本日のエルゴラです。
「川崎Fの激震。相馬フロンターレ、突然の終焉」
相馬フロンターレについて、ここまでの軌跡を振り返りながら、総括しております。もちろんガンバ大阪戦のプレビューも掲載されておりますし、望月代行監督のコメントも掲載されております。
正直、この二日間は自分自身もノンストップの日々でしたね。少し振り返ってみようと思います。
まず相馬監督の契約解除がクラブから発表されたのは、11日水曜日。
フロントから本人に言い渡されたのは、その前日火曜日だったとのこと。選手には水曜の午前練習前のミーティングで伝えられ、その場で相馬監督本人から挨拶があったようです。そして練習が始まってしばらくしてから、相馬監督はクラブハウスを出て行きました。駐車場で相馬監督の最後の囲み取材を行ったわけですが、まだ朝も早かったですし、突然の契約解除だったため、他に記者はほとんどいません。
相馬監督は冷静でした。
いろいろ聞きたかったことはありましたが、こちらも動揺していたので、なかなか言葉が出てきません。目指すチームの方向性が迷走していたとは思いません。詳しくは今日のエルゴラに書きましたが、相馬監督自身も「チーム作りは間違っているとは思わなかった」と振り返っていました。そして「ただ、今の時期として、満足させる結果を出すことができなかった」とも付け加えています。
契約解除を言い渡されてから一夜明けていたとはいえ、相馬監督の中にもいろんな感情があったとは思います。それでも恨み節や苦言をこちらに漏らすこともなく、終始淡々と話してくれました。残念ながらプロのサッカー監督として今回は結果を出すことができませんでしたが、去り際の美学と言いますか、そこにはプロフェッショルを感じましたね。
囲み取材を終え、「ありがとうございました」とこちらが手を差し伸べると、力強く握手を返してくれました。今後については「また縁があれば、サッカーの世界でやりたいと思ってます」とのこと。車に乗り込んで出発するまで見送りしようとしていたら、「見送りはしなくていいですよ」と苦笑いしていました。相馬さん、お疲れ様でした。
いやー、この二日間は本当に怒涛の日々でしたね。
ただすぐに試合はやってきます。明日は万博でガンバ戦。僕も取材に行く予定です。... 記事を読む
Author: いしかわ ごう
フットボール・クラッキ。
先週の多摩川クラシコ。
記者席でアナウンサーの下田恒幸さんとお会いしました。
今年はJ1は土曜日開催ですし、下田さんはJ1の他カードを実況することが多いので、なかなか現場で会うことはないんですよね。この日は、多摩川クラシコが日曜日開催だったため、ひさびさにお会いすることができました。相変わらず、「ごうちゃーん、元気?」ときさくな方です。インテル特集だったフットボール・クラッキを見たばっかりので、そのときの話なんかも聞かせてもらいました。
そういえば、フットボール・クラッキでは、中国・杭州緑城で指揮している岡田武史監督のもとでコーチしている小野剛さんに密着ドキュメントも放送してました。
監督のサポートをすることももちろんですが、控えチームの底上げ、対戦相手のスカウティング(練習場まで視察に行って、警備員に追い返されそうになってりしたり)などなど、生活含めて、異国での挑戦は大変そうですが、充実している様子がうかがい知れました。選手が海外挑戦するのは当たり前になってきましたが、日本の指導者が海外で挑戦する映像を見るのは、なかなか新鮮でした。
小野さんの著書は3冊あります。
サッカースカウティングレポート 超一流の分析/小野 剛
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サッカーコーチングレポート 超一流の監督分析 【特別対談】岡田武史/小野剛
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サッカープレーヤーズレポート 超一流の選手分析術/小野剛
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なかでもスカウティングレポートはオススメです。
システムをどこでどうかみ合わせて、どこで「砂をまぶす」のか。プロのスカウテインング術が学べるので、ガッツリ分析したい人には実践的です。僕のゲーム分析のやり方は、この本に掲載されている小野さんの手法を取り入れておりますから。
ではでは。... 記事を読む
ミュージックポートレイト・長谷部誠選手。
先週金曜日の話になりますが、NHkのEテレでミュージックポートレイト、サッカー日本代表・長谷部誠選手が登場していました。
自分の人生のなかで想い出に残る音楽を語る番組です。
確かに音楽って人生と切り離せないものですからね。例えば、自分は今の時期だったら、春によく聞いていた音楽を思い出しますね。川本真琴さんとか、川本真琴さんとか、川本真琴さんとか・・・・川本真琴だけかいっ!
