ナリキン!の第3話。

 月刊少年チャンピオン7月号、買いました。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
お目当ては、サッカーと将棋の漫画「ナリキン!」です。第3話のタイトルは「感想戦」。
感想戦とは、将棋の棋士が対局後に、お互いボソボソと話し合いながら、駒を並べなおしている場面がありますよね。あれが感想戦です。お互いの指し手を振り返りながら、「あーでもない、こーでもない」と敗因を調べることで、次に生かす儀式ですね。その発想をサッカーに取り入れて描写しています。
 僕らが試合後のミックスゾーンで監督や選手に聞く取材も、将棋でいう感想戦に近い作業かもしれませんね。試合を振り返ってもらいながら、勝敗の分岐点となった局面の判断や対応などを選手自身に振り返ってもらうわけですから。
 そして思いのほか、ストーリー展開が早い。
成金歩、もうプロ登録して、スタメン出場しようとしてます・笑。どんな試合になるのか、楽しみです。
月刊 少年チャンピオン 2012年 07月号 [雑誌]/秋田書店

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ナリキン!の第2話が掲載されてます。
月刊 少年チャンピオン 2012年 06月号 [雑誌]/秋田書店

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ナリキン!の第1話が掲載されています。
月刊 少年チャンピオン 2012年 04月号 [雑誌]/秋田書店

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 あと、ナリキンが掲載されてから買うようになって思うんですけど、月刊少年チャンピオン・・・分厚いわー・笑。
 コンビニとかにも気軽に売ってない雑誌なので、大きめの本屋で買ってるんですけど、電話帳みたいなボリュームな上、毎回付録(今回はなぜかスニーカーソックス)が挟まってるから、カバンの中身に余裕がないと入らないんですよ!
普段買う本は、新書サイズやせいぜいハードカバーの本なので、これだけ大きくて分厚い本は、若干とまどいます。なんだろう。小学生時代のコロコロコミックを買っていた感覚も思い出しますね。
僕はこの世代でした。
熱血!! コロコロ伝説 vol.5 1985-1986 (ワンダーライフスペシャル コロコロ3…/著者不明

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将棋はわからないけど、棋士に興味がある人にお勧めしたいドキュメントDVD。
 情熱大陸に有名棋士が登場した回のDVD集。個人的には、佐藤康光さんの回が面白いです。
情熱大陸×羽生善治・渡辺明・佐藤康光・谷川浩司 [DVD]/羽生善治,渡辺明,佐藤康光

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「NHKプロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられた将棋名人戦の回。確かこの番組の最高視聴率をたたき出した回だった気がします。
プロフェッショナル 仕事の流儀 第V期 名人戦 森内俊之VS羽生善治 最強の二人、宿命の対決 …/森内俊之/羽生善治

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 これは羽生さんだけの回です。
プロフェッショナル 仕事の流儀 棋士 羽生善治の仕事 直感は経験で磨く [DVD]/出演者不明

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 竜王戦のドキュメント。
両者のインタビューを島プロがつとめているので、非常に質問の質ガ「高い。
死闘 渡辺明 対 羽生善治~ドキュメント竜王戦~ [DVD]/渡辺明/羽生善治

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今日のエルゴラ。

 今日のエルゴラ。
ナビスコカッププレビューでは、セレッソ大阪戦では川崎フロンターレをメインで扱ってもらいました。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 写真は、コーセイ選手。
中村ケンゴ選手が代表召集されていることもあり、ボランチに復帰する彼のコラムを書かせてもらいました。風間監督の中で彼の持ち味がどう生きるのか、そして「ラッキー柴崎」と呼ばれるゆえんについて書いております。
 それとプレビューのほうで触れておりますが、チームは満身創痍です。
今週になり伊藤選手、福森選手、そして昨日は杉浦選手と・・・・直前になりけが人が続出してしまい、出場経験のない2年目のマル(谷尾選手)と新人のパウロ(田中淳一選手)をベンチに入れても、遠征帯同メンバーは18人を満たせず。今日のベンチは、一人少ない6人で臨みます・・・・かなりのスクランブルです。
昨日の選手バスの見送りの際、「日本代表から中村憲剛を呼び戻したほうがいいんじゃないですか?」と庄司GMに聞いてしまいましたもん。まぁ、庄司さんは「選手が10人しかいなくなったらそうするわ」と笑い飛ばしてましたけどね。
普段であれば、事前にスポーツ新聞などでも扱われる緊急事態だと思うのですが、いかんせんいまは日本代表が活動中ですからね。昨日も麻生にいる番記者は自分だけでしたから・笑。だから、エルゴラ以外どこの媒体も取り扱ってないわけです。
 ってなわけで、今日のエルゴラをよろしくー。... 記事を読む

