サッカー本ソムリエ・いしかわごう、現在3冊のサッカー本を並行して読んでるんですよ。
・バルセロナが最強なのは必然である
・欧州サッカー批評
・戦術リストランテ
なかでも「バルセロナが最強なのは必然である」は歯ごたえありますね。
バルセロナが最強なのは必然である グアルディオラが受け継いだ戦術フィロソフィー/オスカル・P・カノ・モレノ
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この本、読んだ人、いますか?
なかなかハードじゃないっすか?
ちょっとばかしバルサに詳しいからと勘違いして読み進めると、「??????」ってなります。例えば第1章からの「バルセロナのフィロソフィーを解明する」のところなんて、まるで国語の難しい評論文を読んでいたような感覚に襲われます。
だって、「現実を体系的に理解する」、「複雑性のパラダイムの思考を取り入れる」とかそんな表現がたくさん出てきますからね。還元論、複雑性に触れていたりするので、それこそ本文の途中で傍線が引っ張ってあって、「傍線の単語と同義語を次の選択肢a~eの中から選びなさい」とか入試問題で出題されてもおかしくないレベルの文章です・笑。
羽中田昌さんが翻訳をしているのですが、一つの単語を訳すために本を一冊読んだり、一行を訳すのに三日間考え込んだりしたそうです。すげぇ大変だったんですな。
とはいえ、第2章のバルセロナのプレーモデルを紐解くあたりになると、図やイラストも豊富なので、だいぶ読みやすくなっている印象です。僕はようやくそこまでたどり着きました。
バルササッカーの機能美を、巷のサッカー解説本とはまったく違う切り口で解明しようとしているので、バルサの凄さを読み取りたい人は、読んでみてもいいかもしれません。ただ、「それなりの覚悟いりまっせ」とアドバイスしておきます・笑。
今回のはただの「読書中」の感想なので、読み終わったらちゃんと書評を更新しようと思ってます。
バルセロナが最強なのは必然である グアルディオラが受け継いだ戦術フィロソフィー/オスカル・P・カノ・モレノ
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