ジュニーニョの送別会。

昨日の夜は、等々力でジュニーニョの送別会がありました。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 取材してきたので、ざっと振り返りでも。
 天気はあいにくの雨でした。しかもすごく寒かったー。
それでも3286人もの方が、わざわざ等々力に足を運んでくれました。平日ナイター。行きたくても行けなかった方も多かったと思います。試合でもないのに、1人の選手のためだけに、これだけの人数が足を運ぶなんてすごいです。
 実際、開始20分ぐらい前の等々力グラウンド行きの路線バスはすごく混んでいました。帰宅途中と思われる方たちからは、「サッカーがあるわけでもないのに、なんでこんなにバスが混んでるのかねぇ?」と不思議がる声が漏れていましたよ。「サッカーなんだよ」と心の中でほくそ笑んでしまいましたけどね。
最初はオーロラビジョンに、ジュニーニョの歴史を振り返る映像が流れました。BGMとして流れてきたのは、平原綾香の「おひさま~大切なあなたへ」。川崎の太陽にふさわしい選曲ですね。
 ジュニーニョ登場後はこもりさんによるプロフィール読み。
「麻生に行けば、いつも笑顔で迎えてくれました。そしていつも合流が遅れて、ヒヤヒヤさせてくれましたね」にサポーターもほっこり。最後は、言葉に詰まりながらも自分の言葉で挨拶していました。
 そうそう、歴代監督やチームメートからのビデオメッセージも流れたんですよ。
ただ「たくさんのゴールを決めてくれた。でもかなりの数のチャンスもはずしていた。決めていたら、僕のときに(J1へ)上がれたはず」(石崎監督)、「ピッチ外のところでは、コントロールに苦労したけど」(関塚監督)、「たまに規律乱して困らせたけど」(伊藤選手)と、彼のやんちゃぶりに対してチクリの一言もあってウケました。
 その後は、ジュニーニョとのふれあいの時間。
当然ながら、ものすごい行列になっていましたが、1時間半ぐらいかけてサポーター全員としっかり握手をしてお別れしました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
そして最後に、等々力ラストシュート。
ゴンさん(中山通訳)がGKとなり、ドリブルからしっかりとゴールを決めました。いつものように天を指差すパフォーマンスをすると、このときはピッチにサポーターがジュニーニョを祝福しにきました。ジュニーニョがGゾーンのサポーターに駆け寄るのではなくて、サポーターがジュニーニョのもとに駆け寄ってく・・・なんか不思議な光景でしたね。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
その後、サポーターからは優勝カップを掲げているジュニーニョのゲートフラッグがプレゼントされました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
ここからは先は・・・あのとき等々力に居合わせた人たちだけの想い出にしましょうか。ここでは書きません。
 送別会終了後は、最後の囲み取材。
ゴンさん相手に決めた等々力ラストゴールを振り返って「とても難しいゴールでした。等々力のサポーターが後押ししてくれた。本当に素晴らしいキーパーでしたから」と、公式戦後さながらの真顔でコメントしてくれてウケました。
 フロンターレとはお別れとなりましたが、現役は続ける気満々です。すでにオファーもいくつかあるようですから、ユニフォームを脱ぐという心配は要らないでしょう。
「ボールは前に転がっていくものなんだ」
自分の人生が続いていくことを、そんな独特な表現で言っていたのが印象的でした。
 なお先週の最終節(磐田戦)と、この送別会を含めたジュニーニョの原稿は、エルゴラ金曜号に書かせてもらう予定ですので、読んでもらえるとうれしいです。
ではでは。
送別会で流れていた平原綾香さんの曲はこちら。
おひさま~大切なあなたへ/平原綾香

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ジュニーニョ・ラストダンス。

 ジュニーニョのラストダンスについても。
前半は一方的に押し込まれていたので、持ち味を出す機会はありませんでしたが、後半にすべてを出し切っていました。
 まずはCKのこぼれ球をしっかりとプッシュしてゴール。
その瞬間、ジュニーニョはユニフォームを脱いで、そのままフロンターレサポーターのいるゴール裏に投げ入れました。記者席でも「おおっ!ユニフォーム投げた!!」と盛り上がりましたよ。
さすがと思ったのは、そのときのゴンさん(中山通訳)との連係プレー。ゴンさんが待ってましたとばかりに替えのユニフォームを手に持って、ベンチに走ってくるジュニーニョに渡していました・笑。あっ、もちろんユニフォームを脱いだので、イエローカードを受けてます。審判にも謝ったみたいです。
 その後、強烈な地を這う弾道のミドルシュートもありました。
記者席からの視点だと、ちょうど一直線にゴールに吸い込まれるような軌跡で「入った!」と思ったのですが、惜しくもポストに弾かれました。あれが決まっていれば・・・なお試合後、「2点目を取っていたら、また投げていたの?」という問いかけには、「退場はしたくなかったですし(笑)、1枚しかシャツがないので、1回しか投げるつもりはありませんでした」とコメントしてましたね。
 試合終了後は、ケンゴ選手と肩を組んでベンチに下がっていく姿が印象的でした。
「今年、彼はチームのキャプテンではなかったが、『お前がチームの中心だ』ということを伝えた」とのことでした。
天皇杯も続くので、頑張って欲しいとチームにエールも送ってました。国内、国外からいくつかオファーがあるようなので、現役を続けてくれると
思います。
 ジュニーニョのお別れ会は、6日火曜日に等々力競技場で行われます。
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ヒロキさんの答え。

