神戸を飲み込んだ、勝利への執着心。


どうも、いしかわごうです。

今日から10月ですね。9月は本当に激動でした。

そして中二日が続くと、本当にタイトです。

水曜日のヴィッセル神戸戦は3-1で勝利。
これでリーグ5連勝。しかも3試合連続で逆転勝ちです。

連戦の場合、コンディションを考えると、相手に先制されるのはご法度なのですが、それでも落ち着いて試合運びをし、最後はひっくり返してしまう。本当に強いチームの勝ち方ですし、何より勝利への執着心を出す集団になっているんだなと頼もしく感じています。

勝利への執着心を象徴するシーンがありました。
それはPKを失敗した後のプレーです。

この神戸戦では2度もPKが与えられるという珍しい出来事がありました。

最初のPKはマルシーニョがドリブルを背後から倒されたもの。ところが、このPKを家長昭博が失敗。

普通であれば、選手たちにも小さくない動揺があったはず。しかし川崎フロンターレの選手たちは逞しかったですね。PKを失敗した直後、そのショックを引きずることなく、それどころか、更にギアをあげて神戸守備陣を攻め立てました。

神戸からすれば、相手のPK失敗で一呼吸置きたかったはずです。でも、フロンターレはそこで息つく暇を与えない。

そのわずか1分後、右サイドの山根視来のクロスが今度は相手のハンドを誘って再びPKを獲得。

試合を裁く上田益也主審も、1試合に2度のPK宣告となると、慎重になってもおかしくない。でもこのハンドは明らかなハンド。

VARでオンフィールドレビューをするまでもなく、フロンターレに2度目のPKが与えられました。今度はレアンドロ・ダミアンが豪快にど真ん中に決めて同点。

あの時間帯で心が折れずに、さらにギアをあげた執念が同点弾、そして逆転まで持って行けたのだと思います。神戸を飲み込んだ勝利への執着心だったと思います。

実際、追いついてからはイケイケどんどん。そして、決勝弾は山根視来のクロスから生まれています。

そこに詰まっていた物語は、noteで書きました!!後日取材も加えた内容なので、ぜひ読んでみてください。

「蒼い月に吠える夜 」(リーグ第28節・ヴィッセル神戸戦:3-1)

ではでは。
明日はもうFC東京戦です。

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