サッカーメディア新年会。

 昨日の夜は千駄ヶ谷方面へ。サッカーメディア新年会に参加してきました。
サッカー本の出版で知られる東邦出版の中林編集長の主催です。会場には100人を越えるサッカー好きが集まっていました。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
取材現場で顔を合わせているライター仲間はもちろん、お世話になっているメディア関係者、出版業界の方、テレビ業界の方、それ以外にもさまざまな活動でサッカー界を盛り上げていこうとしている人たちの熱気であふれていました。この業界、顔と名前は知っているけど、直接挨拶する機会のなかった方が意外と多かったりしますからね。僕もいろんな方と挨拶させてもらいました。なかには「いしかわごうさん、もちろん知ってますよー」と言ってくれる方もいて、ちょっと気持ちよかった・笑。
ちなみに新年会の参加条件は「名刺100枚持参」でした・笑。さすがに100枚の交換はできなかったですけど、料理が美味しくて、たくさんの刺激を受けることができて、あっという間の2時間でした。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 終盤には、スカパー!のJリーグアフタゲームショーでお馴染み・平ちゃんこと、平畠さんも駆けつけてスピーチ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
会場には、やべっちFCのフツトサル大会によく出ているお姉系芸人ラブちゃんもいたのですが、平ちゃんが通る瞬間は、直立不動で「おはようございます!!」とシャキッと挨拶していて、芸人の上下関係を垣間見ましたわ・笑。
「サッカー」というくくりで、これだけ同業者が集まることもまずないですからね。主催してくれた中林さんに感謝です。
楽しいひとときをどうもありがとうございました。
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松本人志コントMHK第3話感想。

「松本人志のコント MHK」。全5回予定の第3回が放送されました。
まず前回の反応がよくなかったのか、スタッフの笑い声はかなり抑えられていましたね。正直、このぐらいのほうがいいと思います。
・クワガタ男
今回も一本目はヒーローもののコント。松ちゃん、ヒーローもの好きですよね。戦隊モノではなくて、仮面ライダーの悪の組織をオマージュした設定でしたが。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
任務に失敗したクワガタ男に、幹部からの説教&ムチによるしごき。実はそこからクワガタ男へのサプライズバースデーが始まるという流れ。今田のペンケースのくだりとか、なに、このアットホームな悪の組織っていうね・笑。こういうの、おれはけっこう好きです。確かに悪の組織って、敵(正義の味方)には容赦しないのに、仲間には妙に優しかったりするし、実際にこういうエピソードも、年に一回ぐらいあったりしますからねー。ケーキが運ばれてくるまでの、変な間もよかった。クワガタ男はフットボールアワー岩尾だったというのもちょっとしたツボ。
・メイの冒険
初回に続いての登場。メイの行動を影絵と英語でサラッと伝えて、その後に訳(日本語)の字幕を流すと、実はかなり破天荒だという流れで笑わせるネタですね。ただ今回は、英訳と和訳の出し方の順番がごちゃ混ぜになっていた。もちろん意図的にやっているのだろうけど、何の狙いだったのだろう?もう一回ぐらい、続きそうですね。
・博士と助手
研究所にいる教授(松本)と助手(千原ジュニア)による掛け合いコント。苦節10年、ついに歴史的大発明を達成した教授。あやしい飲み物を二人で飲んでみるが、中身は明らかにお酒(ワイン?)。時間が経つにつれてグダグダになり、居酒屋の会話みたいになってた。すごい発明品とは、単にお酒だったというオチ?それとも、志村けんと柄本明が芸者の格好して酔っ払いコントやってたけど、ああいうイメージでやりたかったのかな。正直、よくわからんかった。
 10年ぐらい前の「ごっつえぇのスペシャル」でまだ今ほど売れる前の千原兄弟が出ていたけど、このとき出たのはコントコントした企画ではなかったからなぁ。千原兄弟のコントは好きなので今回も期待したけど、コントっていうと「?」って感じの企画でした。
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情熱大陸・井岡一翔。

 年末年始に撮り貯めていたテレビ番組を観て過ごしております。
 面白かったのは、元日に放送された情熱大陸。ボクシングのWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔でした。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
TBSが大晦日に井岡選手の世界戦を中継した関係もあっての密着だったと思いますが、近年の年末年始の情熱大陸はわりとボクシングを扱っている印象です。2009年と2010年の年末は長谷川穂積選手でした(なお08年末のスペシャルは、将棋の羽生善治対渡辺明の竜王戦密着だったはず)。
 ボクサーのドキュメントって、過酷なトレーニングや減量の様子などが垣間見れるので、やっぱり面白いんですよ。
 井岡選手は、すごく自然体で好感を抱いてしまう青年でした。
ボクシング界の未来を担っている存在であることを自覚しながらも、あんなに自然体で振舞えるのはすごい、の一言です。世界戦を控えて緊張感は高まっているだろうし、減量でピリピリしていてもおかしくないのに、試合直前でもテレビカメラに対して、あんなにナーバスにならないボクサーって珍しいんじゃないだろうか。それでいて、めちゃくちゃ強い。今回の世界戦も1RでTKO勝ちしました。
 世界戦に向けたトレーニング後、彼はこんな印象的な言葉を言っていた。
「ボクシングは、次 頑張ろうがないスポーツだと僕は思っている。 負けて明日から頑張ろうという切り替えも大事かもしれないですけど、そう簡単に次 頑張ったらいいっていえるスポーツではない。負けた1回の反動がすごく大きい」
 重いなー・・・そして深い。
プロボクシングという競技性と言ってしまえばそれまでですが、「次頑張ろう」がないスポーツと言われると、ズシリと感じました。1つの勝負にかける準備と、そこで振り分けられる勝ちか負けかの重要性を強く物語っています。
 勝って終わり良しで、いいドキュメントでした。
 
