どうも。
先週土曜日のド深夜、フジテレビのクールジャパン・フットボールというサッカー番組に将棋の野月浩貴七段が登場してました。
もちろんテーマは、「将棋とサッカー」。
ジョン・カビラさんとの対談で、将棋でサッカーを語っておりました。内容的にはわりと2月に出たサッカーキングのインタビュー内容とも似ていて、ベッカムのピンポイントクロスを見て、イメージした「横歩取り8五飛戦法」などについて説明しています。これにはスタジオも感心し切り。
(野月さんが書いた横歩取り戦法の本はこちら)
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将棋とサッカーの共通点として、戦術的な要素だけではなく、時間的な要素にも触れていたのは興味深かったですね。一手の決断に長時間を要することもあるプロの将棋と、一瞬の判断と決断が連続するサッカーでは違いすぎるのでは?という指摘ですが、野月さんは、羽生さんによる「伝説の5二銀」を引き合いに、将棋における瞬間的なひらめきの重要性に触れていました。
番組レギュラーである中村俊輔選手についても将棋で例えていました。現在Jリーグで輝きを放っている中村俊輔選手。そのプレーぶりを駒に例えると、銀と桂馬を足したようなイメージだそうです。なるほど。確かに、中盤でのポジショニングが上手く、それでいて桂馬のような飛び道具も持っている感じはありますね・・・・納得です。
もちろん、ナリキン!も紹介されています。現在3巻まで絶賛発売中。
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3巻の巻末には、わたくし・いしかわごうも登場しております。
あとHKKの将棋講座テキストに、野月さんと横浜FMアンバサダー・波戸康広さんとの対談が掲載されています。
お互いの共通点に触れながら、ざっくばらんに話していて面白いです。
野月さん「僕なんかがサッカーを見るときはプレイヤー目線というよりは監督目線で、フィールド全体を将棋盤みたいに見る感じになるんですね。選手というか、駒の気持ちになるのは難しい(笑)」
波戸さん「僕はサイドのプレイヤーなんで、端から上がっていくイメージは香車みたいだな。でも戻って来れるから飛車かもしれない。そうしたら敵陣に入って竜になったからパワーアップかな、とか(笑)」
・・・・こんな感じで(詳しくは買って読んでください)。
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今週末は、このお二人が中心となり、こんなコラボイベントもありますからね。
「4/27(土)vs甲府 サッカー×将棋特別イベント」のお知らせ
いやはや・・・・「サッカーと将棋」ブームが来てますねー。
おかげさまで、将棋アマ三段のサッカーライター・いしかわごうのところにも、いろいろなお話が来ています。ここ数年、「将棋とサッカー」を研究しまくってますから、アイディア企画もたくさん持ってますので、興味のある関係者の方々、気軽に連絡をお待ちしております。ある意味、早いもの勝ちですよ。
問い合わせは go.ishikawa55@gmail.com
それでは。
(野月さんのインタビューが掲載されているサッカーキング)
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