ジュニーニョ・ラストダンス。

 ジュニーニョのラストダンスについても。
前半は一方的に押し込まれていたので、持ち味を出す機会はありませんでしたが、後半にすべてを出し切っていました。
 まずはCKのこぼれ球をしっかりとプッシュしてゴール。
その瞬間、ジュニーニョはユニフォームを脱いで、そのままフロンターレサポーターのいるゴール裏に投げ入れました。記者席でも「おおっ!ユニフォーム投げた!!」と盛り上がりましたよ。
さすがと思ったのは、そのときのゴンさん(中山通訳)との連係プレー。ゴンさんが待ってましたとばかりに替えのユニフォームを手に持って、ベンチに走ってくるジュニーニョに渡していました・笑。あっ、もちろんユニフォームを脱いだので、イエローカードを受けてます。審判にも謝ったみたいです。
 その後、強烈な地を這う弾道のミドルシュートもありました。
記者席からの視点だと、ちょうど一直線にゴールに吸い込まれるような軌跡で「入った!」と思ったのですが、惜しくもポストに弾かれました。あれが決まっていれば・・・なお試合後、「2点目を取っていたら、また投げていたの?」という問いかけには、「退場はしたくなかったですし(笑)、1枚しかシャツがないので、1回しか投げるつもりはありませんでした」とコメントしてましたね。
 試合終了後は、ケンゴ選手と肩を組んでベンチに下がっていく姿が印象的でした。
「今年、彼はチームのキャプテンではなかったが、『お前がチームの中心だ』ということを伝えた」とのことでした。
天皇杯も続くので、頑張って欲しいとチームにエールも送ってました。国内、国外からいくつかオファーがあるようなので、現役を続けてくれると
思います。
 ジュニーニョのお別れ会は、6日火曜日に等々力競技場で行われます。
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ヒロキさんの答え。

 今日も麻生取材に。
昨日とはうって変わって、泣きそうなぐらい寒かったですね。まぁ、もう12月なんだから、この寒さにも納得しなければならないんですが。
 練習後、今日は伊藤宏樹選手に、ジュニーニョのことを聞いてみました。
「ジュニーニョとプレーをするのもこれが最後ですからね」と、さすがにちょっと感慨深げでしたね。
 大学卒業後、2001年にフロンターレに入ったヒロキさんは、03年に移籍してきたジュニーニョよりも古株の選手。それでいて伊藤選手もまだ第一線で戦っているわけから、試合中、相手ゴールに迫っていくジュニーニョの背中を、フロンターレの最終ラインから一番多く見ていたディフェンダーなわけです。
「これだけチームが成長できたのは、ジュニーニョのおかげだと思っている。サッカーの可能性を見させてもらった」と川崎の太陽が加入してからのクラブの成長を、その実感を込めて話してくれました。
 あとおまけとして、個人的に聞いてみたいことがひとつありました。
それは「もしジュニーニョというフォワードと公式戦のガチンコでマッチアップしていたら、どう押さえようとするのか」ということ。ジュニーニョとはずっとチームメートなので、公式戦での対戦がありませんからね。
 長年ジュニーニョのゴールハンターぶりを見てきた伊藤宏樹というひとりのディフェンダーが、相手だったらどう押さえようとするのか。その答えが聞いてみたかったのです。
 意外と、ヒロキさんは即答でした。
 「走り出したら、ついていけないですからね・・・削るしかないと思う(笑)」
・・・あはは。削るしかないって、あなた。でも本音すぎる回答、どうもありがとうございました・笑。(※ちなみに伊藤宏樹選手は、クリーンな守備に定評があるディフェンダーです)
それでは。... 記事を読む

