スパサカ。

月曜深夜に放送しているので、見逃しがちなTBSの「スーパーサッカー」。
その時間は寝ているので、毎週録画してあとで見ているのですが、今週の放送はなでしこジャパンをゲストに招いてのトークでした。ついに国民栄誉賞も受賞ですかー、すごいわ。
 なかなか面白かったですね。
まず帰国時、澤さんが「お寿司を食べたい」と言っていたことに着目し、近賀ゆかり選手の実家であるお寿司屋さんに行き、「なでしこイレブン寿司」を父親に作ってもらう企画を実施してました。
 2トップの安藤梢選手と川澄奈穂美選手は、スピードとキレがあるので「イカ」、澤穂希選手は寿司の王様ということで「中トロ」、岩清水梓選手は、センターバックとして守備をシメる意味で、貝の中でも王道の「赤貝」とか、趣向を凝らしていました。近賀ゆかり選手は、右サイドバックとして上下動を繰り返し、攻撃に守備に、粘って粘って戦い抜いてきたので、「納豆」でした。
鮫島彩選手は寿司ネタにサメがないので「カニ」とか、かなり強引なのもありましたけど、そこは「小さいことは気にするな!ワカチコ、ワカチコっ!」ってことでいいと思います(古いよ、ネタが)。
最後に佐々木則夫監督は、イレブンを包み込むっていうことで「かんぴょう巻」。「則夫だから、ノリで包むってことで」とか、キレ味抜群のダジャレも発揮していました。
 あと澤選手に向けて、中村憲剛選手から祝福のVTRも流れていました。
その中で「怪物だなんて言ってません!」と、ある報道を全力否定(笑)。たぶん、これかな?
憲剛も応援「沢さんは最初に会った怪物」
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20110713-804215.html
 僕が取材したときとは別の日なので、真相はわかりませんが。まぁ、小学生時代の2歳上の上級生って、ものすごく大人でもありますからね。澤選手について語るときの中村選手が、ものすごく腰が低くなっていたのも、ちょっとわかる気がします。
なお自分が取材したときは、「同じ2歳上の伊藤宏樹さんには、すごいタメ口をきいてますけどね」と律儀にオチをつけてくれてました(笑)。
澤選手の自伝「ほまれ」にも、ちゃんとケンゴ選手の話題は出てきてますよ。
ほまれ/澤 穂希

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ドイツ大会は澤の大会。

 なでしこジャパン、帰国しましたね。なでしこフィーバーですね。
この優勝、海外では「ドイツ大会は澤の大会」と表現されているとのこと。大会最優秀選手賞、ボランチでありながら、得点王を獲得。そして試合終了間際の劇的同点弾。記録も記憶も刻みましたからね。文句なしだと思います。
 ヴェルディを長く取材させてもらっていたので、澤穂希選手にも何度かインタビューしたことがあります。
 こちらの質問にはすごく的確に答えてくれるし、とにかく頭の回転が早い人だなーというのが感想でした。そして自信に満ち溢れている。ずっとトップを走り続ける人のメンタルってこういうものなんだろうなーと思ったし、男子のフットボーラーとはまた違った印象を受けたことを覚えております。
 あとベテランといわれる年齢になったからこそ、「最近、サッカーが楽しくなってきたんですよ」とも言っていました。若いときとは違ってプレーの選択肢が増えて、パスの質、リズムを変える工夫など、頭を使うプレーが楽しいと。そういうサッカー観の変化が興味深かったですね。
「もし、サッカー選手になっていなかったら?」という話題の時には、「弁護士かな」とも言っていました。資格を取るのが好きだそうです。似合ってそうですね。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 これは、マイ手帳のサインコーナーにある澤選手のサインです。
さて、仕事に戻ろう。... 記事を読む

