今日の麻生取材。

 今日は朝から麻生取材に。
セレッソが来週火曜にACLがある関係で金曜日開催なんすわ。なので、今日が前日練習でした。セットプレーの確認をしていたのですが、珍しく相手のロングスロー対策もやってました。セレッソの選手にロングスローをしてくる選手がいるみたいですね。相手役のロングスローしていたのは、なぜかGKの安藤選手。キーパーがスローインをしている光景なんて・・・・しかもロングスローをしているのなんて、なかなか見れないっすよ。だって試合中にすることまずないですからね。安藤くん、なんでスローイン技術を磨いてたんだろう・・謎だ。
 練習終わってモロモロを取材してエルゴラのプレビューとコラム原稿を入稿。
あとジュニーニョにクルピ監督との話を伺いました。実は来日前、パルメイラスでクルピ監督のもとでプレーしているんですよ。この話は、ブロゴラに書いておきました。
http://blogola.jp/p/13239
あともう一本選手コラムを入稿。さすがに疲れましたわ。
書店を冷やかしていたら、べしゃり暮らしの最新刊が発売されていたので購入。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
ヤンジャンで読んでるけど単行本も買ってます。まだ12巻なのね。たぶん作者はお笑いを描きたいんじゃなくて、お笑い芸人にしかわからない「コンビ愛とはなんぞや?」を描きたいんだろうな。
面白い漫画だわー。笑い飯も熟読してるらしいです(笑)。
明日は大阪に行ってきます。それでは。... 記事を読む

週末の取材を振り返る。

 昨日は等々力でフロンターレ対鹿島戦を取材。
試合は3-2でフロンターレの勝利。相馬監督、めっちゃ喜んでいたなー(笑)。おかげさまでエルゴラの1~3面までいただきました・・・まさか表紙まで来てしまうとは!見開きでは、またもコバユウです。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 試合に関して言うと、2-0で折り返した前半は、完璧な内容でしたね。相馬監督がやりたいサッカーをしっかりとピッチに出せた。「こういうスタイルがやりたいんだ」というメッセージがサポーターにも伝わった前半だったと思います。
その反面、後半は鹿島にだいぶ押され続けました。ここで気になったのが、ロングボールを蹴ってきた鹿島の攻撃に対するチームの守備意識。ロングボ-ルに対して、フロンターレの守備陣はDFラインを下げて対応しました。しかしセカンドボールが拾えない状況に、前線の選手からは「下げるな。ラインを上げてくれ」との要求。でも前からのボールチェイスができず、前を向かれて蹴られている状態では、後ろもラインは上げられない・・・というジレンマが少なからずあったようです。このへんは選手間でも話し合ってるようですし、うまく現実的な改善策を見出して欲しいところです。
 それにしても・・・日曜日の16:00キックオフだったので、かなりタイトな即上げ原稿でした。個人的には反省点が多かったな、とかいろいろありますが、そういうのも次にいい記事を書くための糧にしていきますわ。
 さて土曜日は味スタでヴェルディ対北九州戦の取材をしてきました。
後半のゴールショーで試合は一気に動いたわけですが、個人的にはスコアレスの前半のほうが興味深かったりします。水曜号のエルゴラに試合原稿が掲載されますが、せっかくなので、そこに書かなかった部分について触れておきますね。
 まずヴェルディがパスをつなぐスタイルなのは当然として、三浦監督になった北九州も丁寧にビルドアップしてくるスタイルに変貌していたのには驚きました。「うめぇなー」と思いながら北九州の中盤の顔ぶれを見ていたら、Jクラブのユース出身者で構成されていて、皆なかなかの技巧派。おまけにチームとしてのボール運びも巧妙。北九州のボールポゼッションの前に、ヴェルディはなかなかボールが取れませんでしたね。
 最後尾から見守っていたGK柴崎選手に聞いてみたところ、「前半はどこでボールを追いかけるのか、どこでプレスにいくのか、そういうポジショニングがうまくいってなかったですね」と素直に認めていました。さらに「相手はシステムも少し変わっているし、J2の中では珍しいチームだと感じましたね」とも・・・(ちなみに、なぜボールの奪いどころが定められなかったのか、なぜ中盤をダイヤモンドにした[4-4-2]の北九州のシステムが「変わっている」のか、このへんについては水曜エルゴラに書いてますんで、ここでは省きます)。
 ただボールポゼッションはされたものの、ヴェルディは北九州に決定機自体は作られてないんですよね。それがまたもどかしい展開を生んだ理由にもつながっていた。例えば土屋選手は、ボールキープしている相手がFWにクサビのボールを入れてくる瞬間をずっと狙っていたとのこと。29分の場面がそれで、多田選手が長野選手に縦のくさびのボールを入れたところを土屋選手がカット。すばやく縦に高木選手に出して、そこからサイドの井上選手にはたいて、そのクロスに平繁選手が飛び込むカウンターを発動させています。前からうまくボールが奪えないのなら、ああいうパンチをもっと撃ち込んで、攻めのアクセントをつけていきたかったようです。ただ北九州は、そのクサビのボールをなかなか入れてこなかった。その結果、動きのない時間帯が続き、試合を見ている人にとっては「退屈な前半」に映ってしまったのかもしれないという旨のことを言っていました。
 もちろん決定機といえば、前半終了間際に、長野選手にゴール前中央でシュートを打たれた場面くらいがありますけど、あれは崩されたわけではなく、単なる森選手のミスからですからね。なおあの場面については、「高いボールに対しては自信をもってプレーしているけど、(前半の決定機のような)ああいう足元での場面はまだ少し慣れていない印象を受けました」(柴崎選手)とのこと。あの局面では、長野選手がCBからコンバートされたFWだったのが少なくない影響があったようです。そういう話もちょっと面白いですよね。
・・・そんな感じに、誰も触れないであろう、あの試合の前半をあえて語ってみました(笑)。
それでは、また。... 記事を読む