川崎の太陽が託したもの。

今日は朝から麻生グラウンドへ。
平日にもかかわらず、たくさんのサポーターが練習見学に訪れていました。実はサポーターの働きかけで、ジュニーニョに気持ちを伝えるためにみんなが集まったのです。練習場には、彼に向けたメッセージの書かれた弾幕も張られていました。
 ただ残念ながら、今日のジュニーニョは室内調整のみ。グラウンドに姿を現すことはありませんでした。なので、みなさんクラブハウスの前でジュニーニョを出待ち。かなりの行列になってましたが、帰るときはサインや写真撮影に丁寧に応じていました。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
そしてサポーターのお願いを受けて、メッセージの書かれた弾幕にもちゃんとサイン。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
ジュニーニョはサインに「スマイルマーク」も書いているんですよね。かわいいです。
 以前、エルゴラの小林悠選手インタビューで、こんなエピソードを紹介したことがあります。
 それは、今年から(背番号が11と10なので)ロッカールームが隣同士になったジュニーニョから、小林選手が『俺のことを良く見ろ。練習中も、自分の近い場所にいてプレーを見ておけ』と言われたという話です。
 師弟関係とまではいかないと思いますが、この言葉をきっかけに小林選手がジュニーニョのプレーを観察し始めたそうです。そしてその結果、今季の彼がどんな活躍をしたのかは、いまさら説明するまでもありませんよね。
 だったら、退団が決まったジュニーニョが小林選手だけに託したものもあったんじゃないだろうか。
 今日の練習後、そんな疑問を小林選手に聞いてみました。
 すると彼はうなづいて、こう明かしてくれたんです。
「チームが苦しいときにゴールを決めるストライカーになれ、と言われました」
・・・・ひさびさに、しびれましたね。
だって、ジュニーニョしか言えないですよ、この言葉は。
はぁー。かっこよすぎるでしょ、川崎の太陽。
ホントまぶしすぎるでしょ(太陽だけに)。
週末のリーグ最終節磐田戦。
アウェイですが応援に行き、川崎の太陽の勇姿をしっかり目に焼き付けましょう。
ジュニーニョのゴールも収録されている、フロンターレのシーズンDVDはこちら。
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ジュニーニョの契約満了を発表。

週末はホーム最終戦となるクラブが多いこともあって、徐々に来季の去就が発表され始めていますね。
 
 フロンターレは、ジュニーニョの契約満了を発表しました。
天皇杯には残らず帰国するとのことなので、明日のマリノス戦がフロンターレのジュニーニョとしての等々力ラストプレーになりました。クラブにとっては「助っ人外国人」という枠を超えた、偉大な功労者です。まだあまり実感はわきませんが、ひとつの時代が終わっていくのだな、というさびしさはありますね。
 麻生でのジュニーニョは、自分の車を選手やスタッフが止める駐車場のスペースではなく、クラブハウスの入り口付近に駐車しているんですよ。そんな「特等席」に駐車しちゃうのは、そしてそれが許されているのは彼だけですよ・笑。
 幾度となく取材もさせてもらいましたが、個人的には09年のナビスコカップ決勝戦に向けたインタビューは印象的でした。
 届きそうで届かない、タイトル獲得という願い。03年からフロンターレでプレーしているだけに、決勝戦を控えてその思いも特別なのでは?と聞くと、彼はこんな風に話してくれました。
「そうだな、例えていうなら、自分の喉からここ(胸元)でずーっと何かが止まっているようなイメージなんだ。誰かがポンと叩けいてくれれば、すぐに吐き出せそうだよ(笑)。それがタイトルなんだ。もちろん自分だけではないと思う。サポーターもみんなが早く吐きだしたい。のどに詰まっている状態なんじゃないかな」
 愚問だともわかりつつ、タイトルを取りたい気持ちの源には何があるのかもこのとき聞いてみました、クラブのため、サポーターのため、家族のため、あるいは、川崎市のため、それとも自分のため・・・彼の中ではどういう思いが強いのか。
 「すべてだ。もう、本当にこのクラブに関わるすべての人たちのためにタイトルが取りたいんだ」と即答でした。「用具係であったり、洗たくをしてくれている人、グラウンドキーパー、強化に関わっている人、フロントの人たち、自分たちがグラウンドでプレーできることに協力してくれている人がたくさんいるから、彼らのためにタイトルを取りたい。もちろん、試合や練習に来てくれるサポーターもそう。他にも目に見えないところでも支えてくれている人がこのクラブにはたくさんいるし、自分たちに力を与えてくれている。そういうひとたちのために取りたいんだ」
 今季はリーグ戦、ナビスコともにタイトル争いに絡むことはできませんでした。
その意味で、まだ悔いは残っているので天皇杯まで残って欲しかったですが、本人の希望もあるようなので、そこは仕方がありません。明日の神奈川ダービーのピッチには、いろいろな思いが表現されることでしょう。
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