多摩川クラシコ “ガチ”トークバトルを見た。

 ニコニコ生放送で中継された川崎フロンターレ×FC東京 多摩川クラシコ “ガチ”トークバトル!! 第2部から見てました。
 第2部は、フロンターレ側の中西哲生・佐原秀樹 、FC東京側の藤山竜仁・加賀見健介が選ぶ歴代ベストイレブンを紹介しながら、サポーターからの投票結果も見ながら、あーだこーだ盛り上がる感じでした。
 フロンターレ側のベストイレブンでは、センターラインにケンゴ選手、伊藤選手、川島選手あたりはやはり鉄板。FWは我那覇選手、ジュニーニョ、テセ選手を組み合わせる感じですね。中西さんが、歴代のそうそうたる顔ぶれのなかに田坂選手を右MFに選出していたのが驚きだったかな。「フロンターレの今後を担ってほしい選手なので」とすごく期待しているようです。
あとは、さりげなくドイツから応募してきたテセ選手の歴代ベストイレブンも発表されていたり・・・・ちゃっかりしてるなー。FWにフッキが入ってました・笑。
 「対戦したときに嫌だった選手」という質問では、失点に関する苦い思い出が多かったですね。特に多摩川クラシコはゴールがたくさん入るカードでもありますし、よくよく考えたら、今回の主演者ってDF出身者の割合が多いんですよね。
中西さんは、全盛期のアマラオを挙げて「試合前、一番警戒していたのに4点ぶち込まれたんですよ」と力説し、藤山さんも0-7で負けた試合をあげて「テセくんがシュートを打てば入るみたいな感じになってて・・・もう前半でサッカーをやめたくなった」みたいな、DFとしてトラウマになってそうな体験を明かしてました。ちなみに加賀見さんは「中西さんが嫌でした。試合中に話しかけてくるから・笑」。
サポーターの投票によるベストイレブンや、「相手チームのこの選手が欲しい」、「ここがうらやましい!」などでは、FC東京側から「フードパークがうらやましい!」との声も・・・・やはりそこなんですね・笑。ちゃんこ鍋とか美味っすよ。
新体制発表会見のときは、現場にいたのでニコ動の雰囲気がよくわからなかったのですが、今回は普通にイチ視聴者としてリアルタイムで楽しませてもらいました。第2弾も成功だったのではないでしょうか。
フロンターレのプロモーションの秘密はこの本に書かれています。かなりオススメです。
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真面目な小松塁選手。

 今日は小松塁選手。
小松選手も・・・真面目ですね・笑。そして背が高い(191センチ!)
 大学指定選手として05年からセレッソ大阪でプレーしてるんですね。
正式入団は06年なのですが、この年の10月にV・ファーレン長崎に期限付き移籍という経歴が・・・・全国地域リーグ決勝大会突破のための助っ人だったのかな。今は認められていませんが、当時は出場機会のないJリーグの選手が、この地域リーグ決勝大会期間だけ電撃的にレンタル加入することがわりとあったんですよ。その2ヶ月以外はセレッソ一筋・・・フロンターレの黒津勝選手みたいな存在ですよね。それだけに、今回の移籍は大きな決断だったとのこと。
フロンターレで顔なじみだった選手を聞くと、矢島選手を挙げてくれました。大学選抜のときに一緒だったそうです。ほぉー。この2トップは迫力あるなー。一度、見てみたいですねー・・・って、今年から同じチームじゃねーか・笑。
 フロンターレでは、「いい動き出しをすれば、中盤からパスがたくさん出てくるのが楽しみ」と言ってました。この体格に目が行きがちですが、スペースにも走れるタイプでもありますからね。所属していたセレッソも攻撃的なチームだと思いますが、言われてみれば、香川選手、乾選手、清武選手・・・とアタッカータイプが多いチームの印象はあります。個人的にも、小松選手はまわりに生かされるタイプのFWでもあると思っているので、ケンゴ選手、コーセイ選手、稲本選手、大島選手・・・・彼らと生み出す新しい攻撃の形を楽しみにしています。
ちなみに・・・算数ドリルの撮影後に感想を聞いてみると、「噂にはいろいろ聞いていたので、こういう感じなのかと・・・」と苦笑いしてました。ちゃんと覚悟して移籍してきているようなので、大丈夫でしょう・笑。
 関西暮らしが長かったので、初めての関東暮らしになります。
実はまだ家探しが終わっていないらしく、いまは選手寮に住んでるとのこと・・・意外!ただ若手とコミュニケーションが取れるから、ある意味、一石二鳥ですな。早くいい部屋が見つかるといいですね。
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真面目な森下俊選手。