バクマン。の19巻。

バクマン。の最新刊が出ました。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 20巻で完結だと思うので、今回がその前、ラストワンですね。
エンディングにグイグイと向かってますが、真城と亜豆の純愛に思わぬ問題が・・・ってところですね。ただ作者は、この2人の恋愛に関してはあえて深く掘り下げて描かないようにしてる節があります。亜豆のキャラクターのためにそうさせているのか、そもそも少年漫画だからなのか、狙いはよくわかりませんが、僕はそれはそれでいいと思っております。蒼樹紅派ですしね(←誰も聞いてません)。
 あぁ、バクマン。も最終巻か・・・さびしいのう。
あと、北見リリカのブログをわざわざ調べてチェックするシュージンはどうかと思うぞ・笑。
バクマン。 19 (ジャンプコミックス)/小畑 健

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 20巻はすでに予約を受け付けているんですね。
バクマン。 20 (ジャンプコミックス)/小畑 健

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バクマン。1stシリーズ DVD-SET 1 〈期間限定生産〉/阿部敦,日野聡,早見沙織

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僕も使っているシュージン愛用のヘッドホン。
シュージンの愛用しているヘッドホン。 ... 記事を読む

日韓ワールドカップ日本対ベルギー戦から10年。

 今日2012年の6月4日は、2002年の日韓ワールドカップの日本対ベルギー戦から、ちょうど10年だったんですね。スラムダンク的にいうと「あれから10年後」ですね。
 懐かしいですね。
鈴木隆行選手が身を投げ出して押し込んだつま先での同点弾、稲本潤一選手がパスカットからのオーバーラップで決めた豪快な逆転弾、どちらも素晴らしいゴールでした。
 特に鈴木隆行選手のあの同点弾は、日本人のいろんな思いが凝縮されたゴールだったなぁ。
まず後半にベルギーに先制された瞬間、日本人の頭によぎったのが、4年前、フランスワールドカップの悪夢でした。
 だって、フランスワールドカップでの日本は3戦全敗。
相手に先制された試合は全て負けていたんです。ワールドカップで同点に追いついた経験もなければ、逆転した経験もなかった。今思うと笑われるのかもしれないけど、まだ3試合しかワールドカップを戦ったことがなかった日本人のサッカーファンにとっては、本当にフランス大会の経験が全てでした。だから本当の「あー、またダメかも・・・」って思ったんです。
 それを救ったのが、鈴木隆行のあのつま先ゴールでした。
失点直後の泥臭い同点弾。写真で見たら、本当にその身を全て投げ出して、さらに全身を精一杯伸ばして、つま先に当てて押し込んでいる。決して美しいゴールじゃなかったんだけど、ものすごい執念ですよ。「最後の最後まであきらめずに頑張る」という彼の姿勢が表現されているようで、なんだか胸が熱くなったのを覚えていますね。
 でもそれが日本を救った。大袈裟に言うと、あの一撃でワールドカップの呪縛から解き放たれて、日本サッカーは救われたんです。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 実はいまだにその写真は切り抜いて手帳にスクラップしています。そのぐらい自分の中では名シーンです。なんだろうな・・・なんかこの鈴木選手の姿を見ていると、「お前は、本当に最後の最後まで、つま先まで精一杯伸ばして頑張っているのか?」と問いかけられているような気がしますもん。サッカーを超えて、いろんなメッセージを感じるプレーでした。
 なお、ワールドカップ日本人第2号となるゴールを決めた鈴木選手が、あのとき雄叫びのまま抱きつきに向かった相手は、ベンチにいる日本人初ゴールを決めた中山雅史選手でした。ゴール決めたら、いくと決めていたそうだ。なんかいい話だよね。
 ちなみに逆転ゴールを決めた稲本選手は、ベンチにいた親友・小野選手に飛びつきにいきましたが、その直前で小野選手の隣にいた秋田豊選手に先に抱き疲れてしまったというオチがあるそうです・笑。
機会があったら、イナさんにこのときの話もそれとなく聞いてみよう。
 当時の日本代表に密着したドキュメンタリー。名作です。
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オマーン戦。

