デンマーク戦に向けて。


 さて、決戦ですね。
深夜3:30キックオフっていうやっかいな時間帯ですが、頑張って起きて見てほしいものです。4年に一度の機会ですしね。それに眠い目をこすりながら試合を見守って、劇的なゴールを目の当たりにした瞬間の、「この場面をリアルタイムで見てたんだぜ」という、あの感覚はたまらないものがあるものです。一般の方々にも、あの突き刺さる感じを味わってもらいたいですわ。朝のニュースで結果だけを知るんじゃ味気なさすぎるぜ・・・どうかしてるぜぃ!

 ちなみに眠れない方はこれらをどうぞ。「デンマーク戦直前!エル・ゴラッソとスカパー! ツイスタがユーストリームをやっちゃいます!」。25:00ぐらいから生中継してますので、これを見ながら試合までの時間を過ごしてください。僕のマシンガントークであなたの眠気なんざ吹き飛ばしますよ(うそです)。

もし決勝トーナメントに相手がパラグアイ代表になりそうだったら、番組ではこれを着ようか検討中。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」

 本田のCSKAモスクワじゃないですよ。廣山望選手がパラグアイのセロ・ポルテーニョ時代のユニフォームです。

いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
もちろん、サイン入り。

はい、いしかわごうのお宝ユニフォーム自慢コーナーでした。

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 先日、大黒選手がFC東京への期限付き移籍が発表されました。
4年前のドイツ大会。アジア最終予選で劇的なゴールを決めたことで「神様 仏様 大黒様」ともてはやされ、彼は一躍「時の人」になっていた。ヴェルディにいたときのインタビューで、当時の自分を取り囲むフィーバーぶりのことを振り返ってもらったことがある。

 こういうときは選手はよく「自分の名前だけが一人歩きしているみたいだった」とか言うもんだけど、大黒選手は「気にしてなかった」とあっけらかんと話していた。ウソじゃなくて、たぶん本当っぽかった。「周囲が騒がしくなってサッカーに集中しにくくなったりは?」とくいさがると、「うーん、あんまり人の話を聞いてなかったからね」と笑っていた。ちょっと昔の言葉でいえば「鈍感力」か。続けて話したセリフが大黒選手らしかった。「それに結局、FWの仕事ってどこの国でもゴールにボールを入れるだけやから」と言い切っていた。

 彼の話を聞いていると、ゴールまでのプロセスを、実に緻密に組みたてながら動いていることがよくわかる。でも一番大事にしている部分は、「ゴールにボールを入れるだけ」というシンプルな部分。すごく当たり前過ぎるけど、サッカーってそういうスポーツだ。

 よし。今日のデンマーク戦だけは、複雑な戦術も戦略もくそくらえだ。ゴールに多く決めたほうが、決勝トーナメント進出でいいじゃないか。試合が始まってからは、そんな気持ちで見たいと思います。ガンバレ、ニッポン。

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