J1通算100勝にリーチ。鬼木監督が大事してきた自分らしさ。


どうも、いしかわごうです。

本日はJ1開催日。
川崎フロンターレは湘南ベルマーレと対戦します。場所はレモンガススタジアム平塚です。

今日の湘南戦で勝利すると、鬼木監督はJ1通算100勝になります。

前節まで154試合で99勝なので、155試合で達成すると最速で100勝を達成した監督になります。

ちなみに現在までの最速記録は西野朗監督で、180試合で100勝でした。およそ2試合に1試合は勝利しているペースですね。鬼木監督は3試合に2試合を勝利している計算に近いですから、これは凄まじいペースです。Jリーグを代表する監督として名を残しつつあります。

この湘南戦に向けた鬼木監督の囲み取材では、100勝に関する話題も出ました。

興味深かったのは「指導者として影響を受けた人物は?」という質問に対する回答です。

「一緒にやってきた方には刺激を受けてます。風間さん、相馬さん、単純に高校の先生もそうです。人としてならば、ジーコさんもそうですし、いろんな人からいろんなものをもらってますね(笑)」

「この人が一番です」という特定の名前こそ出さなかったものの、いろんな人の影響を受けた中で、自分らしさを大事にしている
と話していたんですね。

「いろんな人を見てきての今の自分なので、コーチとしての立場で選手を見てきたことも影響していますし、選手の時に監督やコーチの振る舞いも見てきています。そういう中でも自分らしさを失わずにやる。それが自然に指導できるし、生きていける。自分らしさは常に
意識しています」

・・・・自分らしくやる。
思えば、現在のチームは風間八宏監督から引き継ぐ形になりました。

あれは、最初の師弟対決となった2018年の名古屋との対戦前ですけど、チームのバトンを引き継ぐにあたって、風間監督から何か託されたものはあったのかと鬼木監督に聞いたんですね。

 鬼木監督は「特別なことはなかったですよ」と前置きしてこんな風に語ってくれたのを覚えています。

「そんなに多くは語らないですけど、なんていうんですかね……風間さんがいつも話していたのは、自分の持っているものでやるということ。それは僕だけじゃなくて、いろんな人にそういう感じで伝えていたので、自分も自分らしさでやろうと思いました。それは去年1年で作り上げてきたつもりです」

かつて、鬼木フロンターレは風間フロンターレの財産を引き継いだスタイルだと言われていました。鬼木監督自身は、「自分らしくやる」ということを風間監督から教わっていたのかもしれませんね。

積み重ねて99勝ですか。100勝・・・今日で達成したいですね。

試合の詳しい見所はプレビューで。

・今後を見据えたキャスティングで臨む一戦になるか
・2連敗でも湘南を侮れない理由
・〔5-3-2〕システム攻略のカギを握るのは、やはりサイドバック。
・山根視来の凱旋
・「受け入れる」のではなく「抗う」。FWウェリントン対策。
・100勝に向けて鬼木監督が語ったこと

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第16節・湘南ベルマーレ戦)

ちなみに今日はスーパームーンでの皆既月蝕なんですね。時間帯は20時過ぎ…思いっきり試合中ですな。レモンガススタジアムの上空に見えるかしら。

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