将棋の渡辺明二冠のブログをよく読むのですが、先日、僕の名前がブログに出て来てビックリしました。しかも二日連続で、ですよ。
昨日のこと。
これはサッカーの新雑誌ですが、コラム執筆陣には将棋ファンにもお馴染みのいしかわごうさん。
将棋ファンにはお馴染みのいしかわごうさん。
将棋ファンにはお馴染みのいしかわごうさん。
将棋ファンにはお馴染みのいしかわごうさん。
・・・誤植ではありません。うれしくて3回ほど繰り返してしまいました。
翌日のブログでも。
リベンジマッチとか。
いしかわさんの将棋に関連した記事が楽しみです。
・・・・渡辺二冠も楽しみにしてくれている!!!ありがたし!!
そもそも、なんの話題かというと、 サッカー選手の出ないサッカーマガジン「OFF THE BALL」創刊プロジェクト について、紹介してくれてました。詳しくはこちら。
資金が集まり、無事に成立した模様ですね。
最初にお話をいただいたのは、今年の2月ぐらいだったでしょうか・・・ここまで長かった・・・。コラム陣に名前を加えてもらっているので、頑張りたいと思います。サッカーと将棋をテーマにいろいろ執筆させてもらう予定です。
サッカーファン・渡辺さんは、僕の本で中村憲剛選手と麻生で対談してくれたんですよー。
同行した野月さんによれば、サッカーにそこまで詳しくないのに中村憲剛選手と対談することに渡辺さんも少し不安だったみたいですが、ちゃんと面白く、濃い対談が出来たと自負しております。ちなみに憲剛選手も、対談前には「将棋のこと全然わからないけど、竜王(当時)に失礼じゃないかな」と不安がっていたんですよ・笑。
対談の様子は僕の本に収録されています。興味がある方は、トッププロ同士が感じるサッカーと将棋の濃い共通点、ぜひ読み解いてみてください。
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Author: いしかわ ごう
セレッソ戦〜後半から、いつもの試合になりました。
セレッソ大阪戦は2-1で逆転勝ち。
前半は選手同士の距離感も悪く、パスワークにもテンポがなく、攻守両面でセレッソ大阪にやられたい放題。
後ろでのビルドアップのときにセレッソのプレッシングをはがせないのと、中盤と前線もマークを外し切れていない状態でパスを受けようとするので、あっさりと囲まれてしまいます。前半に関しては「誰か1人が・・・」という原因で現象ではなく、チーム全体の問題だったかと思います。0-2、0-3になってもおかしくないほどまるでいいところなしでしたが、0-1でハーフタイムに持ち込めたのが大きかったと思います。
その距離感とテンポ、なにより選手個々の意識を風間監督が改善したようで、後半はいつものサッカーになりました。逆に天皇杯に主力が出ていた(しかも120分)セレッソは、飛ばし過ぎた前半の代償もあり、ガクンと動きが落ちてきました。今度は一転してフロンターレが主導権を握る展開に。
後半から入り、決勝点を挙げた金久保選手のプレーも良かったですね。ゴール自体は「スルーしたらボールが戻って来たから、蹴ってみたら入った」みたいな形でしたが、その前のゴール前のパス回しが嫌らしかったですね・笑。直前まで金久保選手は中盤の底で構えていたのだけど、憲剛選手と入れ替わるようにして前に出て行ったタイミングで、ボールが出て来てあのゴールを決めました。良い判断だったと思います。
風間監督のもとで行っているこのサッカー、なかでもスタメン組が共有し、奏でているプレーのリズムに入っていくのは相当大変だと思います。ただ金久保選手は、今季加入の中で(谷口選手はのぞいて)チームのテンポに入ってやれる選手になっています。これだけでもハードルが高いのですが、本人は「それはフロンターレでやる以上、最低限のこと」と認識していて、その上で自分の武器がないといけない、と言い切っています。
ゴールという結果を出した金久保選手、今後のスタメン争いが楽しみです。
全然関係ないですけど、昨日のピッチには、ジュン(金久保順)とホタル(山口蛍)がピッチにいた試合だったんですね。あとソウタ兄ちゃん(中澤聡太)もベンチにいました・・・・だから何?って言われても困りますけど、言ってみました。
試合後は柿谷選手の退団セレモニー。
4年前、南アフリカワールドカップ直後の大宮アルディージャ戦の後、川島永嗣選手とチョン・テセ選手を送り出したセレモニーを思い出しますね。
・・・にしても、柿谷選手とフロンターレのアン・ビョンジュン選手、似てますなぁ。
セレッソといえば・・・ワールドカップ期間中に、クルピ監督の「伸ばす力」を読んだので紹介しておきます。
