令和、始まりました。


本日は5月1日。

令和、始まりました。

・・・とは言っても、何か特別なことをしたわけではありません。

いつものように、麻生グラウンドに足を運び、川崎フロンターレの練習を取材。そして練習後は選手や監督に話を聞いて、自分なりに咀嚼した上で、アウトプットしていく。尽きるところ、その繰り返しです。

今やインターネットを見れば、いろんな情報が入ってくる時代でもあります。ネットで無料記事は読めますし、わざわざ現場に足を運ばなくても試合映像は観れるし、それを分析して、まるで全部を見たように語ったり、書くこともできる時代です。

でもちゃんと自分の足で一つ一つ情報を集めて、選手に取材してから書くこと。なるべく現場に行って裏付けを取って、不安を無くしてから書く。もちろん、そこには時間とお金もかかるので、毎回全ての試合の現場に行けるわけではないのだけど、少なくとも、そういう姿勢と習慣を身につけて、サッカーに向き合うこと。そうやって、これまで取材で積み重ねてきたものが、サッカーライターである自分にとっては、人生の大きな財産にもなっているのだと思ってます。

ここで平成を振り返るつもりはないですが、サッカーメディア業界も時代の変化がかなり早いものです。

僕がサッカーライターになる前、日韓W杯前に全盛期だった紙媒体メディアは、かなり少なくなっています。例えばJリーグのマッチレポートを紙メディアで読む機会はほぼなくなり(エルゴラぐらいだと思います)、そのほとんどをネットで読む時代です。それもパソコンではなく、スマホで読む人がかなり増えていると思います。サッカーの読まれ方自体が変わっているんですね。だったら、書く側のサッカーライターも書き方を変化させないといけませんし、どうすれば読んでもらえるかも含めて、サッカーライティングなわけです。

ほんの10年でも、サッカーメディアですら、そういう変化が起きているわけです。正直、昭和生まれの自分がいつまでできる仕事なのかもわかりません。でも、もうちょっと頑張ろうかなと思います。

令和も、楽しく過ごしますよ。

神戸戦のレビューに、欠場した脇坂泰斗に関するコラムをポイント8として追記しました。彼がこの試合にかけていた思いを読んでもらえると幸いです。

ではでは。

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