等々力取材鹿島戦〜16本のパスをつないで生まれた同点ゴールの深層。







 どうも、いしかわごうです。
いろいろあった週末でしたが、等々力での鹿島戦の振り返りを。1-1のドローでした。

 プレビューで語っていた試合展望との照らし合わせをしてみると、大島僚太選手のいない影響で、チームのボール保持率が下げることを予想していました。前半は、ボランチで先発した森谷賢太郎選手が、問題なく機能しており、いつものサッカーだったと思います。同点弾も、彼がうまく縦パスを田坂祐介に入れて起点になりました。この場面、今季Jリーグ最多となるパス16本つないで崩したゴールでした。

ちなみにこのゴールは、田坂祐介選手がパスを出した局面より前の、後ろでボールを動かしているときのダブルボランチの仕事ぶりと駆け引きに注目すると面白いです。細かくパスをつなぎながら鹿島の守備陣の綻びを生み出しています(詳細を知りたい方は、noteのレビューをどうぞ)。

 いつものサッカーだった前半と比べて、後半はネットが入ったことで少し違うサッカーになりました。レビューではその違いと背景についても考察しています。

 そしてもう一つ。
この鹿島戦では、3月の対戦とは違う試合展開になることもプレビューでは予想していました。

 というのも、リーグ第2節の湘南ベルマーレこそハイプレスでボールを奪いにくるスタイルでしたけど、その後の名古屋グランパス戦、ヴァンフォーレ甲府戦、ナビスコの横浜F・マリノス戦、ナビスコのアビスパ福岡戦と、ここ4試合はいずれもフロンターレがボールを圧倒的に保持して攻め続ける展開で、ゆえに、試合のポイントも、相手の守備ブロックをいかにこじあけてゴールを奪うかだったからです。

 しかし鹿島は、ボールを保持するスタイルを志向する型で、ハイプレスの守備を仕掛ける時間帯もあります。直近の4試合ほど、フロンターレがボールを握らせてもらえず、こちらが我慢する時間帯が増えることになる試合展開を予想していました。その試合展開で、どれだけ後ろが我慢できるか。そこにも注目していたんです。

 実際に、後半はフロンターレが「ボールを握れずに耐える試合展開」を余儀なくされたわけですけど、その時間帯での守備陣の粘り強さはよかったと思いますね。土俵際の粘りを見せました(相撲だけに)。そういったことを踏まえながら、深堀りレビューを書いております。

ラインナップは、こちらです。

1.16本のパスをつないで生まれた同点ゴールの深層。中村憲剛のフリーダムなポジショニングと、あざとい駆け引きで繰り出した森谷賢太郎の縦パス。 (※4月4日:中村憲剛のコメントを追加)

2.劣勢を強いられた右サイドの局面勝負。復帰明けの武岡優斗を起用せざるを得なかった背景と、それでも後半に失点しなかった理由。

3.なぜ前半と後半であれほどサッカーが変わってしまったのか。両者の比較で考える「自分たちの距離でサッカーをする」とは?

4.風間フロンターレのボランチは、散らしだけじゃなくて、握りもできなくてはいけない。向き合わなくてはいけないネットの組み込み問題。

<※後日談>鹿島戦の失点シーンについて、奈良竜樹のコメントを4月4日に追加。「変な回転というより、ボールが揺れていた。あれを直接ダイレクトで打たれるというのは、選択肢の中で一番遠かった」

約5500文字に渡って、試合の詳細をディープに語っています。ぜひ一度、読んでみくださいね。

ワンポイントレビュー:16本のパスをつないで生まれた同点ゴールの深層。中村憲剛のフリーダムなポジショニングと、あざとい駆け引きで繰り出した森谷賢太郎の縦パス。(1st第5節鹿島アントラーズ戦)

ではでは。
おかげさまで「川崎フロンターレあるある2」、好評をいただいてます。

フロンパークやスタジアムではサポーターの方に声をかけてもらい、本にサインもたくさんしました。
こちらもよろしくどうぞー。





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