さて長谷部選手の場合は、こんなラインナップでした。
・小学生時代は「燃えてヒーロー/沖田浩之」
キャプテン翼の主題歌ですね。キャプ翼世代なら、自然とテンションがあがる曲です。
キャプテン翼 コンプリート・コレクション/TVサントラ
¥4,200
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僕もこの曲が好き過ぎて、この「キャプテン翼・コンプリートコレクションCD」を買ったほどです。ブックオフで、ですけど・笑。
・スピッツの「涙がキラリ☆」
おじいちゃんが買ってくれた想い出のCDらしいです。
涙がキラリ☆/スピッツ
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涙がキラリ☆/スピッツ
¥1,100
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・Mr.Children の「星になれたら」
Kind of Love/Mr.Children
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自分もミスチルファン暦は長いですけど、「星になれたら」って「Kind of Love」というかなり初期のアルバムに入っていた曲ですよね。でも根強い人気がある曲。
自分も昔から知っているけど、なんでだったっけ?と思っていたら、そうかドラマ「若者のすべて」の挿入歌だったんだ!キムタクが出演していた超人気ドラマで主題歌は 『Tomorrow never knows』でした。もう15年ぐらい前の話ですけどね。
2007年の日産スタジアムで行われたミスチルのライブで、この曲を聴いてドイツへの移籍決断が後押しされたそうです。「この街を出て行くことに 決めたのは いつか 君と 話した夢の 続きが今も 捨てきれない から 」の部分が好きだそうです。長谷部選手自ら歌ってました・笑。
Mr.Children“HOME”TOUR 2007 [DVD]/Mr.Children
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そういえば、リーグ優勝を逃したスタジアムも日産でしたよね。不思議な因縁ですな。
・Mr.Children の「終わりなき旅」
長谷部選手がこの曲をテーマソングにしていることは有名ですね。南アフリカW杯でスタジアム入りする前にいつもバスの中で聴いていたそうです。7分ぐらいあるので、ちょうど良い感じの曲終わりでスタジアムに着くために、ときには巻き戻したり、早送りして微調整していたそうです。あはは。
終わりなき旅/Mr.Children
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ちなみにドラマ「殴る女」の主題歌でした。懐かしいー。
・中島みゆきの「糸」
Singles 2000/中島みゆき
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命の別名/糸/中島みゆき
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昨年の東日本大震災で行った支援活動。現地で感じたものや、巡り会いについて語っていました。
長谷部選手のドイツでの日常生活の様子も垣間見れて、面白い番組でした。
いろんなジャンルの方が出てくる番組らしいですが、アスリートと音楽って密接な関係がありますからね。サッカー選手もたくさん出てほしいな、と思います。
ちなみにミスチルへの熱い思いは、著書「心を整える。」でもガッツリ語ってますよ。
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣/長谷部誠
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多摩川クラシコを終えて。
多摩川クラシコ、やっぱり独特の雰囲気でした。
それだけに、負けたことが悔やまれます。本当に残念。
こういう負け方をした後は、やけ酒でも飲んでしまいたい気分なのですが、こちとら原稿を書かねばなりません。しかも普段の日曜日夕方の試合ならば、締め切り時間の関係で原稿は即上げで「はい、オシマイ」のところが、今回は月曜日が休刊日。火曜発売のため、締め切り時間がたっぷりとありました。
なので自宅に帰ってから、すぐにもう一度、冷静に試合を見直しました。正直、数時間しかたっていないので、見ていてため息が出そうになりますが、そういう感情をグッと抑えて、良いところとうまくいっていない部分を見極めて原稿を書いております。
自分は勝っているときは起きていることすべてをポジティブに捉えるタイプですけど、だからといって、負けたときに起きていることをすべてネガティブに捉える必要はないと思っているタイプでもあります。そこで全否定しては、よかった部分までおかしくなりかねないですから。負けているときこそ、感情的にならずに、しっかり冷静に試合を分析して検証するのが大事ですね。それは人生でも同じです。
