強くなるとは何なのか。


どうも、いしかわごうです。

昨日は僕の誕生日でした。同じ5月11日生まれのイニエスタが重要な記者会見をして「イニちゃんは辞めへんでー。まだ日本で頑張るよ」って言うから(超意訳)、まだまだ俺も頑張らないとな、と決意を新たにしましたよ。

なぜ一流アスリートは高額な報酬をもらっているのか。

それは、彼らの頑張る姿を見て、元気が出る人がたくさんいる存在だからだと僕は思っているんです。

例えば現役時代のイチローは、ストイックなまでに自己管理を徹底する理由について、「僕、いくら貰っていると思います?」と言ったコメントがありますが、高い収入を得ることというのは、それだけの大きな責任が伴うということもであります。つまり、それだけ影響力もあり、たくさんの人の心を動かす力もあるのだと思っています。

そんなことを思った誕生日でした。

さて。
本日はJ1開催日。
等々力でベガルタ仙台戦となります。川崎フロンターレの開幕からの連続無敗記録は15試合。シーズンをまたいだ連続無敗記録と見ると、優勝を決めた昨年11月25日のガンバ大阪戦から20試合となっています。この仙台戦の結果次第では、2012年〜13年にかけて大宮アルディージャが記録したJリーグ記録である21試合に並ぶ可能性があります。

コロナ禍になってからの鬼木監督は選手たちに「見る人を勇気付けるようなサッカーをしよう」と言い続けて、圧倒的な強さで優勝しました。そこのモチベーションは、使命感からくるものではなく、やはり面白いサッカーを見せたい、という思いだと言います。

この仙台戦に向けて、あらためてそんな思いを語っていました。

「預かっている選手たちを考えたら、それ(優勝)を目指さないといけないメンバーですからね。勝つだけではなく、見ている人にインパクトを与えたい。一人一人が代表になってほしいし、それは日本人だけではなく、ブラジル人や選手や韓国人選手もそう。そして面白いサッカーを見せたい。今いる選手たちを引っ張っていきたいというよりは、良いものを見せたい」

試合の見所は、noteでプレビューでたっぷり。勝てるチームとは何なのか。強くなるとは何なのか。鬼木監督が語ってくれた、そんなこともプレビューに盛り込んでおります。

お品書きはこちらです。

■「試合に出ているからこそ、何か爪痕を残したい」(旗手怜央)。ターンオーバー必至の一戦。ポイントは「どこまでメンバーを入れ替えるか」と、「負けん気の強い旗手」の起用法にあり。

■「堅い守備はあるので、そこに対してどうやって点を取るのか。それはしっかりと考えないといけないと思います」(鬼木監督)。「相手に対策されるのはわかっています。その対策を超えていくために自分たちは日々トレーニングしている」(脇坂泰斗)。仙台守備陣攻略のために、指揮官がフォーカスした要素とは?

■「あの時は必死にやっていましたね。今はできることも増えて、自分たちの立場も変わって成長したとは思いますが、まだまだ足りないです。もっと成長したいし、そういう思いがある」(脇坂泰斗)。2年前の等々力・仙台戦から始まった「本当にやりやすいヤスト」。チューニング技術と、さらに自分の良さを出すために。

■「どれというのはないですけど、現場だけではダメで、クラブが目指すものだと思います」(鬼木監督)。リーグ戦20試合連続無敗記録で思うこと。チームを強くするのは、監督ではなく、クラブの哲学である。

以上、全部で約7000文字です。ぜひ読んでみてください。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第20節・ベガルタ仙台戦)

ではでは。

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