どうも、いしかわごうです。
今日はユアテックスタジアム仙台で、ベガルタ仙台戦です。
本日の仙台は気温が低いらしく、さらに試合中は雨予報とのこと。なかなか過酷な観戦環境になりそうですが、プレーする選手も急激な気温差で怪我などしないように気をつけて欲しいところです。
絶賛連戦中のため、鬼木監督はところどころで選手を入れ替えながら、チームを編成しています。
そして迎えるベガルタ仙台戦。
相手の仙台の前節・名古屋グランパスを見ていると、前傾姿勢でのプレスから、後方からの名古屋のビルドアップを遮断し、うまく機能不全にしていました。名古屋のスタイルにハマった戦い方ですから、フロンターレ戦でもこの圧力の掛け方を採用する可能性は高いと見ています。
となれば、フロンターレは後ろでボールをどう動かすかがポイントになります。この試合では最終ラインとボランチに入れ替えがあり、ボランチはエドゥアルド・ネットではなく新人・守田英正選手が大島僚太選手と組むことが予想されています。
強度の高いプレッシングを受けることを想定される中で、どれだけ後方でうまく組み立てができるか。ここはゲームを進める上でのポイントになります。
これまでのプレーぶりを見ればわかるように、守田選手は器用な選手です。
組み立てに関しては、特に問題はないと思います。ただ「守備は手応えがあるので、攻撃で。そっちをなるべく意識してやります」とは、試合前日の守田本人の言葉。
可変式のビルドアップで3バックになるとき、これまではネットが落ちてましたが、この試合に関しては、大島選手が担当して、守田選手はどんどん前に飛び出して、攻撃に厚みを加える役割を意識する関係になるのかもしれませんね。うまくボールを持って押し込める展開になっていけば、セレッソ戦後半のように、大島選手と入れ替わりながら、守田選手がゴール前に顔を出していく。そういう面白い攻撃も観れるかもしれません。
ちなみにここ最近のユアテックスタジアムでは、フロンターレの若手のプロ初ゴールが生まれていますからね。去年は知念選手がルヴァンカップ準決勝で初ゴールを記録。一昨年のリーグ戦では、三好康児選手がプロ初ゴールを、ここのスタジアムで記録しています。
新人・守田英正もその流れに乗りたいところです・・・3年連続ユアスタでのプロ初ゴール、見たいですね。
さて楽しみの尽きない、そんなベガルタ仙台戦の詳しい見どころは、ごうnoteのプレビューで公開しています。
珍しく谷口彰悟は語気を強め、車屋紳太郎が強い危機感を口にしていました。今季、最初のターニングポイントとなるゲームだと思います。約6500文字です。➡️ 試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第8節・ベガルタ仙台戦)|note(ノート) https://t.co/IqlDHj6dOU
— いしかわごう (@ishikawago) April 13, 2018
ラインナップは、この5つのポイントです。
1.待望の復帰を果たした車屋紳太郎。どんな組み合わせでユアスタに乗り込むのか。気になる予想スタメンは?
2.「追加点が取れていないことで、後ろの選手に負担がかかっている。後ろの選手がプレッシャーがかからずに試合をできるようにしたい」。勝ち切れない現状の打開策について語るとき、家長昭博が語ったこと。
3.「フォーメーション的にそういうシステムなので、相手の狙っているところを出させないようにしたいですね」(阿部浩之)、「石原さん(石原直樹)が体で押し込むゴールをみても、試合ではそういう頑張りが大事だとわかる。そういうところで負けてはいけないと思っている」(大島僚太)。ピッチの幅を広く使いながら、巧妙に崩してくる仙台攻撃陣。守備対応で心がけておくべきこととは何か。
4.「ボールを顔を出して受けてくれれば、自分のところも空く。どういう化学反応が起きるのか。楽しみですけど」(中村憲剛)。楽しみな中盤の三角関係。仙台のプレッシングをかい潜りながら、仙台守備陣を攻略せよ。
5.「全員がチームのためにプレーすべきだし、勝てていない状況だからこそ、チームのためにしっかりやること」(車屋紳太郎)、「これでいいとか、また負けてしまったとか、そういうのはこのチームではあってはならない」(谷口彰悟)。3戦勝ちなしに危機感を強める選手たち。そして絶対に勝つ覚悟を持ってこの仙台戦に臨むワケ。
以上、全部で約6500文字です。仙台に向かう新幹線やバスの中で、あるいはダゾーンやBS中継の前に、試合展開のポイントを確認するために、ぜひ読んでみてくださいね。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第8節・ベガルタ仙台戦)
よろしくどうぞ。