 今日は森下俊選手です。
 森下選手は・・・・なんだろう、真面目ですね。
シーズン前のこの時期というのは、実戦的な練習をまだしていないこともあって、取材する側も聞ける話題がどうしても限られてしまいます。サッカーの話にしても、ピッチ上で起きた具体的なサッカー論ではなく、少し抽象的なサッカー論になりますからね。あとはピッチ外のこと(味方の印象や意気込み、趣味とか)が多くなります・・・選手のキャラクターを早く掴みたいですし、それはそれで意外な一面が垣間見れて面白かったりします。
 ただ森下選手の場合は、京都サンガから移籍してきたということもあって、サッカー話をガッツリ聞いてしまいました。「実は大木さんには甲府の監督時代に大変お世話になって・・・」と明かすと、彼も京都での練習内容や感じた変化を直球で語ってくれましたね。おかげで刺激的な話をたくさん聞けることができました。
 一番戸惑ったのは、「そこもボールに(アプローチへ)いくの?」という判断だったそうです。
例えば、ディフェンスには「迷ったら待て」という言葉がありますよね。カウンターを受けてピンチになった状況で、残されたのが自分だけの場合、すぐに飛び込まずに味方が戻ってくるまで待ってディレイさせるというのは、守備側のひとつのセオリーです。
でも大木監督の判断は違う。「そこはボールにいけ!」と言われる。「迷ったら前に」が原則なんです。人数を揃えること、スペースを埋めることよりも、ボールを最優先する。「えっ、そこもボールに(アプローチへ)いくの?」と、頭と身体が慣れるまでかなりとまどったそうです。
 浸透するまで時間はかかりますが、シーズン中盤以降はチームも手ごたえを感じてきて、終盤は怒涛の連勝劇。天皇杯ではJ2ながら鹿島やマリノスを撃破して決勝進出ですからね。大木さんのもとでやっているサッカーは面白かったといってました。
京都に愛着もあったとのことですが、J1でプレーしたいとの思いでフロンターレに移籍。フロンターレは攻撃的なチームですし、ここでもそういうプレーが求められていることも自覚していました。
・・・ってな感じでガッツリと真面目なサッカー談義をしてしまったので、「5月11日生まれって、泉谷しげるとか浜田雅功と同じですよねー」とか、くだけた話ができませんでした・笑。
背番号33なのは、京都時代の3に思い入れがあるのかな、とかも聞きたいこともいろいろあるのですが、それはまたキャンプから戻ってきてからの機会にでも。
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柴崎晃誠選手の口癖。

 昨日の高木駿選手のときに、菊池新吉GKコーチとの話が出ましたが。
実は柴崎晃誠選手がヴェルディにいた時期も、トップチームでGKコーチをしていました。
とはいえ、柴崎選手はフィールドプレイヤーですからね。GKコーチとはそれほど絡んでいないでしょう・・と思いながら、柴崎選手に聞いてみると、「いや、セットプレーがよかったんですよ。紙に図を描いて説明してくれて、すごくわかりやすかったですね!」との返事が。ほう、セットプレー担当だったのですね。去年はセットプレーでの得点率がよくなかったですからね・・・もしフロンターレでも担当するなら、新吉コーチの手腕には期待したいところです。
 そういえば。
今年の高校サッカー選手権をTVで見ていたら、歴代の大会ダイジェストCMが流れたんです。10年前(第80回大会)、優勝した国見高校のゴールシーンには、どこか見覚えある坊主頭の選手がガッツポーズしてました。そう、若き日の柴崎晃誠選手だったんですね。本人に「高校サッカーのCMに出てたよ」と伝えると、「僕も見ましたよ。出てましたねー。若かったー」と笑ってました。
 2年生のときに連覇して、このときは彼自身も得点王に輝いているんですよね。ごっつぁんゴールが多かったらしく、本人は「ラッキーです。たまたまでした」といつも謙遜しますが、たまたま取れるもんじゃないでしよ、「高校サッカー選手権得点王」は・笑。
 身近に取材していて気づいたのですが、柴崎選手って「ラッキーでした」が口癖なんですよ。
彼が移籍後初ゴールを決めた日産でのマリノス戦を覚えてますかね?・・・CKからの自身のシュートがポストにはねかえり、それがGkに当たって入った、ちょっと不思議なゴールです。そのときも「ラッキーでした」で片付けてました・笑。
 
