鹿島を超えるために成長し続けてきた歴史。


先週末はJ1開催。
川崎フロンターレは、カシマスタジアムで鹿島アントラーズ戦でした。

試合前日、鹿島の選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことで、プラス、濃厚接触者6人いたことで、午後まで開催の可否が決まらない状態でしたが、当日は無事に行うことができました。あらためて、コロナはとても身近な問題であることを感じさせられました。

試合は1-1のドロー決着。

中村憲剛が出場したアウェイゲームは、今季はこのカシマスタジアムが初めてでした。

彼の交代時、そして試合後には鹿島サポーターからも大きな拍手が起きています。そのことについて自身のブログで感謝の言葉を述べていますが、きっと彼にとっては、特別なスタジアムの一つだったのだと思います。

なにせ彼のキャリアを語るとき、鹿島としのぎを削ってきた歴史は外せませんから。

あれは2010年前後だったかな。
あるときのインタビューで中村自身がこのクラブでそこまでタイトルにこだわる理由は何なのか。その理由を聞いてみたことがあります。

彼のこう言い切りました。

「それだけの力が、ここ数年でチームに備わっているからですね。それに、川崎Fがタイトルを取るということは、日本サッカー界にとってもひとつのポイントになると思ってます。J2から昇格してきて観客もどんどん増えてきたクラブだから、鹿島がタイトルを取ることとはまた意味が違いますよね。あとは単純に、このチームで優勝したいんですよ」

数年後に、チームは悲願のタイトルを獲得し、今も良い方向に進み続けています。そういう意味でも、鹿島という相手は本当に大きかったのだなぁ、と思いますね。

そんなことを思いながらも、試合の詳しいレビューはいつものようにnoteで。

ラインナップはこちらです。

■驚きだった中村憲剛と脇坂泰斗の同時先発。この中盤の三角関係に、指揮官が込めたもの。

■「ユースの時は10番でしたが、大学の時には(背番号)14番をつけていました。大学で14番をつけて、なおさらフロンターレに
帰りたいという思いが強くなりましたし、意識してつけていました」。印象深く刻まれる先制後の光景。そしてかつて脇坂泰斗が語っていた、中村憲剛への思い。

■システム変更でリスクをかけてきた鹿島の圧力と、左サイドで起きていた攻防戦。

■前線のオプションをどう活用させてくのか。ここにきて鬼木監督の頭を悩ますCFW問題を考察する。

■「ちょっとしたことだけど、すごく大きな差になっている」。「鹿島を超える」ために成長し続けてきたチームと中村憲剛の歴史。
鹿島という壁に弾き返されてきた際に紡がれた言葉たち。(中村憲剛を回想するコラム)

以上、5つのポイントで約12000文字!!

中村憲剛と脇坂泰斗スペシャルと言っても過言ではないので、ぜひ読んでみてください!!

「それでも闘う者達へ」 (リーグ第27節・鹿島アントラーズ戦:1-1)

ではでは。

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