山根視来による出力の凄み。


どうも、いしかわごうです。

昨日は麻生取材。嵐の等々力だった試合から一夜明け、心地良い春の陽気。

麻生通いをする中では1年で一番好きな時期だったりします。昨日の先発組はリカバー中心でしたが、それでも見どころはたくさんでした。

さて。
麻生取材を終えてからは諸々の原稿を仕上げて、等々力での福岡戦のゲームレビューを執筆してました。

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試合を見直していてすごさを感じたのが山根視来のパワーの使い方です。福岡戦では試合終盤にダメ押し点。

彼はチームで今季のリーグ戦全試合フル出場を続けている唯一の選手です。中断期間では日本代表にも選出されて活動していたので、本当に休みなしで走り続けています。

だから、なのでしょう。
心身ともに消耗し切った状態だと思います。だからこそ、90分を100パーセントでやるというよりも、いざという時に、パワーを出力するようになっているように感じます。

あの得点シーンがまさにそうでしたよね。ここぞというタイミングで攻撃参加してゴールを決めていきました。

実は2点目の知念慶のゴールも、起点は山根視来です。攻撃参加してのクロス場面で、GK杉山力裕が大きく弾けないボールを狙って
事故を起こさせました。

・・・・あのクロスはいやらしいです・笑。

前節のFC東京戦もそうでした。

3点目の三笘薫の場面を覚えているでしょうか。

攻撃参加した山根が大外に向かって鋭いクロスを入れると、中村拓海のトラップを狙っていたのが三笘薫でした。

あの場面を巻き戻すと、失点直後、対面していたアダイウトンにやられた仕返しと言わんばかりに、右サイドバックの山根視来が
ワンツーからの抜け出しで力強い突破しています。三笘が難なく決め切りましたが、山根が中村拓海がコントロールに悩む弾道を蹴って、処理の判断を迷わせるような球種にしています。あれもやらしかったですねぇ・笑。

ここぞと言う勝負所で見せる攻撃参加と、そこから得点に結びつける嗅覚が備わってきた感じがします。

ちなみにそれは、かつて日本代表帰りの中村憲剛が身につけていた「出力」のようにも見えました。

今回のレビューでは、そんな山根視来の変化に触れつつ、当時の中村憲剛の話も書いております。面白いと思いますよ。

・・というわけで、レビューです。

■この日の左サイド攻撃にアクセントをもたらした左CBの車屋紳太郎。左利きの左CBは、4-4-2の守備ブロック攻略になぜ重宝するのか。

■「こういう結果で福岡サポーターに成長できたことを見せられたのは良かったと思ってます」(遠野大弥)。古巣相手に決めた恩返し弾。そこに秘められていた、川崎のダイヤになる強い覚悟と過去との決別。

■「新しい勝ち方をしてくれました。選手たちは良い締め方をしてくれたと思います」(鬼木監督)。等々力の受け師・鬼木達の真髄。重馬場が得意な知念慶の起用と、福岡に「何か」を起こさせなかった終盤の的確な采配。

■フル稼働中の山根視来が身につけ始めた「出力のタイミング」とは何か?代表帰りの中村憲剛がかつて話していたその言葉から読み解いていく。

「嵐の中で輝いて」 (リーグ第19節・アビスパ福岡戦:3-1)

全部で約9000文字。最初はタイトルを「感謝カンゲキ雨嵐」にしようかと思いましたが、「嵐の中で輝いて」にしました・笑。本文でガンダムの話は出てきませんので悪しからず。

みんな輝いてたよねぇ。

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