 きっと口癖にしているからこそ、幸運がむこうから舞い込んでくるのかもしれませんね。「愚痴や批判ばかり言う人には、ネガティブなことばかり起きる」なんてことを本で読んだことありますし。僕も今年は「ラッキー」を多用していこうと思います・笑。
柴崎晃誠の幸運を引き寄せる魔法の口癖」なる本が出版される日も、そう遠くないかもしれません(いや、遠いよ)。
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高木駿選手と新吉さん。

 今日は明治大学から加入したGK高木駿選手を紹介します。
 「楢崎さんタイプか、川口さんタイプかでいえば、川口さんタイプです」と本人は話してました。実際、前に出て行けて、モビリティーに優れているタイプです。リベロ的な仕事もできるので、最終ラインを高めに設定する相馬監督のサッカーとはかみ合わせも良いのでないのでしょうか。
 それに加えて目を引いたのは、足技の上手さです。ハーフコートのミニゲームで、寸分の狂いもなく、サイドの選手の足元にボールを出したときは、「ちょっとこれは・・・!」とビックリしましたから。もちろん、本人もこの持ち味を出して勝負することを意識していました。「川口能活+西川周作タイプ」といったほうがいいのかもしれません。新人とはいえ、大卒の選手らしく「ゲームに出たい」と意欲的なのも好印象です。五輪代表の安藤選手より年上ですからね。
 今季からフロンターレのGKコーチは、イッカさんから菊池新吉さんになりました。
もしやと思って聞いてみたら、やはり高木選手はヴェルディの下部組織に所属していたときに指導してもらっていたとのこと。イッカさんが辞めることは知っていたそうですが、代わりに来たのが新吉さんだったのにはビックリしたみたいです。
「これからは1人のプロとして見られているわけですから。あのときは若さで許されていたことも許されなくなる思ってます」と、その師弟関係にも、プロとしての自覚を口にしていました。
 好きなGKとして、元メキシコ代表のカンポス、ヴェルディユース出身の先輩でもある柏レイソルの菅野選手を挙げていました。「カンポス好きなの!?」と僕はカンポスにめっちゃ食いついてしまいましたけどね・笑。
 
 背番号1をつけた杉山選手、百戦錬磨の西部選手、生え抜きの成長株・安藤選手、そしてニコ駿・高木選手・笑。
 今季のGK争いは、楽しみです。
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西部洋平選手と釣り。