今日のエルゴラ(1010号)。

今日のエルゴラ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
「古巣・鹿島戦で計る相馬フロンターレの現在地」
相馬監督になってから初めての鹿島戦ということで、プレビューも大きく扱ってもらってます。黒星が先行している状況ですが、相馬監督のもと、新しいスタイルに挑戦している最中ですからね。もちろん苦しみながら結果が伴うのが一番なのですけど、こういうときこそ、結果と内容に対する見極めと評価を冷静にしていく視点が大事だと思ってます。普段の練習を通じても、相馬さんの描いているサッカーには期待を抱かせてもらっているので、古巣戦での勝利でなんとか好転のきっかけにしてもらいたいところです。
プレビュー以外に、もう一本。再開以降の起用法を見ていて気になっていた「ジュニーニョをどう組み込むか」というテーマについてもコラムを書かせてもらいました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 J2では京都対富山があるということで、大木監督と安間監督に関するコラムを書かせていただきました。僕自身も最も影響が受けたし、いまでも尊敬する二人です。エピソードがたくさんありすぎて、限られた文字数の中でどれをチョイスするのか迷い、大変でしたねぇ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
J2で下位に沈んでいた甲府に来て、大木さんが一番強く選手に求めたのは「サッカーをプレーするということ」だったそうです。サッカー選手なんだからそんなの当たり前じゃん、と思うのですが、実際にはゲームはダラダラやるし、ピッチに転ぶと痛がるしぐさを見せてなかなか立ち上がらない・・・など、純粋にはサッカーをプレーしていなかったように映っていたので、そういう姿勢の改善を選手に強く求めていた。確かに甲府時代、大木さんはよくこう言ってました。
「サッカーをプレーしろ。お前らはプレイヤーであって、アクター(俳優)じゃないんだから」
だから試合終盤、勝っていてもコーナーフラッグ付近でボールをキープして時間稼ぎをするのなんて、すごく嫌っていました。プロである以上、勝負に徹するのは当然なわけで、そういう時間稼ぎは許容範囲だとは思いますが、大木さんは「そういうのはお金を払って観に来る観客に見せるプレーじゃない」と一蹴していました。実際に、大木監督時代にはそういう時間稼ぎはさせず、最後まで相手に攻め込んでましたからね。すげぇな、この人は、と思ったもんです。
 あと甲府時代に採用した戦法「クロース」も面白かったなぁ。
狭いエリアに人数を密集させ、徹底的にショートパスをつないで局面を打開していく戦いなのですが、そもそも普通の感覚であったら、「それは危険。リスクが大きすぎる」と絶対に採用しないですよ。だってあれだけ隙のできやすいサッカーですし、「そんなことをしたら、サイドチェンジされたらやられてしまうじゃん」と言われますからね。でも、大木さんはそこで採用してしまう大胆さがあった。
「別にサイドチェンジされて、相手にそこまでチャンスを作られているわけじゃない。それにサッカーは、サイドチェンジが一点になるわけじゃないんだから」
そう言ってクローズの採用に踏み切ったそうです。この発想は前日本代表・岡田武史にも影響を与えてましたからね。
そして安間さんも、物腰はすごく柔らかいですが、発想はぶっ飛んでる人ですからねー。
例えば寝る前に、「11人でサッカーをしていると決め付けるからよくないのであって、12人で戦っているように相手に見せるにはどうすればいいんだろう?個々の運動量を増やして、ポジショニングをうまく工夫すれば、相手からはそう見えるかもしれない・・・・」とかアレコレ考え出したら眠れなくなって、朝の練習時間が来てしまうような人です(笑)。
・・・・うーん、書き足りないっ!
 そんな二人の戦いです。
当日は等々力取材なので西京極にはいけませんが、スカパー!の録画を楽しみにしておこうと思います。... 記事を読む