あと井岡というと、僕ら世代はろくでなしブルースに出てくる竹刀振り回しているパンチパーマ(のヅラ)の先生を思い出してしまいますね。
 実際、このキャラクターの名前の由来は、叔父で世界王座2階級制覇を達成した井岡弘樹なんだけども。自宅の冷蔵庫にローマ教皇から渡された電話番号の紙が貼ってある井岡弘樹さんね・笑。(この話は「コバヤシケンドーのすべらない話」のDVDに収録されてます)
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あと「痛快!ビッグダディ」は・・・・なんかひさびさに見たら、ダディ一家が奄美から引越しして、さらに再婚して、年末に子供が生まれてた。相変わらず、どのへんが痛快なのかわからないが、見てしまうな、オイ。... 記事を読む

ジェシとブラジルのちょっとした話。

 かねてから交渉中と報道されていたセンターバック・ジェシの加入が正式に発表されました。
 1年間の期限付き移籍ですが、買い取りオプション込みの契約のようですね。いろいろな情報や評判を聞くと、ブラジル国内でも屈指のセンターバックとの評価で、「なぜ日本でプレーするの?」と不思議がられるほどの実力者の模様。これは楽しみです。
 昨年の秋、フロンターレは向島さんらのスカウト陣をブラジルに派遣して、補強選手のリストアップを行っています。例のロナウジーニョ獲得(?)の報道が出た時期です・笑。12月に発表のあったMFレナトと、このCBジェシは、おそらくこのときに目ぼしをつけた選手なのでしょうな。
ブラジルにコネクションのある代理人頼みであったり、編集されたプレー映像だけを見て判断する日本のクラブも少なくない中、片道30時間かけて現地まで行って生のプレーを見てリストアップするところに、今年の補強に向けたクラブの意気込みが感じられます。
 このとき庄子GMに話を聞いたところ、ブラジル事情を教えてくれました。
オリンピックとワールドカップが控えている今のブラジルは、かつてないぐらい景気が良いそうです。なので当然のことながら、ブラジルでプレーするサッカー選手の待遇も非常にいい。破格と言っていいぐらいの状況になっているとのこと。本来なら、ヨーロッパで引き抜かれているクラスの選手でも、ブラジル国内でプレーしているそうです。まぁ、わかりやすい例をあげると、サントスのネイマールがそうですよね。今のブラジル国内は、ネイマールのようなスーパーな選手も雇えるぐらいの好景気なわけです。
 だから、20代半ばで主力を担っているような選手は、高年俸でとても手が出ないと言っていました。そこで狙っているのは、年俸は安いけどこれから化けそうな10代後半から20代前半の若手か、さほど年俸の高くない30代のベテランをターゲットにして視察させていると。
 そう考えると、今回獲得した二人の年齢で「これから化けそうな若手」は21歳のレナトだし、ベテランには31歳のジェシが当てはまるよな・・・と、このときの庄子さんの話をふと思い出したわけです。まぁなんだ、クラブとしても狙い通りの補強ができていると言えるのではないでしょうか。特にジェシはベテランといっても、31歳ならば、センターバックとして一番油の乗っている時期かもしれませんしね。本当に楽しみです。
 以上、今年最初のフロンターレネタでした。
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バクマン。最新刊が出た。

バクマン。の最新刊が出ました。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 もう16巻なんですね。早いな。
天才・新妻エイジの大人気漫画「CROW」の完結と、それに挑む福田組という展開でした。今回は、バクマン。のストーリーのなかで、ターニングポイントとなるところかもしれませんね。バトル漫画でいう、ボスとの決戦がいったん終わった感じがありました。
 あらためて単行本を読み終わって「CROW」に感じたことも。
新妻エイジを含めて「CROW」のポジションというのは、たぶん「ドラゴンボール」や「ワンピース」といったジャンプ看板漫画をモデルにしていると思うのだけど、どころどころに出てくる手法が「スラムダンク」っぽいな思って僕は見てました。セリフなしで描き切った場面は陵南戦、山王戦のクライマックスがそうでしたし、人気絶頂期で連載を終わらす決断なんかもそうですよね。スラムダンクも「これ以上の試合は描けない」と2回戦の山王戦で連載を終わらせたわけですが、ジャンプ編集部とともめたであろうことは、いまだに連載終了ではなく「第一部完」になってる表記からも想像できますから。
 人気漫画の長期連載については、意見がわかれるところなんでしょうね。
ファンが好きな作品を長く見たいのは当然の気持ちでしょうし、出版社だって看板漫画があり続けることで安定した売り上げを維持できるメリットがある。しかし完結するはずの連載を必要以上に引き伸ばした結果、作品の質が落ちしまうことにもつながっている。そんな是非もさりげなく問うてますね。
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