 昨日もフロンターレの練習取材に。
ミニゲームではノボリがかなり良い動きを見せていましたね。動きが良すぎて、勢いあまって相手とぶつかってしまい、「おい、ケガだけはするなよー」と相馬監督が心配したぐらいでした。
まぁ、よく考えたら、ノボリはチーム始動前に五輪代表候補合宿をしてからのチーム合流ですからね。彼だけ仕上がりが早いのは当然かもしれません。残念ながら今回の五輪代表には残れませんでしたが、本人はそのことも「グアムで自主トレをしてきたんですよー」と明るく話せるポジティブ思考が、ノボリらしかったです。
さて、フロンターレは明日から宮崎キャンプが始まりますので、その前に・・・ということで、新加入選手には一通り挨拶をすましてきました。せっかくなので、原稿にはならなさそうな、ちょいとしたネタでも紹介します。
 今日は・・・GKの西部洋平選手にしましょうか。
本人も言っていた通り、一見強面ですが、実際に話してみると、全然そんなことはないですね。こちらに対して、すごく丁寧で柔らかく話してくれる方でした。「J1でやりたい気持ちがあったし、川崎だったので話をもらったときは即決でした」とのこと。さらに「攻撃的なチームでプレーしたかったけど、攻撃的なチームといえば、G大阪か川崎しかないですからね」とのうれしい言葉も。攻撃的なチームでやりたいというゴールキーパー、いいじゃないですか。
 そして西部選手といえば、かなりの釣り好きとしても知られています。
「フロンターレには釣り部があるのですが・・・」と話を振ったら、早速、伊藤キャプテンとはめっちゃ熱く語り合ったそうです。「じゃあ、入部で?」と聞いたら、「もちろん!実は田坂から『部長の座を譲ります!』と言われました」と笑ってました。あはは。西部選手、入部を通り越して、部長就任らしいです。
すごいなー、山が動いたなぁ・・・いや、山というか、釣りだから海の話だけど。
 そのことは田坂選手にも聞いてみました。
「だってね・・・西部さんは、好き過ぎます!」と笑ってました。「釣ってるときの画像とか見せてもらったら、僕らとはレベルが違い過ぎた。もう『どうぞ、どうぞ、部長でお願いします!』って感じでした」と快く譲ったそうです。あはは、西部さん、どんだけ釣り好きなんすか・笑。。
 鹿島時代には相馬監督と一緒にプレーをしている西部選手。
相馬監督からは一言、「頼むぞ!」と力強く言われたそうです。いろいろなメッセージも込められた「頼むぞ!」だったのでしょうね。期待したいと思います。
 それと、昨日発売のフロンターレ大特集のエルゴラが、かつてない大反響でうれしく思います。
「開幕が待ち遠しくなった」、「今年の応援のスイッチが入った」、「母の気持ちが元気になりました!」、「クララが歩いた!」などたくさんの声をツイッターで寄せていただきました。クラブスタッフさんからも「エルゴラ、買っちゃいましたよー」と言われましたからね。ありがとうございます。
 中村憲剛選手と伊藤宏樹選手が表紙で150円!
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
月曜号が出るまで駅売店やコンビニで発売してますので、まだの方はぜひよろしくお願いします。... 記事を読む

フロンターレ2012新体制発表会見取材。

今日はフロンターレの新体制発表会見でした。
新百合ヶ丘駅から徒歩4分の昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワで開催。立派な施設でしたわー。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
午後2時スタートで第1部のオペラから始まり、4部構成のボリュームで終了は5時・・・のはずが、ところどころで盛り上がりすぎてしまい、なんだかんだで全てが終わったのは、6時ぐらいでした。あはは。ただ僕は、明日発売のエルゴラに掲載するべく原稿を間に合わせなければいけないので、ガハハと楽しむわけにもいかず、開演中も鬼の形相でノートパソコンをバシバシ叩きながら、原稿を仕上げてました。無事、入稿できましたが、いやー、いろんな種類の汗かいたわ。明日のエルゴラでは、見開きで特集されているので、どうぞよろしくお願いします。
 そうだ!
すごく感心したことがありました。それは帰りのサポーターの誘導の仕方です。出口の混雑を避けるために、ブロック別の退出になりました。最初に3階席、次に2階席、そして最後に1階席という流れで上の階から順番に誘導していたんです。なので、1階席のサポーターは3階席と2階席のサポーターが出るまで待機しなければなりませんでした。
 すると、一階席のサポーターを誘導する際になると、ステージ上に相馬監督と新加入選手が再び現れたんです。そう、一階席のサポーターを壇上に登らせて、選手らとハイタッチしながら、出口へと向かうという計らいをしたんです。みんな大喜びです。これには、正直、うならされましたね。
 実は一階席というのはプレミア席で、わざわざ購入してくれた方々。もしかしたら、プレミア席を購入したのに、退出を後回しにされたことに少しのストレスを感じたサポーターもいたかもしれません。でもそこでほんのちょっとのサービスで「待った甲斐があった」と思ってもらえるような心境に変えてしまう。
 こういう退出の誘導にまでディテールを張り巡らせた気配りが素晴らしいな、と最後の最後に感動してしまいました。
新体制発表会見に関わったみなさん、お疲れ様でした。... 記事を読む