最近、読んだ本。
千原ジュニアの「とはいえ、便所は宇宙である」
雑誌『週刊SPA!』で連載中の「 すなわち、便所が宇宙である」を単行本化したシリーズの第二弾です。トイレに置いてあるというネタ帳に書いてあるフレーズを紹介している。
内容自体はトーク番組でよく話しているネタを、文字で解説し直したような感じなのですが、その元ネタといいますか・・・・ジュニアの目の付け所であったり、彼がどういう物事を面白がろうとしているのか、そういう彼の発想が垣間見れるので、そういうところがわかってよかったかな。分厚いので、読み応えもあると思います。
そういう発想の部分を楽しんでもいいと思いますが、あと単純に会話などのネタも面白いんですよ。
例えば、去年、足の小指を骨折したときの話。
昔、たびたびジュニアのトークのネタに登場していた帯川さん(元マネージャー)。現在は大阪の吉本にいるらしく、新幹線の移動で新大阪に来たときサポートにきてくれたそうです。ひさびさの再開となったときの2人の会話。
「ジュニアさん、元気ですか?」
「骨折やわー」
「僕、大阪で5キロやせたんですわー」
・・・・えぇっ、もうお前の話?
新幹線発車するまで骨折の話だけでいけるで。僕の骨折の話なんて、めちゃくちゃ長持ちしますよ。ガムで言うたら「ストライド」ぐらい持つわ。
「僕、大阪で7キロ太って、5キロ痩せたんです」
「いや、結果2キロ太ってるやん!」
なに、この会話・笑。
ところどころの例えも絶妙ですね。
キャバクラで「すべらない話してよ」としつこく言われて、「もし 僕らがボクサーなら、『ちょっと私の顔面に左フック入れてよ』って言うか?」とかね。
こういうネタが盛りだくさんです。ジュニアファンは読んでみてください。
とはいえ、便所は宇宙である/千原 ジュニア
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すなわち、便所は宇宙である/千原ジュニア
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これもジュニアの視点がよくわかる本。
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チハラトークのDVD.
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