自分がチームを勝たせる、という思いを上回る人。


どうも、いしかわごうです。

GWいかがお過ごしでしょうか。

本日はこどもの日ですね。

水曜日は京都サンガ戦の取材でした。

試合は1-0で勝利。今季初の連勝です。

タイムアップのホイッスルが鳴り響いた瞬間、ピッチにふれ伏しながら歓喜のガッツポーズをしていた選手が目に飛び込んできました。

脇坂泰斗です。


彼が90分フルタイムでピッチに立つのは久しぶりだと思います。

橘田健人がベンチスタートになっているので、ここ最近は3試合連続でキャプテンマークを巻いてピッチに立っています。そこの責任も感じて90分プレーしていたと本人は言います。

「やっぱり正念場というか、ここからググッといきたい思いがありました。出ているメンバーは責任を持って、覚悟を持って戦わないといけない。それが良い方向にやれたのが今日のゲームじゃないかと思います」

キャプテンを任されていることもあり、試合前の円陣で味方に声をかける役割もしています。試合前、良い言葉をかけていますね(レビューで紹介してます)。

試合ではオフサイドで認められなかったものの、ゴールネットを揺らす場面もありました。ただ結局、美味しいところは、小林悠先輩に持っていかれたので、脱帽した様子で笑います。

「自分が勝たせたいという思いはあったんですけど、それをさらに上回る人がいた(笑)」
次の等々力で主役になってもらいましょう。

そして昨日は麻生取材に。

前日の深夜に京都から帰ってきたばかりなので、正直、朝から麻生に行くのはしんどかったですけど、行かねばなりません。

快晴で、休日なので見学者がたくさん。250人ほどいたそうですが、本当にギッシリ。

試合翌日なので、京都戦に出た組はリカバリーで切り上げましたが、それ以外の選手たちはトレーニングを行っていました。

見学者がたくさんいるので、シュート練習で歓声が沸いたり、広いコートでの対人練習でもサポーターが盛り上がっていたので、選手もいつもより張り切ってましたね(多分)。

練習後は安藤駿介にロングインタビュー。
彼のGKとしての生き様をたっぷりと聞いてみました。

そのインタビューの本編では使わない部分ですが、前日の京都戦で劇的決勝弾を決めた小林悠の話題にもなりました。京都戦前の福岡戦、小林悠はベンチ外で、
チームに帯同していません。なので試合当日は麻生練習で試合に出ない組で一緒に練習していたんですね。

「メンバーに入っていない時の練習でも1人だけ異質なんですよ」と安藤駿介。

なぜ彼が試合でゴールを決めることができるのか。事実、その4日後の試合で決勝弾を決めました。彼のシュートを長く受け続けてきた安藤駿介だからこそ、感じている小林悠の凄さはすごく面白かったです。京都戦のレビューで紹介しておいたので、ぜひ読んでください!

というわけで、小林悠の良いエピソード満載のゲームレビューになっております。ラインナップはこちらです。

■「それがどこまで若手に響いているかはわからないです。でも、そういう選手が、次の試合(京都戦)で決めるわけですよ。そこはやっぱり重い言葉をもらっていると思います」(安藤駿介)。なぜ小林悠は試合でゴールを決められるのか。福岡戦に帯同できなかった練習で安藤駿介が語ったこと。

「そういう声がけをしたし、そういうゲームだと思いました」(脇坂泰斗)。
キャプテンマークを巻いたヤストが、この日の試合前の円陣で味方にかけた言葉。そして試合終了後のピッチで見せたガッツポーズ。

■「これからも強く生きていくという決意表明を今日このサンガスタジアムで披露できればと思ってプレーをしました」(上福元直人)。今季リーグ戦初の完封勝利を達成した古巣戦。上福元直人が示し続けてきたもの。

勝利を噛み締めつつ、GWのお共にぜひどうぞ!!

「第ゼロ感」 (リーグ第11節・京都サンガF.C.戦:1-0)

ぜひ読んでみてください。

ゴールを決めたあと、サポーターに向かってユニフォームを掲げたシーンは熱かったです。

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