シュート練習のためのシュート練習に意味はない。


どうも、いしかわごうだ。

ACLのグループステージの戦いを終えたチームは、昨日のお昼に帰国したようです。

さて。
最終節の北京FC戦のマッチコラムは初先発&初ゴールを記録した宮城天にフォーカスして、過去のインタビューも交えながら書いてみました。

その中で、戸田光洋コーチからの教えも紹介しているのですが、宮城天が話していたのはシュート一つにしても、試合で使える場面を想定して実践的に学べているということでした。

要は、それまではシュート練習のためのシュート練習をしていることが多かったと。基礎をしっかりやることは、もちろん大事です。

じゃあ、実際の試合でそのシュート場面が来るかどうかというと、そこを意識しないで漠然とシュート練習をしていたと話していたんですね。元FWである戸田光洋コーチからの教えで、目的意識を持って練習に取り組むようになったと言っていました。

これは単にシュート練習の話だけではなく、仕事や勉強にも言えることかもしれないと、僕なんかは置き換えて考えてしまうわけですよ。

・・・・どうですか。
試合のためのシュート練習をしてますか?

もしかして、毎日、シュート練習のためのシュート練習をしていないですか?

シュート練習のためのシュート練習にあまり意味はないんです。

ちょっとドキッとした人もいるかもしれません。

そういえば、最近、公式戦のヒリヒリする緊張感を味わっていないなぁ、という人もいるかもしれません。

やっぱり絶えず本番を意識して取り組む姿勢が大事だよな、と思うわけですし、サッカー選手を取材していると、たまにこういう気づきがあるから面白いですね。

そんなことも思いながら、宮城天を中心にしたマッチコラムとなっております。是非読んでみてくださいね。

「蒼天に向かって」 (2021ACL第6節・北京FC戦:4-0)

こちらは大邱FC戦のマッチコラムです。
「本当の強さとは何か」 (2021ACL第5節・大邱FC戦:3-1)

週末はすぐにリーグ戦があります。そして天皇杯。残り2試合、駆け抜けていきましょう。

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