優勝は待つものじゃない。自分たちから掴み取りにいくもの。


本日はJ1開催日。
等々力で浦和レッズ戦となっています。

勝てば優勝が決まる可能性がある一戦ということで大きな注目を集めることになりそうです。

いわゆる、優勝に王手がかかった一戦ですが、ついにというか、いよいよここまで来ましたね。

試合の見どころはプレビューでたっぷりと書きましたので、noteを読んでください・笑。

「シャーレを掲げるイメージは出来てますか?」

浦和戦に向けた取材で、キャプテンの谷口彰悟にはこんな質問をしてみました。

・・・というのもですね。
去年、等々力で優勝したガンバ戦で彼は出場停止だったため、ピッチに立てませんでした。

その結果、副キャプテンの大島僚太がシャーレを受け取り、途中交代で入った中村憲剛が掲げるという素晴らしいシーンが生まれたわけですけど、谷口本人はピッチに立てなかった悔しさもあったと思うんですね。そんな経緯も含めて、そんな質問をしてみたわけです。

すると谷口は「えーっと、そうですね」と言いながら、「そこまで具体的なイメージはしてないですけど」と笑っていました。

それと同時に、この浦和戦に向けた気持ちの作り方を語り始めてくれました。

「勝ち点3を積み上げないことには何も始まらない。変にいつも通りとか、そういう風にするつもりもないです。年間を通して優勝を目標にやってきて、それが手の届くところにやってきた。そこで優勝への思い、意欲を押し殺したり、隠したりする必要は全くないと思っています。

優勝するために全力で目の前の試合を勝ち点3取りに行く。そこはどんどん自分たちのテンション、ボルテージを上げていっても良い時期だと思ってます。意識していない選手はいないし、自然と出てくるもの。優勝は待つものじゃない。自分たちから掴み取りにいくもの。そこは押し殺すつもりはないです。勝ち点3を取りにく。みんなで揃えてやっていきたいですね」

なるほど。
優勝を意識してシーズンを戦ってきたのに、なんで優勝が決まる試合でその気持ちを隠す必要があるんだ。むしろ、出して戦おうぜ!!とキャプテンが言っているわけです。良いことを言いますね。

ぜひその思いをピッチに表現し、そして吉報が届いたら、思いっきり、シャーレを掲げて欲しいですね。

ちなみに谷口は2018年のリーグ連覇をした時、キャプテンの小林悠が負傷離脱していたので、すでにシャーレを掲げたことはあります。

2年連続、等々力でシャーレを掲げよう。

約10000文字のプレビューです。よろしくどうぞ。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第34節・浦和レッズ戦)

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