 今日も麻生取材に。
昨日とはうって変わって、泣きそうなぐらい寒かったですね。まぁ、もう12月なんだから、この寒さにも納得しなければならないんですが。
 練習後、今日は伊藤宏樹選手に、ジュニーニョのことを聞いてみました。
「ジュニーニョとプレーをするのもこれが最後ですからね」と、さすがにちょっと感慨深げでしたね。
 大学卒業後、2001年にフロンターレに入ったヒロキさんは、03年に移籍してきたジュニーニョよりも古株の選手。それでいて伊藤選手もまだ第一線で戦っているわけから、試合中、相手ゴールに迫っていくジュニーニョの背中を、フロンターレの最終ラインから一番多く見ていたディフェンダーなわけです。
「これだけチームが成長できたのは、ジュニーニョのおかげだと思っている。サッカーの可能性を見させてもらった」と川崎の太陽が加入してからのクラブの成長を、その実感を込めて話してくれました。
 あとおまけとして、個人的に聞いてみたいことがひとつありました。
それは「もしジュニーニョというフォワードと公式戦のガチンコでマッチアップしていたら、どう押さえようとするのか」ということ。ジュニーニョとはずっとチームメートなので、公式戦での対戦がありませんからね。
 長年ジュニーニョのゴールハンターぶりを見てきた伊藤宏樹というひとりのディフェンダーが、相手だったらどう押さえようとするのか。その答えが聞いてみたかったのです。
 意外と、ヒロキさんは即答でした。
 「走り出したら、ついていけないですからね・・・削るしかないと思う(笑)」
・・・あはは。削るしかないって、あなた。でも本音すぎる回答、どうもありがとうございました・笑。(※ちなみに伊藤宏樹選手は、クリーンな守備に定評があるディフェンダーです)
それでは。... 記事を読む

川崎の太陽が託したもの。

今日は朝から麻生グラウンドへ。
平日にもかかわらず、たくさんのサポーターが練習見学に訪れていました。実はサポーターの働きかけで、ジュニーニョに気持ちを伝えるためにみんなが集まったのです。練習場には、彼に向けたメッセージの書かれた弾幕も張られていました。
 ただ残念ながら、今日のジュニーニョは室内調整のみ。グラウンドに姿を現すことはありませんでした。なので、みなさんクラブハウスの前でジュニーニョを出待ち。かなりの行列になってましたが、帰るときはサインや写真撮影に丁寧に応じていました。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
そしてサポーターのお願いを受けて、メッセージの書かれた弾幕にもちゃんとサイン。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
ジュニーニョはサインに「スマイルマーク」も書いているんですよね。かわいいです。
 以前、エルゴラの小林悠選手インタビューで、こんなエピソードを紹介したことがあります。
 それは、今年から(背番号が11と10なので)ロッカールームが隣同士になったジュニーニョから、小林選手が『俺のことを良く見ろ。練習中も、自分の近い場所にいてプレーを見ておけ』と言われたという話です。
 師弟関係とまではいかないと思いますが、この言葉をきっかけに小林選手がジュニーニョのプレーを観察し始めたそうです。そしてその結果、今季の彼がどんな活躍をしたのかは、いまさら説明するまでもありませんよね。
 だったら、退団が決まったジュニーニョが小林選手だけに託したものもあったんじゃないだろうか。
 今日の練習後、そんな疑問を小林選手に聞いてみました。
 すると彼はうなづいて、こう明かしてくれたんです。
「チームが苦しいときにゴールを決めるストライカーになれ、と言われました」
・・・・ひさびさに、しびれましたね。
だって、ジュニーニョしか言えないですよ、この言葉は。
はぁー。かっこよすぎるでしょ、川崎の太陽。
ホントまぶしすぎるでしょ(太陽だけに)。
週末のリーグ最終節磐田戦。
アウェイですが応援に行き、川崎の太陽の勇姿をしっかり目に焼き付けましょう。
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