どんなプレーをピッチで表現するのか。


どうも、いしかわごうです。
11月1日の夕方、中村憲剛選手が現役引退を発表し、そこからは怒涛の原稿執筆でした。

もともと中二日の試合間隔だったため、FC東京戦のゲームレビューと次のコンサドーレ札幌戦のプレビューを日替わりで執筆しないといけないタイトなスケジュールでした。

そこは覚悟していたのですが、ここに中村憲剛選手の引退をテーマにした原稿という依頼をいただきました。

頭よりも気持ちを整理できない状態でしたが、それでも書かなくてはいけません。プロとして落とすわけにはいかないのです。しかも締め切りは翌日。気持ちがまとまってないながらも、必死に書き上げました。

無事に公開されております。

まずはサッカーダイジェスト。

サッカーダイジェストの特集企画で取材したときの印象的なエピソードです。

川崎番記者が知るバンディエラの素顔——引退を決めた35歳の中村憲剛が明かしていた赤裸々な胸の内

こちらはNumber web。

常に栄光に彩られたキャリアではなく、幾度となく悔しさと向き合い続け、それを乗り越えてきたのが中村憲剛という選手の魅力だと
僕は思っています。

【引退】中村憲剛が「タイトルを獲れない最大の原因は自分」と悩んだ日 悔しさこそ原動力だった

ただこれらを書き上げた後も感傷に浸るわけにもいかず札幌戦に向けた見どころを書かなくてはいけません。

試合前日のオンライン取材を行い、プレビューを執筆。

もちろん、選手にも動揺があったようでした。

選手の多くは、会見のあった1日に初めて知ったからです。

引退会見から一夜明けた翌日(2日)、取材対応に出席したノボリこと登里享平が当日のチームの様子をこんな風に明かしてくれました。

「(1日に)記者会見があるというのは、他の選手も知っていましたが、その内容は知らなくて。僕はたまたま(子供の)幼稚園の面接でスーツを着ていたので、竜也とか泰斗と玄関で会った時に『ノボリさん、どうしたんですか?何かやったんですか?』って感じになった」

最近、他クラブや選手の不祥事が増えてましたから、ノボリが突然スーツ姿で現れたら、何も知らない若手たちは不安がりますよね・笑。偶然とは言え、あらぬ心配をかけてしまったようですが、当然ながら、主役はノボリではありませんでした。

「ミーティングルームで庄子さん(庄子春男GM)が『憲剛から話が』と言ったときに、みんな覚悟した。ケンゴさんが冒頭に『引退します』って言った瞬間に、みんな泣き始めて。自分でもわかっていたのですが、その言葉はいま思い出しても、すごく寂しいです」

 この時、涙が溢れて止まらなかった選手の一人が脇坂泰斗です。彼自身、一夜明けてもまだ十分に気持ちは整理できていないと言います。

「前日のすごいプレーを見て、『この人を超えないといけないな』と思ったんです。その中で引退発表なので、涙が止まらなかった。(そこには)いろんな気持ちがあって、自分の中では整理できていない。ケンゴさんとプレーできた楽しさ、嬉しさがあって、フロンターレで3年目ですけど、もっともっとやりたい思いが一番です」

ケンゴ引退を受けて、選手たちがどんなプレーをピッチで表現するのか。この試合のポイントは、尽きるところ、そこに集約されるのではないかと思います。

試合の見どころは、いつものようにnoteのプレビューで。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第26節・北海道コンサドーレ札幌戦)

色々な思いを抱えながら書いたプレビューなので、買って読んでいただけると、とても励みになります。

なお今回から毎回、プレビューとレビューでは、中村憲剛に関する過去のコラムをおまけで書いていこうと思います。今回は2009年の思い出です。

ではでは。

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