最近読んだ本〜渡辺明竜王の「勝負心」

 最近読んだ本。
渡辺明竜王の「勝負心」。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
将棋界の最高位である・竜王位を9連覇中の渡辺明3冠による新書です。トッププロとしての心構え、大事にしているスタイル、勝負に対する考え方などなど、プロフェッショナルとしての哲学を語っていますね。
 
 現在29歳の渡辺竜王。
中学生にしてプロ棋士となり、弱冠20歳で将棋界の最高位である・竜王のタイトルホルダーとなったことで、いろいろと気苦労も多かったみたいですね。この本の中では、そういったエピソードも垣間みれました。例えば挑戦者になった際、食事注文ではタイトルホルダーよりも高いものは頼んでは失礼に当たると思い、育ち盛りだけど食べたいものをグッと我慢した話とか、草履を履き間違えた事件とか・・・なかなか面白いです。
 そして一部で囁かれているように、この本は羽生善治三冠へのリスペクトに溢れている内容にもなっています・笑。
 なにせ第2章が「羽生さんという棋士」、第3章が「羽生世代との戦い」ですからね。「羽生さんは生きる教材」「羽生さんに勝ってこそ、真の竜王」、などなど、渡辺竜王は本当に羽生さんを尊敬しているんだなぁ、と思わされる内容です。やはり別格なんですね。
 新書ですし、将棋ファンだけではなく、将棋に詳しくなくても読みやすいように書かれているので、オススメ度は高いです。
 
 まさにいま、森内名人との竜王戦7番勝負の最中です。取材させてもらった縁もあり(しかも良い人だった!)、個人的にも応援しております。サッカーファンでもありますよ。
勝負心 (文春新書 950)/文藝春秋

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最近読んだ本「カンブリア宮殿 村上龍の質問術」

最近読んだ本。
「カンブリア宮殿 村上龍の質問術」
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 毎週木曜22時に放送してるカンブリア宮殿。
ざっくりと言うと、様々な逆境を乗り越えて成長してきた有名企業の社長を招いて、成功の秘訣をいろいろ聞く番組です。その企業ならではのビジネスの考え方、視点を知ることができるので、毎週欠かさず観ております。
 この番組でなにより感心するのが、インタビュアーである村上龍さんの質問の技術。これがとても高いんですよね。自分もインタビューする機会があるので、ついついそういうところばかりを見てしまうのですが、この番組で村上龍さんが行うインタビューは、ひとつひとつの質問が練られており、社長の会話との間合いの取り方もとてもうまい。すごく勉強になるんです。
 この本では、カンブリア宮殿での村上龍さんがどういうプロセスで質問を組み立てているのかを明かしている本なんです。
大きく分けると5回のプロセスに分かれている模様。
1:ゲストが決まったら、一般的な評判や印象など、漠然としたイメージを持つ段階。まだ資料は見ない。
2:スタッフからの資料に目を通して、ざっと目を通すものと読み込むものを分類。資料によっては後回し。経営者のインタビューや自伝など考えかたのわかるものも読む。全てを読んで、番組全体の核となる質問を考える。
3.想定質問を作り、それを組み込んだ台本を見つつ、番組VTRを見て台本に書き入れる。
4.収録当日に小池栄子さんも交えてのミーティング。小池栄子さんの視聴者目線、女性目線から質問で、新しい質問が生まれることもあるそうです。この番組は小池栄子さんの立ち位置も良いですよね。
5.収録中に重要な質問が浮かぶことも。タイミングを見て聞いてみる。
 本の中では、これらのプロセスが実際の番組でどうやっていたかを紹介してます。どうしてこういう疑問を持ったのかなど、村上龍さんの頭の中もよくわかりますね。それ以外にも、「ユーモアやリスペクトを忘れない」などの心構えの部分なんかも明かしています。文庫本なので読みやすいです。
・・・・しかしこんな本を発売してしまうとは・・・やはり僕みたいに「この番組の村上龍さんの質問はうまい!」と思っていた人が多かったってことですよね。
カンブリア宮殿 村上龍の質問術 (日経文芸文庫)/日本経済新聞出版社

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カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言 (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞出版社

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カンブリア宮殿 村上龍×経済人1(日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 ブルー む 2-2)/日本経済新聞出版社

