「将棋世界」という将棋の世界が大好きな人が毎月読むであろう雑誌があります。
これもiPadで読む「電子書籍版」が発売されてるんですよ。しかも斬新的な作りで。
例えば竜王戦7番勝負での渡辺竜王対羽生名人の観戦記事。
将棋をよく知らない人でも、こういう図は新聞の将棋欄で見かけたことがあると思います。
将棋ファンは、観戦記に掲載されているこの図を見て、頭の中に将棋盤を思い浮かべて脳内で駒を進めていったり、あるいは将棋盤を引っ張り出して実際に指して、「ほうほう、羽生さんはそう来たか」とかつぶやくわけですよ。はた目から見ると、すっげぇ地味な光景ですけど、将棋ファンはそんなんをもう何十年もやってたわけですよ。
だけどねぇ、電子書籍版「将棋世界」では、この図にタッチすると、掲載されている将棋盤の駒がカチカチ対局図の通りに動くようになっているんですよ。これ、ちょっと感動するわ。さらに柿木将棋のアプリをダウンロードしていると、将棋ソフトが起動して再現してくれたりもします。
こういう風にiPadを使いこなして将棋指しているおじいちゃんがいたら素敵やん、ですよね。