大島僚太選手の原稿、書きました。

 オフシャルホームページで大島僚太選手のピックアッププレーヤー「進撃の小さな巨人」を執筆させていただきました。
・・・・ふざけたタイトルですねぇー・笑。
 ACL・ウェススタンシドニー戦では対戦相手の面々を「笑っちゃうくらい大きい選手ばかりでしたね」と話していた大島選手。等々力での対戦では、ピッチ上にあれだけ多くの巨人がいた中で、試合を決めたのが、あの小柄な大島選手のミドルシュートだったというのが、実にサッカーって面白いなぁと思い、ふと「巨人」と掛けてみたいと思いました。
 今シーズン前半を象徴する選手だと思ってますし、彼の変化・成長がそのままチームの状態ともリンクしているのではないかと思います。「選択肢がたくさんあるからボランチが楽しい」というコメントは興味深かったですし、そこから彼自身の判断やプレーの選択肢がどう変わったのかに注目してみました。
 開幕時にはそれほど狙わなかった縦パスもガシガシ狙うようになったことで、最近は縦パス一辺倒になりつつあるので、今度はあえて横パスを使って相手との駆け引きを意識しろ、と風間監督から言われている・・・もう、なんだか物凄くレベルの高い話ですよねぇ。わずか3ヶ月間の話ですから。
 ボランチを組んでいる憲剛選手も大島選手には「もっとできるだろ?」と、高いレベルのことを厳しく要求しているようですが、それでも「俺が21歳のときの30倍は上手いよ」と笑ってました。「だって俺は21歳のときはただの大学生だったから」と言ってましたが、それにしても30倍って・笑。もっとも、冷静に考えたら、21歳でJ1リーグのチームで、それもACLに出ているチームで中盤のレギュラーとして出ているんだから、たいしたもんですよね。
 あとは、あまり世には出ていないであろう、チームでのエピソードなんかも書きました。シーズン序盤の低迷から巻き返しのターニングポイントになったオーストラリアで選手だけで行ったミーティングについても紹介しています。僕はこれがきっかけで、多摩川クラシコからの巻き返しが始まったと思ってますから。やはりベテランの経験値は大事ですね。そういったシーズン前半の検証として読んでも発見があるかと思います。
ではでは。
最近、FC東京の森重選手とのコラボ以来、すっかりおでんくんにハマってます。可愛いなぁ、おでんくん。でんでん!
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ファン感で発売!「とても気が重く、とっても大切なプロモーション」

 川崎フロンターレのファン感謝デーが来週に迫ってきました。
 そのファン感では、昨年に続き、今年も天野春果部長とワタクシ・いしかわごう編集によるショートエッセイ集を発売することになりました。去年は「いっしょおフロんた~れ」の舞台裏を明かした「クラブ名にフロがつくのはウチだけなんです」。

ファン感は14日ですが、天野部長から「ガンガン宣伝しちゃって!」とのお達しを受けているので、表紙画像も公開しますね。

 タイトルは、「とても気が重く、とっても大切なプロモーション」。
これまでのプロモーション企画の舞台裏を明かすというコンセプトは変わりないのですが、今回はシーズン後に訪れる選手との「別れ」を扱った企画の裏側について語った内容です。
 表紙にあるように昨年引退した伊藤宏樹選手についてはたっぷりと。もちろん、それ以前にもレジェンドたちとの別れがたくさんありました。

シーズン後だけではなく、前回の南アフリカ大会後には川島永嗣選手&チョン・テセ選手との別れもありましたね。泣ける一冊ですが、ちゃんと笑えるユーモアも随所に盛り込んであるので、そこはご心配なく。

今では裸になるだけでは物足りず、裸体にチェーンを巻き、鉄格子をガシャガシャ揺らしながら「うおおおーっ」と吠えるまでになっています。とか書かれています・笑。
 今回、僕のクレジットは、編集だけではなく特別寄稿の肩書きも入ってます。
天野部長からの「いしかわさんも何か書いてよ」の一言で、編集に加えて原稿を執筆させてもらいました。「ここでしか読めないものを・・・」と思い、オフィシャルホームページで掲載している「ピックアッププレイヤー」の取材裏話を書いております。
 一部300円で1000部販売です。
前作の「クラブ名にフロがつくのはウチだけなんです」は300部販売で、あっという間に完売しちゃいましたから、今回は多めに販売するみたいです。僕も手元に一冊しかなかったので、当日買おうかなと思って、ブラルと販売場所に行くと、「完売」の張り紙ですごすご帰ったという・・・みなさん、どうぞよろしくお願いします。
なお前作の「ウチフロ」同様、売上から製作費を除いた金額は、Mind-1ニッポンプロジェクト基金にすべて寄付されます。
密かにフロンターレ算数ドリルも欲しかったのですけど、今年は事前抽選なんですね・・・残念。
天野部長の本は既に一冊出ています。企画のヒントたくさん詰まってます。
僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ (単行本)/小学館

