情熱大陸の2週連続サッカー日本代表特集。今回は、今年1月、アジアカップでの優勝ボレーシュートで一躍ヒーローに躍り出た、李忠成選手でした。
なのですが、内容の中心はフォワードのポジション争いで突如現れた新星・ハーフナー・マイクとの比較ばかりで、李忠成自身のことをあまり深く掘り下げていなかったのが、なんか残念でしたね。
3年前の北京五輪時代の密着映像もあったし、彼のルーツなどもサラッと触れる程度でした。そして結局、主題は再びハーフナー・マイクを意識させた構図。ザックジャパンの基本フォーメーションが[4-2-3-1]だから仕方がないのかもしれませんけど、GKとは違って、フォワードなんだから別にそこまで煽る必要もないと思うのですけどね・・・・今回は前田選手だっているわけでし。
ドキュメントの終盤にも「ハーフナー選手と李選手、どっちがスゴイですか」と直球過ぎる質問。
「どっちがスゴイ・・・それは今の今は、わからないですね。今の今は自分が言う言葉でもないですね。それが人が評価すること。自分は、自分がスゴイというしかない。もしマイクのほうが100パーセント上だとしても、自分のほうがスゴイというしかない」
―――それがないと、日本代表のフォワード争いはできない?」
「いや、サッカー選手と言うより、男としてでしょう」
そしてCMが続いてエンディング。
な~んか消化不良でしたね。次回の長谷部誠選手に期待と言うことで。
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