水曜日は等々力取材。天皇杯2回戦・札幌大学戦でした。
平日6時キックオフだと、流石に観客も少なめです。閑散とした等々力。
札幌大学サッカー部のロゴ、可愛い羊だ!!ほっこりしてたら、実はバッファローらしい。
試合は5-0で勝利。
相手はアマチュア、それも大学生ですからね。プロが負けるわけにはいきません。
メンバーは主力を温存しつつも、立ち上がりから攻め続け、13分に先制すると、26分までに4得点。前半だけで勝負を決めました。
ここ3試合リーグ戦では勝利がなかったので、選手も一安心だと思います。
試合後の取材。
リーグ戦ではなく天皇杯であったこと、大会の管轄がJリーグではないこと、報道陣が非常に少なかったこともあり、ミックスゾーンが設置されていました。なので自由に取材できたわけですけど、一番人気はやはりこの日デビュー&ゴールを決めた高卒ルーキー永長鷹虎でした。試合後のヒーローインタビューがあまりにも初々しく、等々力に来ていたサポーターも笑顔。
もちろん、ミックスゾーンでも初々しかったです。「決まった瞬間はどうでしたか?」の質問に、「そうですね。嬉しくて・・・嬉しかったです!」と素直に答えてくれました・笑。まだ高校卒業して3ヶ月も経ってないんですもんね。
レビューでは大卒新人の松井蓮之をフォーカスした内容にしております。実は試合後の鬼木監督が名指しして評価したのは松井蓮之でした。
「怖がらずにアグレッシブにというところ。ボールを失ったらみんなで取り返せばいいんだし、それくらいの割り切りで今日はやってほしいというところで進めたので、そういう意味で言うと、ポジションが違う選手・・・・例えばレンジ(松井蓮之)もすごく積極的でしたし、本来のポジションではないですけどゴール前まで行ったりとか、非常によかったと思います」
彼が良かったのはポジションこそ右サイドバックですが、中盤の選手のようにボールを配給して、ゲームにアクセントをつけていたことです。
「今日のポジションはサイドバックですが、元々のポジションはアンカーです」と自信を持って中盤のように振舞っていました。
サイドからのゲームメークで攻撃陣を活性化させるだけではなく、自らもゴール前に入っていき、貪欲に得点を狙っていきました。
そんな彼のプレーの良さを振り返るとともに、ミックスゾーンの取材で引き出した言葉もたっぷりと紹介しております。
レビューのラインナップはこちらです。
■湘南戦でもらった宿題に向き合う
■見事な5-3-2システム攻略法
■3点目を生み出した松井蓮之の戦術眼と配給
■「レンジロール」とは?
■等々力を沸かせたドリブラー・タカトラ
■まだまだ物足りない若手のギラギラ感
試合を現地で観戦できなかった、スカパーでも観ていないって方も、ぜひ読んでみてください!!
「俺たちルーキーズ 」 (天皇杯2回戦・札幌大学戦:5-0)
ではでは。