ざっくりいうと、香川真司、柿谷曜一朗、清武弘嗣など歴代のセレッソの若手とどう育てて来たのかを語っている内容です。
柿谷選手をネイマールと重ねて語っていたのが印象的だったかな。
ただブラジルではネイマールのことを「天才」と呼ばないこと。ブラジルで「天才」はペレだけで、ロナウドもロナウジーニョもネイマールも「クラッキ」と呼ぶこと。だから日本のメディアが、まだ10代だった彼を「ジーニアス」と呼んでいたことを厳しく批判してました。一理ありますな。
他には、クルピ監督の生い立ちやキャリア、日本代表選手に関する評価も語っています。
大久保嘉人選手についても触れていました。いわく、「30歳を過ぎたが、まだまだ伸びる選手」で、キャラクターとしては「明るくて楽しい男で、少し癖はあるが、人間性はとても良い」とのこと。「少し癖はあるが、人間性はとても良い」って、褒めてはくれてますね・笑。
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天皇杯2回戦Y.S.C.C.横浜戦&谷口彰悟選手の誕生日試合。
ブラジルW杯終焉〜勝者を見つめる敗者。
ブラジルワールドカップが終わりました。
延長戦120分の死闘の末に、最後はドイツ。
強かったですね。内容的にも優勝に値するサッカーを見せてくれた国でした。
自分のなかでこの試合の最大のハイライトとなったのは、延長戦終了間際、ロスタイムにゴール前のやや遠い位置でアルゼンチンにフリーキックが与えられた場面です。
ボールをセットして構えたのはメッシでした。
残り時間を考えたら、ほぼラストチャンス。全世界が固唾をのんで見守っていたのではないかと思います。
しかし彼が全てを込めて蹴ったであろうボールは、ゴールマウスの頭上を大きく、大きく外れて飛んで行きました。
その軌道が自分のイメージとはあまりにもかけ離れていたためでしょうか。次の瞬間、メッシは「マジか?信じられないぜ」といった表情でふっと笑い、そして天を仰いでいました。人はあまりにも理解できない出来事にでくわしたとき、逆に笑えてくるもんです。
もちろん、足はとっくに限界を超えていたのでしょう。なにせ一ヶ月に渡る大会で、最後に120分の死闘ですから無理もありません。メッシといえども、シュートをコントロールする力が残っていなかったのかもしれません。この試合で一番といっていいほど印象的なシーンでした。
そう、1994年アメリカ大会の決勝戦で、最後のPKを大きく外したロベルト・バッジョのように。
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試合後の表彰式が始まるまでの間、ピッチ上には歓喜の輪を作ってはしゃぐドイツの選手達と、その場で噛み締め続けるアルゼンチンの選手達の姿がありました。
まさに勝者と敗者のコントラスト。
より印象的なのは、腕を組みながらその場でじっとしているアルゼンチンの選手達です。
その光景に、解説・岡田武史さんがこんな風に切り出しました。
「アルゼンチンの選手がじっとドイツを見てますよね。これを見なきゃいけないんですよ。そして、スタンドにいるアルゼンチンの子どもたちがじっとみて、いつかは・・・とこの悔しさを次に繋げていくんです。これ、目を逸らしてはいけないんですよ」
メッシがいてもたどり着けない。それがワールドカップの頂です。
じゃあ、どうすれば良いのか。それを学ぶことができるのは、敗者の特権だと岡田監督は言います。
「負けたときこそ、学ぶべきものがありますよ。アルゼンチンは、これをどう考えるのか。メッシに頼ってほぼ2大会ですか・・・決勝までは来れたけど、結果は出せなかった。次ももう一回メッシにかけるのか。それとも、方向転換をするのか。アルゼンチンも考えどころじゃないでしょうか。」
しかし長かったぜ、ワールドカップ。
日本がコートジボワールに逆転負けを喫したのが、2年ぐらい前の出来事のよう・笑。もう深夜に目覚ましかけたり、朝方に無理矢理起きたりする生活からは解放されるけど、それはそれでちょっぴり寂しくなるんだろうな。まぁ、サッカーが終わるわけではないので。Jリーグが再開するんで、また日常が戻っていくだけです。
それでは、4年後にまた・・・(こち亀の日暮さんみたいだな)。
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あの選手の、ワールドカップ優勝予想。
明日は天皇杯ですね。
ワールドカップによるインターバルが2ヶ月ほどありましたから、本当に久しぶりの公式戦です。日本代表・大久保嘉人選手も今週からチームに合流しています。