日本がワールドカップで優勝した日。

$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
ワールドカップトロフィーを掲げる澤穂希.
いやはや、朝からしびれました。ワールドカップで優勝すると、こういう気持ちになるんですね。はー。こんな光景、キャプテン翼の世界ですよ。いや、キャプテン翼よりも先に実現してしまうんだもんな。
この日の試合展開もそうですが、現実は漫画よりもドラマティックで、エキサイティングで、スリリングで・・・あとはなんだ?うん、わかんないけど、最後まで絶対にあきらめない気持ちとか、夢を叶えるチカラとか、そういうのも全部ひっくるめて、見ている人の心に響く戦いぶりでした。あの「最後まで絶対にあきらない気持ち」っていうのは、彼女たちの才能ですよね。本当にすばらしい。
 一応サッカーライターのはしくれなので、試合を少し冷静に振り返ってみます。
前半は無失点で済んでいるのが不思議なぐらい防戦一方でした。アメリカが高いラインで激しいプレッシングを敢行。澤のところをかなりケアされていて、後ろからのビルドアップもままならなくて、奪ったボールを縦に入れても、すぐに取られて逆に相手の速いカウンターを受け続ける悪循環。アメリカのプラン通りのサッカーをされていたと思います。ただ守備を崩されながらも、最後の局面で必死に身体を寄せて守っていた。相手のシュート精度にも助けられてましたけど、あの立ち上がりに一本でも決められていたら、0-2、0-3となっていた可能性もあったと思ったぐらい。本当に心臓の悪い前半だった。
 後半も劣勢は変わらず。ワンバックとの空中戦はよく抑えていたのですが、カウンターからモーガンのスピードにやられて失点。それでもサイド攻撃から打開して、最後は逆サイドから中に走りこんでいた宮間が、クリアボールのこぼれ球を拾ってゴール。「なんでそこにいるの?」という「そこにタニ」、「そこに悠」に次ぎぐ、「そこにあや」でしたな。
 延長戦前半に、警戒していたワンバックにヘディングを叩き込まれたときは、さすがにダメかと思ったがそこから追いつくんだもんな。CKから決めた澤穂希の魂のダイビングシュートもミラクルでしたけど、それよりも評価したいのは、そのCKを取ったプレーですよ。澤のロングパスに反応していた右サイドバックの近賀ゆかりですからね。延長後半のあの時間帯にサイドバックがゴール前に攻撃参加しているんだから、恐れ入りますよ。彼女の攻撃参加が奇跡的な同点劇を呼び込んだのだから、あのプレーはもっともっと評価すべきですよ。
 PK戦は、1本目で勝負が決まったんじゃないかな。
まずGK海堀がアメリカの1本目を足で止める。ただこういうときって失敗が連鎖するというか、日本も決まらない流れが生まれがちなんですよね、PK戦も場合。でも宮間の落ち着きが半端ない。小刻みにステップワークするアメリカGKのソロの動きを冷静に見極めて、逆をついて成功。
 最後のキッカーになった4人目の熊谷の「決めたらたぶん勝ちだと思ったけど、確信はなかった。みんなが喜ぶ姿を見ていて、喜んだ」っていうコメントにも爆笑。だって、「決めたらワールドカップで優勝」というシチュエーションでのPKですよ。世界中のサッカー選手でも感じたことのない大プレッシャーなのに、あんまり気づいてなかったっていうね。天然かっ。
 はー、ワールドカップで優勝してしまうんだもんな。
岡田武史前監督は、日本代表のワールドカップベスト4を掲げて臨みました。あのベスト4宣言も、もともとは「韓国代表だって(日韓大会で)ベスト4まで行ったんだから、俺たちだっていける」というのがきっかけでベスト4を目指したと記憶しています。でもさ、なでしこが優勝したんだから、男子だって「ワールドカップ優勝を目指す」と口にしたっていいと思う。無理だよ、じゃなくて男子もやったろうじゃん、てなっていこうよ。そういう意味でも、本当にいろんなメッセージのこもった優勝だったと思うわ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
今日のエルゴラ、フロンターレが表紙だったんだけど、すっかりかすんでしまったぜ(笑)。まっ、ワールドカップで優勝したんなら仕方がないよね。
本当におめでとう、なでしこジャパン。... 記事を読む

