流れは自分たちで持ってくるもの。


どうも、いしかわごうです。

昨日、田中碧のドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフへの移籍がクラブから正式に発表されました。

クラブを通じてコメントした言葉も実にアオらしい熱いものでした。

「僕はフロンターレしか知りません。このフロンターレで学んだことすべてを生かして頑張りたいと思います」

・・・・頑張ってこい、アオ!!

思えば、彼がトップ昇格したのは2017年。

クラブが毎シーズンタイトルを取り始めた時期とリンクするわけで、ある意味で、常勝クラブを体現してきた存在とも言えます。

もっとも、田中碧が川崎フロンターレで存在感を出し始めたのは、2019年から。ボランチのポジションで、日本代表の守田英正とレギュラー争いを繰り広げ、本当に目覚ましい成長を遂げてきました。

ただ全てが順調だったわけではありません。例えば2019年4月の等々力でのACL・蔚山現代戦では相手の強さにテンパり、前半の2失点に絡む出来でハーフタイムで交代を告げられる悔しさも味わっています。

試合後は、悔しさのあまり、いち早くミックスゾーンに現れ、すぐに帰って行きました。今思えば、こうした苦い経験も、さらなる成長のための通過儀礼だったとも言えますね。

あれから2年経ち、たくましく成長した田中碧は、チームの中盤に欠かせない存在なりました。

そしてドイツに。
少し離れたところからになりますが、彼の成長曲線を見守りたいと思います。

さて。ACL第1戦の大邱FC戦のマッチコラムも公開してます。

外国人選手4人にフォーカスを当てながら書いたいつもとは違うマッチコラムになっております。

・シミッチとジェジエウから伝わった戸惑いの原因
・流れは自分たちで持ってくるもの
・ロンドン五輪の銅メダリストと得点王
・三笘薫は止まらない。
・入念に準備していたセットプレーが生んだ決勝弾
・これぞACL仕様の守り方
・おまけ〜田中碧の話

「そして舞台は続く」 (2021ACL第1節・大邱FC戦:3-2)

約8500文字のマッチコラムです。ぜひ読んでみてください。

チームは今日の深夜にACL第2戦・北京FC戦となります。
相手は若手主体。中2日なので、こちらはターンオーバーで臨むことが濃厚です。ベンチを含めてどんな顔ぶれになるのか。楽しみですね。

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