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 先週のトークイベント「将棋でフロンターレが面白くなる120分」を、あの週刊SPA!のWEB版で取り上げてもらいました!ありがとうございます。ワールドカップに向けて、日本代表のキーマンを将棋的な視点で語ってます。
W杯直前!! 日本代表のキープレーヤーを将棋で予想
「面白い!」と思った方、本にはもっと詳しく書いてますよ!
将棋でサッカーが面白くなる本―3日で理解できる将棋戦法入門/朝日新聞出版

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「将棋でフロンターレが面白くなる120分」やりました。

久々のブログ更新ですね。
 なので、今日は近況でも。
先月5月30日に、立川のスポーツ居酒屋「KITEN!」で「将棋でフロンターレが面白くなる120分」というトークイベントをさせていただきました。

おかげさまで、店内は満員御礼でした。

来たくても来れなかった人の為にトークライブの様子をUstreamでも流すことになったのですが、当日は200人近い人数が視聴してくれて店長のふくやんもビックリしてました。取材も来ていて、週刊SPA!のWEB版で記事になるとのことです。
 第1部は川崎フロンターレの取材裏話などをたっぷり1時間。
大久保嘉人選手の選出舞台裏や風間監督のチーム作り、今季前半戦でターニングポイントになったオーストラリアでのミーティングなど、ここでしか聞けないであろう話を語らせてもらいました。

 なお今回のイベントの聞き手は、等々力のスタジアムアナウンス、新体制発表やファン感の司会でもおなじみ・小森すみ恵さんにお願いしました。「川崎フロンターレは好きだけど、将棋って何?」という層がターゲットなので、ちょうど良い感じでした。小森さんとお仕事するのは初めてでしたが、楽しくトークさせてもらいました。
第2部は将棋初心者講座。
フロンターレサポーターに向けて、将棋の駒の役割やイメージを、なんと全てフロンターレの選手に置き換えて説明するという試みを行いました。こんなことをするの僕だけです・笑。

「将棋の王様は、サッカーでいうゴールキーパー。フロンターレだと西部洋平選手ですね。ただ王様は一番大事で偉い駒。権力者という意味では…伊藤宏樹さんですね!」にどかーん。ヒロキさんネタはすべり知らずなので、ありがたいです・笑。
・一応紹介すると、こんな感じで説明しました。
サッカーの選手=11人のポジションとプレースタイル
○ 王様=GK=西部選手、伊藤宏樹社員
○ 歩兵=FW=小林選手
○ 香車=SB、WG=レナト、登里選手
○ 桂馬=トップ下=大島選手、山本選手
○ 銀=ゲームメイカー=中村憲剛選手、森谷選手、金久保選手
○ 金=CB、守備的ボランチ=谷口選手、井川選手
○ 飛車=ストライカー=大久保選手
○ 角行=リベロ=ジェシ、稲本選手

説明したのは、駒の動かし方とルールぐらい。本当に将棋の初歩の初歩ですね。今回はフロンターレサポーターのための将棋超初心者講座でしたが、サッカーも将棋も、最初のとっかかりは何でも良いと思ってますから。「きっかけは何でもいいじゃないですか・・・恋愛と同じですよ!」と言って、小森さんをチラ見したら
「 (-_-)  」
・・・と、こんな表情をされましたけどね!!!
120分の予定が150分になってしまうという誤算もありましたが、なんとかやり切れてよかったです。たくさんの方が本を持参してくれて、サインもいっぱい書けました。みんな本を購入してくれてありがとーー!イベント大好評につき、店長も乗り気なので、第2回開催をぜひ期待してくださいね。
※イベントのUstreamはアーカイブも残ってますんで、興味ある方は見てくだされ。
こちらは、先輩のライター・海江田さんに「将棋でサッカーが面白くなる本」を二回にわたって取り上げてもらった記事です。
・買ったなら読め!第7回「マッチングの愉快」
買ったなら読め!第8回「将棋とサッカーの著者は語る」
おかげさまで、amazonの在庫が残り5部となってます。よろしく!
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