相手は同じ神奈川のクラブで、J3に所属するY.S.C.C。カテゴリーが二つ下となるこのチームに対して、フロンターレがどんな顔ぶれで臨むのか。やはり見所はそこになると思います。
ここ二日間、麻生での練習取材をしてきましたが、なかなか楽しみな顔ぶれになりそうでした。出番に飢えていた選手たちの「やってやるぜ感」もヒシヒシと伝わってきましたし、その思いも聞かせてもらいました。明日は、彼らの奮闘ぶりに期待したいと思います。
この天皇杯が終わると中二日でのリーグ戦でアウェイ・セレッソ戦と、いきなり5連戦です。そしてリーグ戦が再開するということは、ワールドカップが終わりに近づいているということでもあります。リーグ再開が嬉しい反面、ワールドカップが終わるのも少しさびしい気がします。
今大会の決勝戦のカードは、ドイツ対アルゼンチンとなりました。
んで今日の練習後に憲剛選手とその話題をしていたら、彼は決勝戦の組み合わせをブラジル対アルゼンチンと予想していたと話してました。大好きなスペイン代表が早々にGLで敗退してしまいましたからね・・・。
なお優勝は、「ブラジル」ではなく「アルゼンチン」としていたらしく、そのことがパウリーニョにバレて、「traidor (裏切り者)」と言われてしまったのだとか・・笑。
ちなみにノボリとワールドカップネタを話していたら、「いやー、僕が予想していた通り、優勝国は決勝トーナメントに勝ち上がって来た国から出そうですね」、「優勝するのは・・・・ドイツかアルゼンチンのどっちかだと思いますよ」 と、当たり前のことをドヤ顔で教えてくれました・・・占い師か。
いやー、決勝戦はどうなりますかね。
個人的には、アルゼンチンの10番の選手に注目してます。小柄なんですけど、ドリブルの切れ味が半端なくて、いい選手なんですよ。いやー、彼はたぶんこれからブレイクするんじゃないかと思います(←もうブレイクしてます)。
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アウト×デラックスSPに女流棋士・竹俣紅さん。
昨日のフジテレビ「アウト×デラックスSP」を少し。
将棋界の重鎮・加藤一二三さん、女流棋士・竹部さゆりさんが出演していることで知られるバラエティ番組ですね。昨日のスペシャルでは、将棋界のアイドル・竹俣紅さんが初登場しました。
弱冠16歳の彼女。
登場するまでのハードルが上がり切った部分はあったものの、マツコが「本当に可愛いわ」と認めるほどの美少女で、ツイッターのトレンドに「竹俣紅」のワードが飛び交うほどの騒ぎになっておりました。
僕は、昨年の将棋祭りで初めて生で見ましたが、本当に可愛いです。しかも将棋が強い。指導対局中は人だかりが物凄くて、なんとかこの二枚を撮ることができました。
指導対局だけではなく、三浦さんと大盤解説もこなしてましたよ。
この年で・・・たいしたもんです。
このアウトデラックス出演で、ますます人気が出るでしょうね。「竹俣紅さんに興味を持って将棋を覚えてみよう」という人が出て来るかもしれません。でも将棋を指してみるきっかけは、何でも良いと思ってます。
将棋初心者は、この観戦ガイドがオススメです。竹俣紅さんの紹介もありますよ。
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ブラジル対ドイツ〜言葉が見つからない90分。
ワールドカップの個々の試合について、あまりブログでは触れていませんでしたが、今朝の準決勝・ブラジル対ドイツはさすがに触れずにはいられません。
いやはや・・・衝撃的でした。
試合序盤、ブラジルはネイマール不在の影響なのか、わりと左サイドのフッキを使って仕掛けていこうとしていたんですよね。でもフッキはドイツの構える守備網にあっさり掴まってボールを失う場面が散見していたのが、見ていて気になりました。ただその直後、そんなことなんてまったく記憶に残らないぐらい、あれよあれよと失点を重ねていくブラジル代表。
前半で0-5、後半は1-2で合計スコアは1-7。
ハーフタイムには、「そういえばキャプテン翼のワールドユース編で、ブラジル対ドイツの準決勝のスコアが5-0だったなぁ。ドイツではなく、ブラジルの5-0だったけど」なんてことまで思ってました。
サッカーっていうのは残酷なスポーツですね。
例えば将棋の決着は、自ら「負けました」と相手に告げて、敗戦を認める「投了」というルールがあります。野球にもあまりにも大差がつくと、途中でコールドゲームになります。しかしサッカーには、投了もなければコールド負けもありません。どんなに大差がつこうともギブアップできず、90分を過ごさなくてはなりません。
