どうも、いしかわごうです。
5連戦もいよいよラスト。
これが終わると、試合間隔が空きますね。
相手はサンフレッチェ広島。
城福サンフレッチェとは、不思議な因縁があります。
例えば2018年シーズン。この時の広島戦では試合終盤に起きた誤審によって(Jリーグが公式で認めた)、等々力で0-1で敗戦しています。
広島は首位をキープし、一方のフロンターレは前年度から継続していたJ1でのリーグ戦無敗記録が19でストップ。ちなみにこの無敗記録は2015年に記録した浦和と並んでリーグ史上2位タイでした。
しかも無得点での敗戦になったことで、等々力でのリーグ戦連続得点記録も31でストップと、いろいろな記録が途切れた負けになりました。誤審がらみだったこともあり、判定にあれだけ鬼木監督が抗議する姿は初めてでした。覚えている方も多いと思います。
2019年のエディオンスタジアム広島では、2-3で負けています。チェルシーとの親善試合があった日程の関係で、フロンターレは夏場の連戦となり、3点のビハインドとなるまさかの展開に。その後、2点を追撃するも追いつけず。
これがチームにとってリーグ戦では16戦ぶりの負けとなっています。それまで負けなしだったリーグ戦のアウェイゲームで、その年初黒星を喫した相手でした。
「無敗が止まるとき、広島の存在あり」なのです・・・嫌な相手です。
ちなみに2020年はホーム&アウェイで勝利しているので、無敗記録を止められたとかではありません。
ただ真夏の13連戦というクレイジーな過密日程のラストを飾った相手でした(5-1で勝ち)。
その試合で鬼木監督は「13連戦なのかと(まわりに)思わせるような試合をしよう」と言って選手を送り出したと試合後に明かしていました。そして選手たちは見事にやり切っています。
現在、川崎フロンターレは開幕から11試合負けないで突き進んでいます。
しかし何が起きるかわからないのがこのカードです。気を引き締めて臨みましょう。
試合の詳しいポイントはプレビューに。
■5連戦のラストの気になるスタメン予想。メンバー選考における明るい材料と懸念材料とは?
■「しっかりとしたベースがありながら、新しいことにチャレンジしてる印象があります。ただ、相手のところもありますが、まずは自分たちのところ」(鬼木監督)。4-3-3同士のぶつかり合いとなる一戦。ポイントは前線の強気と、最終ラインの勇気にあり。
■等々力の広島戦で2年連続得点中。燃えている田中碧を見たい理由がある。
■「全部できるようになりたいし、1人で守れるようになりたい」(山根視来)。「そういう意味で使い続けています」(鬼木監督)。山根視来が目指す高い志と、指揮官が明かした過密日程でも起用し続ける理由とは?
■「サッカーは隙が生まれるスポーツだと思っています。そこを、どれだけ見せないか」(鬼木監督)。何が起きるかわからない。無敗で臨む一戦での城福サンフレッチェとの不思議な因縁。
以上、5つのポイントで全部で約8000文字です。
試合前にぜひ読んでみてくださいね。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第10節・サンフレッチェ広島戦)
福岡戦のレビューも好評公開中です。よろしくです。
「嵐の中で輝いて」 (リーグ第19節・アビスパ福岡戦:3-1)
ではでは。