広島戦〜あの堅い守備は、まるで穴熊囲い。


 広島戦は2-4で敗戦。
残念ながら、公式戦負けなしは10でストップ。2点のビハインドを後半に追いつき、そこからひっくり返す流れに持っていけそうでしたが、この日は「佐藤寿人劇場」でしたな。1点目の嗅覚、2点目のミドル、そしてなんと言っても、3点目のドライブシュート・・・どれも素晴らしいものでした。10年連続2桁得点・・・圧巻です。
 試合を観ていて印象的だったのが、広島の守備組織でしょうか。
森保監督になってから一番上乗せしているのがこの部分だと思いますが、本当に意思統一されています。フロンターレにボールを保持される時間帯になると、通常の[3-4-2-1]から佐藤寿人選手だけを前線に残し、9人でブロックを作って守る[5-4-1]になるのは想定してましたが、イーブンの状態でもあんなに自陣での守備を徹底しているとは思わなかったですね。当然ながら、スペースもほとんどないですし、夏場で運動量が落ちる中であれをこじ開けていくのは、想像以上に骨が折れるはずです。さすがのレナト、大久保選手も相当やりにくそうにしてました。
 あの堅さ、まるで将棋で言う「穴熊囲い」のように見えました。そういえば、広島のマスコットキャラクターは熊でしたね。そこも関係あるんでしょうか。ありませんけど。
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 ・・・話がそれました・笑。
 広島戦を観ていて、ああいう戦い方もしっかりできるのは、スタイルが成熟している広島というチームの強みなんでしょうな、とは感じました。フロンターレに関して言うと、風間監督がスタイルを根付かせている段階ですから、その構築段階でそこまで求めるのは酷な気がします。そういう意味で、チームとしての「差」を痛感させられた試合でもありました。
 とはいえ、フロンターレの成長も確認できたと思ってます。というのも、去年は広島相手に2敗。それも広島にボールを保持される展開のほうが長かったわけで、相手が割り切って自陣でガッチリ守らせるようにボールを握る時間帯すらあまり長く作れなかったわけです。広島が「フロンターレに持たせていた」という言い方もできますが、0-0の前半の時間帯から広島にあそこまで割り切って自陣で守ることに切り替えさせるぐらい、フロンターレもボールを失わずに相手のエリアで攻撃を押し込めるようになってきました。
 思えば、風間監督以前のフロンターレが、(ペトロヴィッチ時代の)広島を「カモ」にしていたのは確かですが、そのときは広島にボールを持たせてカウンターで仕留めるというのが「勝利の方程式」で、自分たちがボールを保持して勝った戦い方ではありませんでした。広島相手にボールを握って攻撃的に戦って勝ち切れるようになれば、ずいぶんと面白くなりそうですね。
土曜日は、浦和戦です。広島戦の反省を生かすには、これ以上ない相手ですな。
ではでは。
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