3失点とルヴァンカップ敗退の意味と向き合う。


どうも、いしかわごうです。

昨日はルヴァンカップのマッチコラムを執筆。
試合映像を見直しながら書いていたわけですけど、いろんなことを感じる試合でした。

ちなみにフロンターレが公式戦で3失点を喫したのは2019年の11月以来だそうです。

等々力で横浜F・マリノスに負けたあの試合です。昨年から毎試合3点を目指すチームは、相手に3点を取られないチームになっていたということです。そら、負けなかったですよね。

思えば、鬼木監督が「1試合3点」という目標を掲げるようになったのは、リーグ3連覇を逃したその2019年シーズンの反省がありました。このシーズンは追加点を奪えずに追いつかれてのドローが多く、勝ち切れなかったんですね。

勝つためには点を取らなくてはいけません。しかし1点だけでは勝ち切れない経験をした。そこで鬼木監督は、より得点を奪うために4-3-3の攻撃的なシステムを採用したという経緯があったわけです。より多く点を取るというスタイルからスタートしたのが今のチームなんですね。

去年から交代枠が5人ともなりました。フィールドプレイヤーの半分が入れ替わる訳で、最後までパワーを維持できる試合展開が多くなり、試合終盤になっても試合が動く傾向が強くなります。

なので、2点のリードではセーフティーではない。

じゃあ、勝ち切るために3点を確保しておこうということもあり、「1試合3点」を目標に掲げ始めたわけです。

ただ最近のフロンターレは3点が取れなくなってました。

それによって、なかなか勝ち切れない。そして久しぶりに3点を奪ったものの、今度は相手のパワープレーで守り切れなかった。

チームとしてどう向き合っていくのかという問題を考えさせられた敗退になったわけです。

noteのマッチコラムでは、試合を分析しながらも、そんな「これから」も考えたコラムになっております。

・試合はゴールで動くの意味
・ピッチにあった、お互いの魂のようなもの
・両指揮官の采配による攻防戦
・4-4-2同士のミラーゲームで違いを作り出したのは誰だ
・情熱を内に秘める2人が見せた意地
・横綱相撲が取れない現実と向き合う

「現実という名の怪物と戦う者たち」(ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・浦和レッズ戦:3-3)

全部で約8000文字です。
敗退から二日経ち、冷静になった方は是非どうぞ。

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