・・・・最後だけカッコよく言ってみた・笑。... 記事を読む
最近見たドキュメントDVD。
最近見たドキュメントDVD。
「ドキュメント竜王戦 死闘 渡辺明対羽生善治」
渋すぎるチョイスですみません・笑。
将棋の第23期竜王戦のDVDです。探していたのだけど店頭には置いてなくて、結局アマゾンで買いました。
永世竜王の称号をかけた2008年の一戦から再び対峙した渡辺と羽生。両者の軌跡を追いながら、対局の攻防をドキュメントタッチで伝えています。やはり将棋タイトル戦のドキュメンタリーは外れがないですね。そしてインタビュアーが初代竜王である島朗プロなので、勝負の分岐点や攻防の際のポイントなど、両棋士に鋭いインタビューをしています。面白かった。
将棋といえば、フロンターレの田坂祐介選手はキャンプのとき、羽生さんの本を読んでたそうです。
それが、これ。
「結果を出し続けるために」
田坂選手自身は、それほど将棋には詳しくないそうです。ただタイトルに惹かれたとのこと。自分も持っていた本なので、すげぇ食いついてしまいました・笑。
「自分は”結果を出す”ということにこだわってやっていますが、”結果を出し続けている”というのは本当に難しいし、すごいと思っています」とのことでした。
将棋界でいまだ第一線を走り続けている羽生さんの秘密が垣間見れますよ。
ドキュメントDVDも羽生さんの本も、どちらも将棋に詳しくない人でも楽しめます。
死闘 渡辺明 対 羽生善治~ドキュメント竜王戦~ [DVD]/渡辺明/羽生善治
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結果を出し続けるために (ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則)/羽生 善治
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多摩川エルゴラシコ。
今日のエルゴラはすごいです。
何がすごいって、表紙から5面までぶち抜きで多摩川クラシコ特集です。
見開きでゲームプレビュー。
両者のスタイルを比較しながら、見どころをたっぷり語っています。さらに中村ケンゴ選手にとっての「FC東京とポポヴィッチ」との因縁を紐解いたコラムもありますよ。
そして中盤のキーマンである柴崎晃誠選手のインタビュー。
チームのここまでの戦いぶりを振り返りながら、FC東京戦に向けた意気込みを聞いています。特に国見高校で一緒にプレーした後輩に対するダメ出しは必見です・笑。
水曜日のナビスコ広島戦で、前半にイエローカードをもらったので、後半に2枚目をもらって多摩川クラシコで出場停止になるのだけは勘弁してくれよ、と密かにヒヤヒヤしたのは内緒です。
表紙から5面までぶち抜きでの特集です。ここまで来ると、多摩川クラシコというか、もはや多摩川エルゴラシコですわ。
これで150円はお得です。よろしくお願いします。... 記事を読む
ハンター×ハンター30巻。
ハンター×ハンターの30巻がようやく出ました。
今回の30巻はキメラ・アント編の完結です。
あらためて感じるけど、キメラ・アント編は長かったなー。休載期間も長かったから、なんだかんだで、たぶん10年ぐらいは続いてましたよね。しかも刺激的かつ衝撃的な展開の連続で、本当に目が離せなかったですからね。
のっけから、普通の漫画なら絶対に死なないであろうキャラクターであるカイトが、いきなりピトーに無残なやられ方をしてしまうし、「どうなってしまうんだよ、この漫画は?」と思った覚えがあります。あとハンター試験仲間であるポックルとポンズも・・・ってのも、ショックだったなー。まぁ、10年ぐらい前の話だけど・笑。
その後ハンター協会の会長は出てくるわ、しかも王に負けてしまうわで、ホント、冨樫先生はストーリーの折りたたみ方はどうすんだ・・・って感じでしたわ。なんだろうな。小学生のとき、亀仙人がピッコロ大魔王に挑んで、魔封波を失敗して死んでしまったときのような絶望感を感じましたわ・・・って、例えが古いっ!!
まぁ、キメラ・アント編はたぶん未完で終わるんだろうな、とか勝手に思っていたので、無事完結してよかったです。
あと一日遅れになってしまいましたが、昨日のエルゴラについても少し。
関東大学リーグ開幕特集!ということで、大卒Jリーガーからコメントをもらっています。中村憲剛選手のコメントもありますよ。しかも当時の写真まで!!
(↑若き日のケンゴ選手です)
もう試合は終わってるけど、広島戦のプレビューも載ってますので、よろしければどうぞ。
そして明日のエルゴラは、多摩川クラシコ特集です!!
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