アウェイ広島戦。コロナ禍初のJ1ミックスゾーン取材で感じたこと。


どうも、いしかわごうです。

先週末はJ1取材で、エディオンスタジアム広島に。

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個人的には2019年以来となるアウェイ広島取材だったのですが、無事に勝利出来ました。ちなみに2019年は、まさかの3失点から始まり
その後の猛攻も及ばず、2-3で敗れる壮絶な試合でした。

今回の試合はサンフレッチェ広島に2-0で勝利。

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いやはや、苦しい試合でした。

でも、それでも勝ち切る強さがあります。その理由が何なのか。取材を通じて感じてきましたし、そんな試合に関するあれこれはレビューに書きました。

さて今回、わざわざ広島まで足を運んで現地取材したのは、理由がありました。

この試合はミックスゾーンによるメディア対応が実施されると告知があったからなんです。

ミックスゾーンというのは、競技直後の選手に対して、記者が簡単なインタビューを行える場所のことです。

Jリーグでは現在も試合後の取材対応はオンライン対応が基本になっています。ただ今年から地域やスタジアムによっては、Jリーグの定めたガイドラインに応じてミックスゾーンも設置される旨がシーズン前にアナウンスされていたんです。

今回の広島戦は、監督会見は記者会見室での対面形式で、選手取材はミックスゾーンを設置するとのことでした。

ミックスゾーンが設置された取材対応は、コロナ禍になってからのJ1リーグでは初でした。

ただいくつかのルールがあり、今回に関していえば、アウェイ側(川崎フロンターレ)のミックスゾーンに関しては、神奈川県がまん延防止重点措置エリアであることを考慮して、取材対象選手が4人に制限されていました。

つまり、4選手しか取材対応できません。

ただ普段のオンラインは2人ですからね。4人も話が聞けるのはありがたい。しかも距離は離れているものの、直接、取材できるわけです。

この試合では橘田健人、大島僚太、谷口彰悟、山根視来の4人が対応しました。

なぜこの4人になったのか。番記者からのリクエストだったわけですが、その辺のいきさつと、取材でのやり取りはレビューに書いておいたので、興味ある方は是非読んでみてください。

ちなみに取材時間は5分以内で、2メートルほど離れた距離でのやりとりですが、選手から生の声を引き出す作業は楽しかったですね。

共同でのオンライン取材の場合、質問数が制限されるので一回の質問で直接的なことや全体的なことを尋ねなくてはなりません。要は、ロングボール一本でゴールを狙うようなイメージになるんです。

ただこういうミックスゾーンでの場だと、(時間制限はあるものの)細かく刻みながら深いところまで質問していきやすいです。オンラインがロングボール一本でゴールを狙うならば、対面でのミックスゾーンは、あまり意味のないようなバックパスも使いながら、攻撃を組み立てていくような感覚に近いですね。これも久しく味わっていなかった部分です。

なので、ミックスゾーンでの取材を終えると、なんだか仕事をしたなぁ、という充実感もありました。

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ということで、試合のあれこれをたくさん書きました。

ラインナップはこちらです。

■なぜ?想定していたハイプレスに打開策を見出せず

■なぜ?劣勢でも谷口彰悟が「強気」を貫き続けた理由

■チームに流れる「当たり前」の基準

■今までサッカーしてたチームとは比べ物にならない

■勝利の先に何を求めていくのか

■対面取材での大島僚太が見せた表情

■コロナ禍初のJ1ミックスゾーン取材で感じたこと

全部で約12000文字です。よろしくどうぞ。

「なんでなのかはわからないけど」 (リーグ第5節・サンフレッチェ広島戦:2-0)

ちなみに金曜日に広島入りし、土曜日に試合取材、日曜日はプロ野球を観戦というスケジュールでした。広島を堪能してきましたよ。楽しかったです。

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