等々力取材。

昨日は等々力で川崎フロンターレ対アビスパ福岡を取材。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 ドラえもんも応援に駆けつけてました。
フロンパークでは子供との撮影会がありました。いいなぁー。試合前はのび太くんが始球式をしたし、スタンドに長さ約40メートルの大型ドラえもんフラッグが登場しましたからね。もともとは、9月3日に「藤子・F・不二雄ミュージアム」が川崎市にオープンするので、それでコラボできたみたいですが。。。。なんといっても「あの」ドラえもんですからね。実現にこぎつけるまでは、相当大変だったみたいです。
 スカパー!の中継打ち合わせでは、秋田豊さんが解説でした。
秋田さんとはまだ2度目の面識なのですが、相馬さんがフロンターレでやっている戦術のことをわりと僕に聞いてくるんですよ。「こういうやり方だけど、練習ではどうなの?」とかなどなど。僕ごときでは日々の練習と取材で得た知識の範囲でしか話せないのですが、元日本代表・秋田豊さんとサッカー談義(議論?)させていただけると、非常に勉強になります。試合後の監督フラッシュインタビューを見ていたら、相馬さんにガツガツ突っこんでいてちょっと面白かったです。
 試合は最下位・福岡に辛勝。
収穫と課題の両方のポイントがあった試合だったと思いますし、福岡のプランにうまくやられたところもありました、そのへんのあれこれは、エルゴラに書きましたんで、そちらを買って読んでくださいということで(休刊日ゆえ火曜発売なのでご注意を!!)。
 ただ正直、後半、3-0になった時点で等々力は「フロンターレがあと何点取るのか?」という空気になっていたと思いますね。だって6月には大宮戦の5-0ってのがありましたから。そしたら岡本選手に見事な2発を見舞われ、残り15分でまさかの3-2。終盤は、フロンターレも暑さで足が止まり、福岡のパワープレー攻撃にバッタバタ。終了直前にはエリア内で實藤選手がハンドを取られてもおかしくない場面もありました。フロンターレとしてはラッキーな判定でしたが、よくよく考えたら、先週のマリノス戦のロスタイムではこちらがエリア内での相手のハンドを見逃されるアンラッキーな判定がありましたからね。まぁ、そんなもんです。
ナイターゲームだったので、取材を終えて自宅に帰るとだいたい日付が変わってます。土曜だったんで、フット×ブレインが放送してました。ゲストは、情熱大陸にも出てたブックディレクターの幅さんでした。サッカーマニなんすね。例によって、本棚を作成。いいチョイスしてたわ。
 もう一度、冷静に見直して原稿を書こうと、試合映像を分析していたのですが、そしたらすっかり朝方に・・・・そりゃ、なでしこジャパン見るでしょ。いやはや・・・大興奮でしたわ。。敵地で3連覇を目指すチャンピオンに勝つなんて、日本サッカー史上ナンバーワンのジャイアントキリングでしょ?
 もう言葉にならない・・・試合中はツイッターでもつぶやいてましたが、最初は山王工業に挑む湘北の気分でしたわ。でも善戦じゃ終わらなくて、本当に我慢強く戦って、延長に入って丸山のゴールでついに先制。延長後半の地元の大声援も「こんな応援聞こえんわー!」と湘北ベンチメンバーの気分だったもんな。本当にすごかったわ。震えたし、しびれたし、吠えたわ。
あの歴史が変わった瞬間の感覚は、朝起きてニュースで結果を知ったり、録画で見ても味わえないわ。MOMは澤穂希選手ですね。自分が採点していたら、たぶん8.5点か9.0点クラスだと思う・・・勝利の価値といい、それぐらいの試合だったからね。というか、そういう点数はこういう試合じゃないとつかられないですから。
 うーん、本当にいいものをみせてもらった。なんか最近、サッカーで感動し過ぎだわ、おれ。... 記事を読む