味スタわず。

$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
カターレ富山の試合を朝から2ゲームほど見てからのぉ~、夕方に味スタでした。
天気よすぎですよ。暑すぎですよ。
次節は京都対富山なんですよね。
アデランス中野さんばりに「女房を質に入れてでも西京極に行くぜー」とか鼻息荒かったんですけど、ただこういうときに限って、フロンターレ対鹿島戦が、日曜日でモロかぶりでした。モロかぶりというか、塩かぶりですよ。いや、知らないですけど。
たまには、こういう「・・でっ?」っていう感じでブログを締めてみるわ・笑。... 記事を読む

等々力の新ヒーロー、味スタの新守護神。

 今日のエルゴラは、GWの関係で休刊日です。
先週から怒涛のような取材&原稿ラッシュでブログをゆっくり書くこともままらなかったので、水曜号の振り返りでも。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
コバユウこと小林悠選手の凛々しい表情のガッツポーズでした。いい写真です。
ただ、タイトな締め切りに追われながら、この紙面のマッチレポート、採点寸評、コラム、選手コメントをプレスルームで書き上げているときのいしかわごうも、きっとこんぐらい凛々しい表情をしていたと思います。エルゴラに掲載できなくて残念です。
 なお水曜号では、J2の紙面プレビューで東京ダービーのコラムも書かせてもらいました。過去の歴史を紐解く感じで、0-3から10人で3-3に追いついた04年のナビスコカップ準決勝の記憶を書きました。文字数の関係で省略することになったんですけど、個人的にはロスタイムの平本選手のポスト直撃弾のことをもっと詳しく書きたかったですね。
 あの場面って、小林大悟選手からの見事なロングパスが、エリア内に走りこむ平本選手の太ももに後ろからピンポイントで届いてますからね。すげぇパスとすげぇトラップだなと思っていたのですが、「実は照明と重なって、僕はボールを見失っていんですよ。そしたら、ボールが見事に太ももに落ちて来て・・・」と平本選手が言ってました。
つまり、照明でボールが見えてなかったのに、あんな絶妙なトラップになった・・・・いやー、あれは奇跡やね。その流れでシュートを打った瞬間、平本選手は「絶対に入ったと思った」と感じ、FC東京の原監督も「やられた!」と思ったと感じたそうです。しかしボールは無情にもゴールポストを直撃。
そしてあれから7年後の東京ダービーのロスタイム、シュートをポストにぶつけた味スタのあのゴールマウスを、今度は自分が守っているのだから、人生ってわからないですね(笑)。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 かなり小さいけど、平本一樹のゴールキーパー姿です。
昔から、練習中の遊びでよくGkやってましたもんね。顔の迫力なら、土肥さんにも取らないっすからね。セービング機会はなかったですが、足元を生かした高精度のフィードで、前線の飯尾選手に向かいピンポイントで供給していました。っていうか、パスを届ける相手はやっぱりチビなのね。
 それにしても味スタに2万8千人は、すごいですね。観客だけではなく、記者席もすごい人だかりでした。取材を終えてから飛田給駅についても、人だかりが半端なかったもんなー。
実はこの一ヶ月ぐらい、レギュラーの仕事をやりながら、ずっと掛かりっきりだった原稿をようやく入稿したばかりで・・・・いやー、タフだったー。1本の原稿なんですけど、1万字ぐらいある原稿でしたからね。いい経験になりました。
 週末は、たまっていた海外サッカーを見なければ・・・クラシコも3試合分、見てないからね。じっくり分析しよう。... 記事を読む

月が変われば、ツキも変わった?

