川崎F対大宮戦


 昨日は等々力で川崎F対大宮戦。
試合後には、欧州に旅立つ川島選手とチョン・テセ選手の激励セレモニーもありました。オーロラビジョンに2人の映像が流れたりしながら、バックスタンドでサポーターに向けて挨拶。セレモニーが終わってしばらくしてからは、今度はサポーターの拡声器を持ってもう一度挨拶していたのですが、最後は水と小麦粉にまみれて応援スタンドに飛びこみ、胴上げされていました。サポーターに胴上げされる選手の光景と言うのもすげぇ珍しいと思います(笑)。

 大宮サポーターから「大宮発川崎経由世界行き 戦えエイジ」という弾幕も出ていました。川島選手にとって大宮は、プロのキャリアをスタートさせたクラブ。大宮サポーターのところまで行き、「みなさんから温かいブーイングも受けましたが・・・」と苦笑いしながら拡声器で「日本のため、地元・埼玉のために頑張ってきます」と宣言し、大宮時代の「エイジ!エイジ!カワシマ・エイジ!」のコールで送り出されていました。「そうそう、川島選手のコールってコレだったなー」と大宮サッカー場に川島選手のプレーをよく見に行っていた頃を思い出してしまいました。

 ミックスゾーンでは大宮の杉山新選手と少し話せました。
「おひさしぶりっすー」と握手。試合のことを取材しながら、雑談でもしようと思っていたのですが、すぐに他のメディアの方々がたくさん集まって質問責めになってましたので、断念しました。セレモニーの最中だったので、こちらも少しバタバタしてましたしね。

 あとで「新さんって、普段からあんなに記者に囲まれるの?」とエルゴラ大宮担当のウッチーに聞いてみたのですが、この日はパフォーマンスがよかったので、あれだけ記者が集まってきたとのことです。いやいや、あのぐらいゴール前に顔出すのは新さんなら普通でしょー、と思って見ていた僕の見立てが甘かったみたいですわ。

 試合のことも少しふれると、この試合で川崎Fのゴールマウスを守ったのは、相澤選手でした。
公式戦出場はC大阪時代の08年以来ですが、川崎Fでの出場は、2007年のナビスコカップの決勝トーナメント甲府戦以来とのことです。甲府の須藤選手がすごかった試合のときですね。この日は気合いの顔面セーブなどもあり、無事完封。本人も自信につながったようです。

 ちなみにエルゴラ編集部のT氏は、新潟県の国体選抜(だったかな?)で相澤選手とチームメイトとして一緒にプレーしたそうです。覚えているのかどうか、今度相澤選手に聞いてみようかしら。

 そしてGKといえば、この日は、川崎Fにも長く所属していた吉原慎也選手が柏で引退を発表した日でもありました。

 川崎F時代のことは知りませんが、07年のヴェルディ時代に取材させてもらいました。ラモス監督が7連敗の途中で、悪い流れを変える意味も込めて高木義成選手に代わって起用されて、昇格に貢献してくれました。オーソドックなタイプのGKでしたが、やたら男前なのに、ほんわかした雰囲気をもっている不思議な方だった印象です。奥さまが「ヒカルの碁」の監修もしていた囲碁女流棋士としても有名ですね。車のCMにも出てます。味スタでは奥さまがわざわざ挨拶してくれましたが、きさくな方でビックリしました。

 

 吉原選手の今後の活躍に期待します。

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