 内容よりも結果が全てのワールドカップ最終予選。
オマーン代表に3-0で勝ちました。上出来の船出でしょう。
 ここでそんなにガッツリと書くつもりはないのですが、オマーンの守備は、前田選手と本田選手に起点を作らせない狙いだったんでしょうかね。
4バックの意識を含め、かなり中央に絞った対応をしていた印象でした。その分、サイドに対してはわりとルーズになっていて、ボールを持った日本は両サイドバックが高い位置を取れました。立ち上がりから右サイドを内田選手が「ウィングか?」ぐらいの位置で受けて、効果的に突いていけた。開始10分はその右サイドからジャブを放っていき、12分の先制点は、ほとんど使っていなかった左サイドを揺さぶった場面から。左での細かいパス交換から前田選手→長友選手のクロス。最後は中央で本田選手がズドンでした。ゲームの入り方もよかったですし、先手を取って試合の主導権を握る意味でも、いい時間帯での先制点でした。なにより、ワールドカップ最終予選のピッチを覆っていたプレッシャーも少し軽くなったと思います。
 その後もあまり前に出てこない、かといってベタ引きをするわけでもないオマーンを攻め立て続け、1-0で前半終了。岡崎選手のダイビングヘッドなど追加点を取れるチャンスはあったものの、決め切れませんでした。後半はもっとオマーンが捨て身で前に出てくるのかと思ったのですが、後半も日本が圧倒し、早い時間帯に前田選手と岡崎選手の得点で畳み掛けて3-0。前田選手のゴールは厳密にはオフサイドでしたし、岡崎選手がゴールが決めた後は、ワッキーがアメトーークでやって欲しいと言っていたビヨヨヨーンのパフォーマンスをやってました・笑。
 その後も攻め続け、攻めているときの後ろのリスク管理も問題なし。オマーンは、公式記録でシュートゼロですか。交代カードも、酒井選手、清武選手、細貝選手と、どちらかといえばテストモードでしたな。残念ながら、中村ケンゴ選手の出番はありませんでした。
 もちろん欲を言えば、4-0,、5-0にするチャンスもありましたが、そこはアルハブシの好セーブを褒めるべきか。しっかりとしたゲームの終わらせ方をしての勝利でした。勝たなければいけない試合をしっかり勝ったこと。しかも完勝で。うむ、上出来でしょう。
 次は8日にヨルダン戦です。
ここでもしつかり勝って勝ち点6にしてオーストラリアに乗り込みたいですな。
今日のスタメンに出ていた選手たちの本。
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣/長谷部誠

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上昇思考幸せを感じるために大切なこと/長友 佑都

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サムライDays、欧州Days/吉田 麻也

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観察眼 (角川oneテーマ21)/遠藤 保仁

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フットボールサミット 第6回 この男、天才につき。遠藤保仁のサッカー世界を読み解く/西部謙司

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準備する力 夢を実現する逆算のマネジメント/川島 永嗣

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松本育夫さんの「人の心に火をつける 」

 サッカー本ソムリエ・いしかわごうに献本をいただきました。カンゼンさん、ありがとうございます。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 鳥栖のGMとしても知られる松本育夫さんの著書です。
「人の心に火をつける ~どんな環境でも「人」を伸ばし、結果を出すチームマネジメント~ 」
「人は3日で変えられる」、「どんな環境でも人は伸びる」など松本語録多数。これから読みます。
麻生グラウンドの隣にあるお蕎麦屋・櫻屋さんは、松本育夫さんがフロンターレの監督時代からのご用達だったと聞いてます・笑。
人の心に火をつける ~どんな環境でも「人」を伸ばし、結果を出すチームマネジメント~/松本育夫

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天命―我がサッカー人生に終わりなし/松本 育夫

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尽くしてみないか、全力を―サッカーがくれた熱血意識革命/松本 育夫

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最近読んだ本:佐藤秀峰の「漫画貧乏」。

最近読んだ本。
「漫画貧乏」
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 漫画「海猿」、「ブラックジャックによろしく」などの作者で知られる佐藤秀峰さんによる著書。
漫画とお金の話、そして出版社との関係(確執)を赤裸々に明かしています。週刊連載をしている売れっ子でさえ原稿料だけでは赤字で、単行本が売れないと食えないという漫画家の現実。なかなか衝撃的な内容です。そして現在運営している「漫画 on web」までの道のりも綴っています。
 
 紙メディアの衰退が叫ばれて久しいですが、漫画も例外ではありません。
まず電車で移動していて周りの人を観察したら、漫画雑誌を読んでいる人はかなり少なくなっていることに気づきます。じゃあ、みんな何をしてるか?ケータイなんですよね。メール打ったり、ネットしたり、ゲームをしたり、ツイッターをしていたり・・・・すっかりツールが取って代わられています。
 それに伴い、漫画の読み方自体も少し変わりつつあるのかもしれません。
移動中に気軽に読むわけではない。だから雑誌に掲載しているときは読まずに、単行本になってからじっくり読む派も多くなっていますし、それこそ雑誌や単行本は漫画喫茶で済ます人も珍しくありません。そうなるとますます漫画雑誌は売れなくなる。だからといって、webや電子書籍に対応すれば、気軽に読んでもらえるかというと、それもまだまだわからないですよね。iphoneで漫画を読むことは僕もありますが、拡大できるとはいえ、やはり少し読みにくいですから。
なお本のなかでは、連載時の原稿料がいくらで・・・経費はこのぐらいかかるなどなど、かなり生々しい金額も書いてあります。告発本に近い内容といってもいいのかもしれませんね。
 人気漫画家が自身の体験を引き合いに出しながら漫画業界に対する問題提起をしている一冊・・・いろいろ考えさせられますよ。
漫画貧乏/佐藤 秀峰

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ブラックジャックによろしく 全13巻完結(モーニングKC ) [マーケットプレイス コミックセット]/佐藤 秀峰

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ブラックジャックによろしくセット (モ-ニング KC)/著者不明

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新ブラックジャックによろしく 1~最新巻(ビッグコミックススペシャル) [マーケットプレイス …/佐藤 秀峰

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