最後の最後で1点を返したとはいえ、終盤までは0-7。スタジアム全体を埋め尽くし、試合前には国歌斉唱を大合唱していたブラジルサポーターが、終盤はドイツのパス回しに「オーレ!」の大合唱をしていました。後半は、単なる拷問だったのではないでしょうか。
ただ変な言い方かもしれませんが、「0-5の大差がついたのが前半でよかったのかもしれないなぁ・・」なんてことまで、試合中に思ってしまいました。前半にこれだけ歴史的な大差がついたことで、多くの人がハーフタイムと後半の45分間をこの現実を受け入れる時間として使えたからです。
テレビでは前半に0-4になった時点で泣き出すサポーターの姿が映っていました。もしこれが前半1-2で、後半に0-5という逆の展開でタイムアップを迎えたとしたら・・・国民のショックもあまりに大き過ぎたことでしょう。少なくとも前半で絶望的な点差がついたことで、後半45分が「勝つか負けるか」ではなく、「負けを受ける覚悟を決める」といいますか、負けを受け入れて心を落ち着かせる時間にもなったのではないのかな、なんてことまで考えてしまいました。
自国開催でのセレソンに選出されるという、これ以上無いであろう名誉なメンバーとなった今大会のブラジル代表。しかし、まさか自身のサッカー人生において、もっとも屈辱的な時間をピッチで過ごすことになろうとは・・・。
ただ日本人の僕でさえ、ブラジルびいきではない僕でさえ、この大敗をどう折り合いをつければよいのか、いまだによくわからないぐらいです。よくわからないなりに、とりあえずブログにつづってみました。... 記事を読む
イベントプロモーター視点でキン肉マンを語った新書「ゆでたまごのリアル超人伝説」
「読み終わった本はちゃんと記録に残しておこう」ってことで、最近読んだ本を、このブログで少しずつつづっておきます。
「ゆでたまごのリアル超人伝説」
作者のゆでたまご先生が、イベントプロモーター視点で「キン肉マン」を語った新書です。いわゆる「制作秘話」について語っている本なんですけど、これまで出している内容と違うのは、「興行視点」でキン肉マンを切り取っていることですね。これが、地味に面白い。
興行視点とはどういうことかというと、超人同士の対戦そのものよりも、そのカードは集客的に成功だったのかどうか、対戦が行われた会場についてなぜそこの場所だったのか、どんな思いがあったのか、などなどを詳しく語っていたりします。今思うと、キン肉マンの戦いの舞台って、実在する場所でちゃんと一般のお客さんを入れて興行として開催しているんですよね。
例えば、第20回超人オリンピックは、サッカーの聖地・国立競技場で開催していたんですけど(全然意識してなかった・笑)、「現時点でも国立競技場で興行を行ったプロレス団体はない」、「ボクたちゆでたまごの夢であり、プロレスファンの悲願でもあった」とコクリツへの思いを熱く語っていたりします。
場所選びのポイントもいろいろ語っていて、7人の悪魔超人編では、正義超人と悪魔超人が全国各地の5カ所にわかれて戦ったわけだけど、あえてスポーツに馴染みのない場所を選んだそうです。ロビンマスクがアトランティスとの名勝負を繰り広げたのは上野の不忍池だったなぁ。そういえば、将棋の電王戦でプロ棋士がいろんな場所でコンピュータと対局するのを、森内竜王・名人(当時)が、「キン肉マンみたいですね」と言っていたなぁ。
個人的に面白かったのは、あるとき猪木がタイガーマスクの後釜としてキン肉マンを新日本のリングに上げたいと持ち込んできたけど、作者は馬場派だから断ったというエピソードですね。
作者としては、キン肉マンをリングにあげるなら、大好きな馬場の全日本と思っていたそうです。実際、そういう話も浮上したらしいのだけど、馬場がキン消しを見て、「なんだ、お笑い漫画じゃないか」と投げ捨ててしまったのだとか・・・。なかなかうまくいかないものですね。
超人のモデルになったレスラーなんかもたくさん明かしていますが、全体的にはキン肉マンという作品の根底に流れるゆでたまご先生の「プロレス愛」がとことん伝わってくる内容です。
プロレス、実はまだ生で観たことないから、ちょっと行ってみたいですなぁ。
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ゆでたまご先生の仕事術の本は、これまでの何冊か出ています。
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