中江有里さんの「ホンのひととき 終わらない読書」。


 
少し前の「ワイドナショー」で、松ちゃん(松本人志)が山口百恵さんのことを話してました。
自身にとって唯一ハマッたアイドルが山口百恵さん、というぐらいものすごく好きだったそうです。ただ吉本でデビューしたときには山口百恵さんがすでに芸能界を引退した後だったので、いまだに会ったことはないとのこと。昔の憧れというのは強く残るもので、一度、「HEY!HEY!HEY!」に山口百恵さんの息子が来たとき、息子にチューしてやろうかと思ったのだとか・笑。
 「自分だったら誰かな?」と記憶の糸をフンフンたぐり寄せてみました。僕が中学、高校時代というのは、いわゆる「アイドルグループ冬の時代」ってやつで、これといった女性アイドルグループがなかった記憶があります(たぶん)。
 おニャン子クラブはもっと上の世代ですし、モーニング娘。は、もうちょっと後の時期だったので。だから、これといったアイドルグループというのがない世代だと思います。
 ただ好きだった芸能人はいました。
2人いますね。観月ありささんと中江有里さん。
・・・「うわー、世界で一番どうでもいい情報を聞いちゃったよ」みたいな顔しないで!・笑。
 中学のときに好きだった観月ありささんは以前にもブログで触れたことがあるので、ここでは省略するとして、高校のときは、中江有里さんがアイドルでした。アイドルや歌手の活動もしてましたが、自分の中では女優としてのイメージが強かったですね。
「奇麗になりたい」というエステで働くドラマ、面白かったなぁ。あと月9の「白の条件」とかね。映画「学校」とか、CMの「ポッキー四姉妹物語」ね。三女・こなみ役。抽選で当たるビデオ、めっちゃ欲しかったわ・笑。当たらなかったけど!!
 芯がしっかりしていて凛とした演技がいつも印象的でした。その中江有里さんが書いた読書エッセイ、「ホンのひととき 終わらない読書」を読みました・・・・って、本題までの入り、長すぎですな。

 ちなみにサイン本。高校生のときの俺が見たら、泣いて喜ぶわ。
 読書エッセイなわけですが、読んだ本の感想うんぬんよりも、好き嫌いせず、いろんなジャンルの本を読む方なんだなぁ、ということに驚きました。いわく、野球はあまり好きではないし、知識がないので見てもよくわからないけど、自分がわからない野球の魅力を教えてくれるなら食指が動くとのこと。なるほど。本の魅力って、言い換えると、そこに尽きるかもしれませんね。
 彼女の内面や考え方もしっかりつづっています。
中学生のとき、読書好きが高じて脚本家に憧れていたはずが、スカウトされて女優業をすることになったのが芸能界入りのきっかけだったとは知らなかったなぁ。「同じドラマを作る世界なら、ついでに脚本の勉強もできるかもしれない」と思ったそうですが、脚本の勉強にもなるから、ドラマの女優をやってみようかなって、「サッカーの監督をするときの経験に役立つから、プロサッカー選手になっておくかな」ぐらい、エクセレントな発想ですよね・笑。
 20代後半にラジオドラマの懸賞で最高賞をもらい、本格的に脚本家を目指そうと思い、学校に通って勉強しようかどうかを脚本家の友人に相談すると、「あなた何年女優やってるの?家にある台本を読み返して勉強するといい」と言われたエピソードは、ちょっとハッとさせられます。
 最近は、コメンテーターとして「とくダネ!」などでも活躍中ですね。今後の活躍も期待しております。
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