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週刊サッカーマガジン最終号とサカマガイズム。

 先週買った雑誌と本。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 サカマガ編集長・北條さんの巻頭コラムをまとめた単行本「サカマガイズム」を読む。4年分のコラムなので、ボリュームたっぷり。
4年前の話題なんかは、さすがに今振り返ると、懐かしく読めますね。ちょうど4年前だと、南アフリカワールドカップを翌年に迎えた時期におこなったオランダ遠征での「世界には完敗」、「前半は通じた」、「前半の戦い方を継続できれば」などなどの議論なんかは、今月のオランダ遠征を控えているだけに興味深かったりします。
北條さんの視点と論理展開は好きなので読んでいて飽きないのですけど、4年分ですから、さすがに読み切るまでは時間がかかりそうです。堪能します。
 そして週刊サッカーマガジンが、先週で「週刊」雑誌としては最終号を迎えました。
 サッカーメディアの老舗中の老舗ですから、サッカーファンだけではなく、サッカー関係者、サッカーメディア関係者にも愛着の強い媒体でしたから、本当に寂しい限りです。僕も何度か寄稿させていただきましたが、自分のクレジットでサカマガに原稿が掲載されたときはうれしかったですし、その号はいまだに記念に取っているほどです。
速報性ではネットメディアや週三回発行のエルゴラがあり、じっくりと読ませる読み物ならば、Numberやサムライ・サッカーキングや隔月のサッカー批評などもあるため、確かに週刊発行のペースだと雑誌としての立ち位置が難しくなっていたことは容易に想像できますが・・・それにしても寂しいですね。
 この最終号にインタビューで登場する稲本選手はさすがですね。自身の代表時代について、詳しく語っています。現在からの振り返りなので、興味深いです。
 現場で会うサカマガの関係者から事情を直接聞いたところ、月刊化は夏ぐらいには決まっていた話とのことでした。今後は編集部も作り手も変わり、全然違うスタイルの雑誌になるらしく、「月刊でリニューアルします」というレベルではないみたいです。編集長も宮本恒靖さんですし、確かに予告を見ると全然違う雑誌に生まれ変わりそうな印象ですね。どうなるんでしょうか。
 先週はあの「ドーハの悲劇」が起きた20年後でもありましたからね。そのタイミングでサカマガの最終号が出る・・・・なんとも言えない巡り合わせです。
サカマガイズム/ベースボールマガジン社

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サッカーマガジン 2013年 11/12号 [雑誌]/ベースボール・マガジン社

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正しいバルサの目指し方 (サカマガトークJAM)/ベースボールマガジン社

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最近買ったもの。

最近買ったもの。
「べしゃり暮らし」の最新刊16巻と「Number」の最新号。
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べしゃりは、MMCの2回戦になってから、芸人同士の足の引っ張り合いであったり、この一発勝負の舞台を勝ち抜くための戦略的な部分も出てきました。
べしゃり暮らしの持ち味は台本を脱線したアドリブにありますが、これはハイリスク・ハイリターンなスタイルです。そこで一発勝負のコンテストでは、このアドリブによるリスクを極力無くして、台本通りの漫才をしようとするかどうか悩む・・・サッカーの試合でも「勝ち点を取る為の現実的な戦い方」という言い方をされるサッカーがありますが、そういう葛藤に近いものがあるのかもしれませんね。
べしゃり暮らし 16 (ヤングジャンプコミックス)/集英社

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べしゃり暮らし コミック 1-15巻セット (ヤングジャンプコミックス)/集英社

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この漫画に出てくるMMCのモデルは、島田紳助氏が主催したM-1グランプリだと思いますが、島田紳助氏が「4分間しかないM-1で勝つ為の漫才構成法」をあるDVDで話していて、実に興味深かったのを覚えています。要は、M-1はちゃんとM-1用にカスタマイズしないと勝てないコンテストだという話なのですが、ネタうんぬんじゃなくて、プロの漫才師はこういう分析をして戦略を練り、コンテストに挑んで戦って勝とうとしているのか、と感動した覚えがあります。
このDVDの中で、そのことを2時間語ってます。個人的には、ビジネスの考え方にも役立つDVDだと思ってます。そのぐらい面白い。
紳竜の研究 [DVD]/アール・アンド・シー

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「Number」の最新号は、20年前の「ドーハの悲劇」特集。あれはもう20年前ですか。数年前、柱谷テツさんが「いまだに10月になると、ドーハの頃の夢を見るよ」とおっしゃってました。そういうことなんでしょうな・・・そして、きっとこれからも語り継がれていくのでしょう。
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 …/文藝春秋

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