そんな勝ち方でしたね。
 10人になった相手を崩し切れず、スコアレスドローの予感も漂い始めた89分、コバユウの劇的ゴールで勝利しました。等々力劇場だったわー。
 今日は火曜日試合だったので、エルゴラ水曜号に掲載させるために原稿も即上げでした。採点寸評、マッチレポートに加えて、マッチコラムと選手コメント掲載するとのことだったので、仕事のボリュームが盛りだくさん。なので、原稿のスケジュール進行がかなりタイトだったんですよ。
 そこに来ての、あの終了間際の決勝弾ですからねー。
試合中に書いていた原稿はほとんど書き直しになって、あせったなー。なにせフロンターレの選手の採点寸評にしても、10人に相手を崩せずドローになるのか、勝ち切るのかの結果によって、評価や寸評のトーンも全然変わりますからね。まぁ、勝ったのでうれしい悲鳴なのですけど。
そこからマッチレポート書いて、ミックスゾーンで選手を取材して、プレスルームに戻ってコメントまとめて、コラム1本書いて・・・・を1時間ぐらいでガガガとやり切ったんで、かなりエネルギー消耗しました。たぶん、気功砲一発分ぐらい消耗してます(笑)。
そんなわけで、明日のエルゴラをよろしく。... 記事を読む

月が変われば、ツキも変わる。

 今日から5月になりました。
5月といえば、いしかわごうの誕生月です。僕のイメージ通り、さわやかで過ごしやすい季節ですよね。一番好きな時期だぜ。
ちなみに5月11日生まれなので、おうし座です。
聖闘士星矢のゴールドセイントで言うと、タウラスのアルデバランです。繰り出す技が「グレートホーン」だけしかなくて、しかもでかいおっさん・・・おかげで、友達の間では、かなり肩身が狭かったです。まぁ、かに座のデスマスクとか、うお座のアフロディーテよりはマシ程度。ふたご座のサガとか、しし座のアイオリアとか、みずがめ座のカミュとか、やぎ座のシュラとかがうらやましかったなー。
えぇ、星矢トークについていけない人のことなど知りませんよ。
聖闘士に同じ技は通用しないけど、俺は聖闘士のネタを何度も使うからなっ!!覚悟しとけっ!
何が言いたいかというと、「月が変わればツキも変わる」ってことが言いたいのだよ。
4月はいろいろありましたけど、また気持ちを切り替えて頑張っていきますわってことですわ。
今日、練習取材に行ったら中村ケンゴ選手は髪を短く切ってスッキリしていました。切り替えの気持ちの現れですわ。
俺も思い切って何かを変えてみようかな・・・そうだな、取材用のノートとか、ペンとか変えちゃおうかな・・・ちっちゃ!!... 記事を読む

名古屋遠征。

名古屋取材から帰ってきて、抱えていた原稿がようやくひと段落しました。なんかすげぇ、疲れたわい。
GW,東京駅に人多いぜ。行きの新幹線車内、満席だったぜ。
品川、新横浜を過ぎてから車内でお弁当を食そうと、目の前の荷物台を下げたら、東京駅からずっと隣に座ってるおっさんも台を下ろして、袋からパンを食べ出し始めたぜ…なんで俺待ちなんだよ?
瑞穂陸上競技場はひさびさ。
去年はトヨスタでしたからね。09年のACL以来でした。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 
 試合は、0-2で敗戦。
エルゴラのプレビューにもチラッと書いたように、相馬監督になってからトライしている攻撃の狙いだと、これまでの名古屋戦とは違う試合展開になるだろうし、もしかしたら、逆に分が悪いかもなぁ・・・なんて思っていたのですが、うーーん、やっぱりそうなりましたか。結局は、フィニッシュに人数をかけて崩しにいく分、スペースを使われたときのリスクマネジメントが肝なんですよね。そのへんのバランスであり、コントロールの問題になるのかなと。
 あとフィニッシュの部分に関する捉え方については、選手たちから興味深い回答を聞くことができましたねぇ。攻撃に絡んでいた選手数人はみんな、もどかしさがあったのも伝わってきて、それぞれの思考を聞けたのは収穫だったかなと。そのへんはエルゴラに書いておきましたわ。
 関東では体験できないナイトゲームだったわけですけど、取材した後、プレスルームで作業してたら23時近くて、名古屋駅周辺のホテル着いたらもうてっぺん(0時)ですからね。ホテルのまわりに美味しそうな居酒屋たくさんあったんだけど、タイトかつタフな原稿を抱えていたので、ホテルにカンヅメ。何も美味しい物食べてかったわ。
 翌朝になっても抱えていた原稿が終わらないから、帰りの新幹線で書いてみたら、やっぱり気持ち悪くなった(笑)。
 何度試しても無理だわー。いや、何度も試すなよって話なんですけどもね。車内でゲロ吐いちゃ、まわりに迷惑ですから途中で断念しました。僕のイメージ的にもマズイですしね。
・・・吐いたゲロは拭えたとしても、ゲロを吐いたイメージは拭えないですからっ!!・・・なんでドヤ顔なんだよ。
だめだ、疲れててたいして面白いブログ書けねぇっす。
休む間もなく、火曜にはジュビロ戦。踏ん張りどころですわ。... 記事を読む