がったボランチの位置がプレーエリアになっていました。
巧みなターンで相手のプレスを剥がして展開する場面はあったのですが、ボランチの位置からではどうしてもゴール前に入っていくまでに距離があり、バイタルエリアでの仕事ができません。
ここ数試合、中盤でフル出場を続けてましたが、この試合では輝きを出せませんでした。
と言うわけで、負けた試合のレビューは書いてても「くやCーーー!!」な訳ですが、それでもしっかりと向き合って書きました。
なんかモヤモヤする方は、これを読んで何かしら自分の中で落とし所を作ってもらえると幸いです。そんなレビューにしています。
■1本のシュートも打つことが出来ずに交代した小林悠の表情に思う
■意外だったスタメン構成にあったメッセージを読み解く
■後手を踏み続けた4-3-2-1システム。新潟に展開された「中と外のリズム」とは?
■「結果にこだわってやっていかないといけないですし、課題はまだまだ多いです」。流れを変えようと、足を攣るまで奮闘していた遠野大弥。
■「ここ数試合できていた、簡単にフリーにしないということができなかった。それを悔しく思います」(鬼木監督)。失点時にピッチで散見された「揺らぎ」とは?
■「自分がボールを持っている時、みんなが遠い気がして。正直、そんな簡単には蹴りたくないなという。でも、距離が遠い」(田邉秀斗)。なぜボールを奪った後に、攻撃がスムーズに機能しなかったのか。いつもと違ったこととは?
■「そこが失点という形でつながってしまったシーンがあったので、後ろで守り切ることをしていけたら、流れは変わってくると思います」(山村和也)。
試合後の選手が漏らしたこと。
以上、全部で約10000文字です。
「秋月が見てるから」 (リーグ第29節・アルビレックス新潟戦:2-3)
ぜひ読んでみてください!!
こういう時にこそ、「切り替え」という言葉があるのだと言い聞かせて、
ACL、天皇杯に向かわなくてはなりませんからね。