グラゼニの最新刊が出ました。
すでに8巻。爆発的に売れているんでしょうね。相変わらず、発売ペースが早いです。2巻ぐらいまでの「知る人ぞ知る、異色のプロ野球漫画」から、いまやすっかり人気漫画に成り上がりました。
今回は凡田よりも千太郎が中心の話です。
万年2軍キャッチャーでくすぶっていた彼が、たまたま巡ってきたチャンスを掴んで、そしてその勢いのまま、何かの壁を破ったかのように「突き抜けていく期間」を描いています。
スパイダースの監督も作中で言ってますが、トップアスリートには、こういう瞬間ってありますからね。サッカーの話になってしまいますが、昨年でいえば、フロンターレの小林悠選手がそうでした。何かのコツを掴んだかのように面白いようにゴールを量産し続けました。
もっとも才能がひしめきあうプロの世界ですから、どの選手だって一瞬だけ輝くことはよくあります。アスリートに限らず、ミュージシャンでも芸人でもそうですよね。一発、大きい花火を打ち上げる人はたくさんいます。でもそこからが難しい。コンスタントに高いアベレージを継続させていくのが、いかに大変なことか。
小林悠選手の例で言えば、彼も今年はここまでリーグ5得点と去年ほどの活躍は出きず苦しみました。監督交代による戦術の変化など、いろいろ要因はあったとは思いますが、「去年はうまく行き過ぎた」とも話していました。終盤になりまたゴールに絡むようになりましたから、きっとまた壁を破っていってくれるでしょう。
・・とまぁ、そんなことを重ねながら、読んでみても面白いかもしれませんね。
そしてキッチン味平ではユキちゃんとの恋話も再燃。
おれ、この恋の行方が気になるので、ぜひコンスタントに挟んで欲しいと思ってます・笑。
俺もサッカー漫画版の「グラゼニ」の原作でも書こうかな。
タイトルは「ピッチにはマネーが落ちている」、略して「ピチマネ」!
・・・・パクリにもほどがありますね、すいません。
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まとめ買いもおススメです。
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